ラベル investment の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル investment の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026/06/16

祭りの時間







6月13日、兜町で、日本テクニカルアナリスト協会(NTAA)の定時総会が開催された。

私は、午前中、別件があり、昼過ぎに日本橋に到着。
開始まで時間があったので、東京証券取引所の近くを散歩した。

どこかから、威勢のいい声が聞こえる。
祭り(?)のかけ声だ。

しばらくすると、ビルの間の狭い道から、神輿の一団が現れた。

ずいぶん、派手だな、、、何祭りだろう?

調べてみると、「山王祭」という有名な祭りだった。

「山王祭(さんのうまつり)は、 東京都千代田区にある日枝神社で開催される祭り。正式名称は「日枝神社大祭」。神田祭とともに天下祭の一つとされ、これに深川祭を加え江戸三大祭の一つともされている。現在隔年の6月中旬を中心に本祭が行われるが、明治以前は旧暦の6月15日に行われていた。」

ビルの陰に鳥居が見える。
私は、道路を横切り、神輿の出てきた道の奥へ。
立派な石碑には「摂社日枝神社」とある。

日枝神社といえば、赤坂の方にあるが、摂社とは系列の神社という意味合いのようだ。
山王祭りは、今後、摂社のある日本橋から、赤坂の方へ移動し、あと数日、続くという。

その後、私は、路地を歩き、日本テクニカルアナリスト協会(NTAA)本部へ。
株式市場もお祭り状態だが、上昇相場は、まだまだ続くのだろうか。

2026/05/31

今年の東証ペンクラブ会報誌「Pen2026」への寄稿記事について




今年も、「Pen2026」が発行され、私の手元に届いた。
「Pen」は、毎年5月に発刊される東証ペンクラブの由緒ある会報誌である。

100ページほどの薄い本だが、私が原稿を書き始めたのは正月、締切りは1月末、校正を終えたのが2月末だった。
かれこれ、本になるまで5ヶ月ほど、かかったことになる。
1冊の本を作り上げるのは、実に大変なことなのだ。

関係者のみなさまには、心より感謝を申し上げたい。




そして、私の寄稿記事がここに載っているのも、結構、大変なことのように思える。

ここで、東証ペンクラブを簡単に紹介しておこう。
規約には、その会員資格について、こう書かれている。

「文筆に親しむ金融証券人および本会の事業に協力される文化人をもって会員とし~」

執筆陣を見ると、金融業界の大御所たちばかり(汗)、、、
金融系のお役所、証券取引所、銀行、証券などの理事長、会長、代表取締役、取締役あるいはその元職の方たちが多いようだ。
その肩書は、名誉〇〇なども散見される。





早速、なかみを読んでみると、やはり、絶好調の日本株の話題で持ちきりだった。

超強気の日経平均10万円説があった。
しかも、10万円到達まで、そんなに時間はかからないだろう、と書かれているではないか!
いくつか慎重論もあったが、楽観的意見が圧倒的多数だった。

なお、今年の私の寄稿記事は、「個人投資家の終活ことはじめ~株式や投信の終活~」であり、相場予測は出していない。
まあ、しかし、これだけの大御所たちが上がると言っていれば、間違いないでしょう♪





いや、待てよ!?(*'ω'*)

私が原稿を書き始めたのは正月、締切りは1月末、校正を終えたのが2月末だった。
かれこれ、本になるまで5ヶ月ほど、かかったことになるわけだが。

ということは・・・3月から始まったイランでの戦争、ホルムズ海峡の閉鎖、原油暴騰といった株式市場を揺るがす大問題は、会報誌の大御所たちの予測には、含まれていないことになる。

2026/04/09

私の書いたことが本になるなんて(4)



私のeラーニング講座「テクニカル分析初級コース」がリリースされた。
出版元は、シグマベイスキャピタル株式会社である。

シグマベイスキャピタル株式会社とは、「日本で唯一の「実践金融理論専門教育機関」シグマインベストメントスクールを運営。官公庁、金融機関をはじめ、監査法人や事業法人など300社を超える皆様にご愛顧いただいております」(同社Twitterより)

ということで、ここは、法人向けに金融実務の書籍や講座を制作販売しているのだが、上記写真は、3月にシグマ社から送られてきた教科書の見本、つまり、著者献本の実物である。

本書は、主に金融機関や投資関連会社などの企業研修に使われるものだ。
しかし、難解な内容ではなく、基礎から学べるテクニカル分析の入門書である。
このブログの一般読者でも、この分野に興味がある人には、おすすめできる。


(2026年4月のシグマベイスキャピタル株式会社トップページより)


ただ、正直、マニアックな分野なので、投資に興味のある人、投資をしている人の全てにおすすめできるわけではない。
事前に案内をよく見ていただき、面白そうだ、実は勉強してみたかった、と思う人に買っていただければと思う。

③私は、去年4月、「テクニカル分析中級コース」をリリースしているが、これとのセット受講が、最もおすすめである。


🐶この講座の教科書と講義は、全て私が担当しております。
講義動画を視聴すると、あんみつ先生が喋ります(*'ω'*)///
どうぞ、よろしくお願いいたします。





最後に、制作秘話というほどではないが、少し書きとめておこう。

原稿は、去年秋から書き進め、12月に完成した。
年明けから編集と校正をして、2月、都内のスタジオで、講義動画の収録を2回に分けて行った。
中級講座は、約5時間半の動画を1日で一気に撮影したのだが、体力的にも精神的にも、かなりキツかったので、2回に分けた。

カメラマンからは、2日目の撮影のときも、1日目と同じ服を着て来るようにと念を押された。
私は、もちろん、2日目も同じ服で撮影にのぞんでいる。
が、私は芸能人でもアナウンサーでもないのである。
家で自分でセットすれば、1日目と2日目の髪型が異なってしまう。

そのため、受講生は、このブログを読まなければ気にならないだろうが・・・同じ服でも、髪型がかなりテキトーになっているところからが、2日目の私です(*'ω'*)!!


2026/04/08

AFPでもCFPでもなく、KFP?(汗)



去年オープンしたばかりのバンクパークヨコハマ。
この建物は、かつて第一銀行横浜支店だったが、最近のリノベーションで、市の文化施設となった。

先日、ここでビジネスマッチングイベントがあった。
私は、午前中に家を出て、途中、都内で用事を済ませ、東海道線で横浜方面へ。
バンクパークヨコハマは桜木町駅から徒歩5分。
しかし、地図をよく見ると、最寄り駅は馬車道駅で、横浜市役所の隣だった。




交流会の開始は6時30分。
私は、桜木町駅に5時前に着いたので、1時間以上、駅前のカフェで過ごした。
10分前に会場の入口に到着。
外は海風が吹き、かなり寒かったが、まもなく、中に入れるようになった。

館内に足を踏み入れると、馬の置き物が私たちを出迎えた。
「神馬」と書いてあるが、入口の右手に花屋があり、そこの飾り物のようだ。
今夜は貸し切りのため、花屋は、すみに移動させられたようだ。




少したつと、100人以上の人が集まり、会場内が騒がしくなった。
司会者の話をよそに、あちこちで名刺交換が行われ、私も誰かに話しかけてみることにした。

私が最初に話しかけたのは、紺色の服を着た物静かな中年女性。
名刺交換をすると、猫カフェの店主だった。

猫カフェねえ、、、最近、よく見かけるが、ブームとはいえ、猫カフェの経営者は、儲かるのだろうか(*'ω'*)

メイドの女の子だと高い人件費がかかるし、経営者は人材管理がめんどうだ。
しかし、猫であれば、にゃあと鳴くだけだし、メイドより安上がりだろう。
猫カフェって、案外、儲かるのかもしれない。

ただ、私は犬好きなので、彼女とのビジネスマッチングは難しいと判断した。




次に挨拶をしたのは、先ほどとは全く逆の、超派手な身なりの中年男性。
彼は熱心に、あちこちで名刺交換をしていたが、右手には、すでに100枚ほどの名刺の束を握りしめている。
名刺交換をしたら、なんと、遺品整理屋だった。

遺品整理屋ねえ、、、終活の先生の私と近い商売じゃないか。
今度こそ、マッチングできそうか(*'ω'*)?

しかし、会社の場所を聞いたら関西が拠点だという。
関西では、マッチングのメリットがあまりないので、少し話して別れた。




続いて名刺交換をした相手は、黒縁の眼鏡をかけた若い女性。
名刺交換をすると、ファイナンシャルプランナー(FP)だった。
彼女は、職業柄、私の投資と終活の話題に興味津々であったが、私は彼女に、ちょっとしたクイズを出してみることにした。

「もしかすると、ファイナンシャルプランナー(FP)ならご存知かもしれません。KFPって、何の略か分かります?」
「KFP?」
「そう。KFPです」(*'ω'*)
「AFPでもCFPでもなく、KFP?(汗) いや、分かりません。KFPとは何でしょう?」
「答えは、金融財政事情研究会のFP向け専門誌、きんざいファイナンシャルプランの略です」
「あら、そうなんですね。その雑誌、FP業界では、わりと有名ですよね。今は、雑誌をほとんど読まなくなったので、忘れてましたが、銀行にいた時は、たまに読んでました」
「自己PRで恐縮ですが、実は、KFPの3月号と4月号に、私の投資に関する記事が載っているんです。もしよかったら、あとでチェックしてみてください」
「あら、そうなんですね。分かりました。あとで見てみます♪」








私の書いた記事が、ファイナンシャルプランナー向けの専門誌「月刊KINZAI  Financial  Plan  2026年3月号~4月号」(一般社団法人金融財政事情研究会)に掲載された。
記事の内容は、ケーススタディ「金融資産運用におけるテクニカル分析入門(上)(下)」である。

みなさま、どうぞ、よろしくお願いいたします。

2026/03/14

日本経済に値上げの第二波がやって来る?



去年から、いろいろな用事で水戸に行くことが増えている。
JR水戸駅は、改札を出ると、左手が南口、右手が北口である。
どちらにも、水戸エクセル(駅ビル)がある。

まず、水戸駅北口。
水戸黄門の像がシンボルである。
観光名所の弘道館がある。
商店街、金融機関、裁判所、税務署などがある、古い町なみである。

これに対し、南口側は新興住宅地である。
かなり昔、こちらは栄えていなかった、ほとんど何もなかったと聞いている。
しかし、いまは、北口より栄えているように見える。





南口の目印は、ビックカメラである。
私のお気に入りのSAZAコーヒーも南口の出口にある。
また、10~15分ほど歩くと、水戸市役所、千波湖、茨城県立美術館などがある。

この日、私は、茨城県庁に用事があり、南口を出た。
実は、茨城県庁は、南口バスターミナルから、バスで20分もかかる、笠原町という郊外にあるのだ。
バス待ちをしているとき、誰かが話していたが、茨城県庁は、47都道府県庁の中で、最寄り駅から一番遠いことで有名だという。

早速、私は、Googleのジェミニで調べてみた。
すると、最寄り駅は、水戸駅または赤塚駅で、駅からの距離は約6kmもあるというのだ。

「石川県庁(金沢駅から約3.3km)や、岐阜県庁(西岐阜駅から約3.2km)も駅から遠いことで知られていますが、茨城県庁の「5.5km超」はダントツの1位です」とのこと。






茨城県庁に着いたのはお昼過ぎ。
私は、茨城県庁そのものではなく、隣接する議会棟(茨城県議会)に用事があった。
その後、30分ほどで議会棟を出て、県庁の高層ビルへ。

最上階に展望フロアがある。
見晴らしが非常に良く、富士山や筑波山が見えるというので、エレベーターで25階に上がった。
しかし、この日は曇りで、遠くの山まで見えなかった。





その後、私は、バスで水戸駅に戻った。
そして、エクセル南のビックカメラのフロアへ。
ここに、4店舗ほどの小さなラーメン店街がある。

私は、一番手前の「つけめんTETSU」に入店。
ランチタイムはいつも行列ができているが、3時過ぎだったので、空いていた。

つけ麺をあまり食べない私は、食券機で、シンプルな中華そばを選んだ。





個人的には、ラーメン屋の実力を見るには、売れ筋ではなく、あえて、シンプルなラーメンを食べるのがよいと思う。

TETSUの中華そばは、濃厚なスープのコッテリ味であった。
分厚いチャーシューが、ステーキ肉のように横たわり、インパクトがある。
実際、チャーシューを箸で掴むと重たかった。
とてもおいしかったが、ボリュームがあるので、食べ過ぎに要注意だ。

さて、以上は去年夏の話なのである。








実は、最近用事があり、同じように茨城県庁まで足を運んだ。
そして、帰りもまた、水戸エクセル南の「つけめんTETSU」に立ち寄った。
食券機を眺め、何となく、中華そばを選んだのも同じだった。

中華そばは、1割ほど値上げされていた。
まあ、この状況では仕方がないか。

私は、ラーメンをすすりながら、スマホのニュースを読んだ。

・ホルムズ海峡世界経済を脅かす石油のボトルネック
・太陽と低税率を求め中東ドバイへ着いた先は戦場だった
・世界観の衝突、米国防総省・アンソロピック決裂の舞台裏
・モルガン・スタンレー、約2500人を削減へ 主要3部門





中東で本格的に戦争が始まった。
ホルムズ海峡が長期的に閉鎖され、原油が暴騰するだろう。
ドバイは楽園ではなくなり、ゴーストタウンになるだろう。

世界情勢には、確実に大きな変化や転換が到来する。
これからさらに、日本経済に値上げの第二波がやって来る。

つい最近、投資関係者から聞いた話だが、いま、ヨーロッパのある国では、このくらいのラーメンが5000円くらいするそうである。




私は、なるとをつまんで食べた後、ため息をついた。

今のうち、ラーメンの食べ歩きをしておかないといけないな、、、
数年後には、日本でも、ラーメンは高級品になっているかもしれない。

そういえば、3月14日からJRの運賃が大幅に値上げされるという。

よし、私も、負けずに、自分の仕事の報酬を、大幅に値上げしよう♪♪

2026/03/07

私たちは、どう「漂流」し、どう「漂着」するか




1月のことだが、東京ビッグサイトの展示会イベントに行ってきた。
資産運用エキスポと国際宝飾展。
この2つは、毎年この時期に開催される定番である。

会場に着いたのは11時過ぎだった。
今回、資産運用エキスポの会場が、かなり離れた南棟となっており、私はそれが意外だった。
私の記憶だと、以前、この2つのイベント会場は隣り合っていたか、あるいは、かなり近かったはず。
両者にシナジー効果が期待されていたと思うのだが?

それでも会場には、かなりの人数が来ており、熱気に包まれていた。
私は、複数の証券関係者と話したが、相場観を問うと、誰もが強気だった。
私は、ある人に、こう言った。

「わりとあっさり、(日経平均は)6万円行くのではないですか」
「おや、年初から、ずいぶん強気ですね」
「いや、10万円になると言う人もいますよね。6万円なら、それほど強気派ではないと思いますよ」
「まあ、そうですね、、、」
「ただし、現在の世界情勢を見れば、いつ何が起こるか分かりません。想定外の展開もあり得ます」
「楽観に傾きすぎると危ないでしょうね」
「ええ」




資産運用エキスポの次は、国際宝飾展へ。

この手のイベントやセミナーは、参加をして収穫を得られるかというと、正直ビミョウだ。
しかし、まったくの無駄に終わることはない。
自分で仕事をしている人の場合、ビジネスとプライベートの区別は曖昧なところがある。
大学の一般教養ではないが、専門外でも見に行くと、思わぬ出会いがあったり、いいアイディアが生まれたり、場合によっては自分の仕事に繋がることもあると思う。

国際宝飾展は、東棟というメインの場所で開催されていた。
こちらは、外国人も多かったが、宝飾品が投資対象として認識されているようだ。
私は、2つの会場を離れ離れにした理由を考えた。
もしかすると、金価格が暴騰していることと関係があるのかもしれない。
株式投資や不動産投資に興味があって来場した個人投資家が、国際宝飾展で実物資産(?)の客になってしまうのを避ける意味合いがあったのではないか。




13時過ぎ、展示会場を出て、しばらく散歩をした。
敷地内の庭を歩いていると、1階のグルメ街の洋食レストランがあったので、そこに入った。
Aランチを頼んだら、真っ黒なソースのかかったグリルチキンが出てきて、ちょっと驚いたが、これが、なかなかおいしかった。

ランチの後は、敷地内の庭を歩いて、バスターミナルへ。
帰り道は、バスターミナルから、東京駅行きの都バスに乗った。
始発のビッグサイト前では、バスの乗客は4人だけだった。
ところが、有明あたりから、みるみるうち混んできて、ラッシュアワーに近い混雑になった。

私は、日本橋高島屋に行きたいので、終点の東京駅の1つ前のバス停でおりた。
通り3丁目というバス停だが、ずいぶん、テキトーな名前のバス停だと思った。




通り3丁目の3丁目とは、恐らく、この先のアーティゾン美術館の交差点の日本橋3丁目のことだと思われる。
私は、日本橋3丁目の交差点で立ち止まった。
ちょうど強い向かい風が吹いてきて、とても寒かった。

右手のビルを見ると、ここは移住交流ガーデンといって、Iターン、Uターンを考えている人向けの移住情報館がある。
沖縄への気軽な移住説明会が開催されており、ずいぶん盛り上がっているようだ。





私は、何となく館内に入り、移住説明会にエントリーした。
先ほどの資産運用エキスポと国際宝飾展で、たいした収穫がなかったからだ。
移住というと、こないだの新年会で、関西への移住が話題になったばかりだが、今のところ移住の予定はない。

館内の広い場所では、ちょうど、沖縄の地元企業(株式会社プロトソリューション)の説明会が行われていた。
私は、一番うしろの椅子に座り、時おりスマホを見ながら、人事担当者の説明を聞いた。





東京周辺にある会社の説明会では、とにかく、自社のアピールすると思う。
しかし、移住を前提としている場合、担当者は、まず参加者に移住したいと思ってもらう必要がある。
そのため、会社そのものの説明より、担当者自身のポジティブな移住体験談が語られる。

そのさいのポイントは、ワークライフバランスである。
給与水準は、ワークライフバランス重視の結果、犠牲となるものなので、あまりアピールポイントにされていないようだ。

15分ほどで説明会が終わり、休憩時間となった。
しかし、休憩中も名刺交換や個人面談が行われており、かなりの熱気があった。
途中から入った私には分からなかったが、気軽な移住説明会というより、本格的な就職相談会のようだ(汗)。
いまは物価が上がりすぎて、実質的な給料が下がっている状況だが、東京で暮らせなくなった人が移住する流れが、今後進むだろう。

私は、しばらく会場を見て回り、引き上げることにした。

移住交流ガーデンを出ると、通り3丁目の交差点に戻った。
交差点の向こうに、アーティゾン美術館が見える。
去年の年末、ここを通ったときは、「漂流」・・・いや、「漂着」という展示会が開催されていた。
その展示会を見たかったが、すでに終わり、次の展示会の準備中となっていた。




私は、交差点で信号待ちをするあいだに考えた。

私たちは、多かれ少なかれ、あてもなく、さまよい、生きている部分がある。
あてもなく、さまようというのは、定まらないということだが、それは自由であることを意味する。
もっとも、仕事については、さすがに定まっていないとまずいわけで、お金がなければ自由が脅かされる事態となる。
とはいうものの、お金のために定まった仕事をすれば長時間拘束をされたり、不自由になるので、自由な時間を使って何かをしたい人にとっては、この問題は非常に悩ましいのだ。

その後、私は、3丁目の横断歩道を渡り、大通りを歩きながら、ある出来事を思い出した。
それは、トゥーランドットの3つの謎かけ。。。である。
ただし、プッチーニのオペラの中の正統なトゥーランドットのものではない。
異端のトゥーランドットの方で、3つの謎かけの内容も異なる。
コロナ禍のときもそうだったが、物価高騰のときも、やはり、この問題は非常に悩ましいのだと思う。

私たちは、どう「漂流」し、どう「漂着」するか。

2026/01/11

ほう、これからは、関西の時代ですか







きのうは、日本テクニカルアナリスト協会の新年会があり、午後から、東京丸の内へ。

前半は、基調講演とパネルディスカッション。
後半は、皇居のお堀が見える会場に移動し、新年の宴会となった。

協会の幹部と話をすると、来週も大阪の方で、同じように新年会があるのだという。
以前は、東京だけだったが、ここ数年、大阪でも開催しており、あちらの方が盛況であるとのこと。

「最近、米価が高騰していますが、日本の相場は、大阪の堂島の米相場が発祥なのです」
「そうそう、江戸時代の米相場師・本間宗久が有名ですね」
「ええ。最近は、関西圏に進出して成功している会社も多いんです」
「ほう、これからは、関西の時代ですか」
「そうですね~、ビジネスチャンスは大いにあると思います。関東圏は地震も多いですし、もしかすると、関西に移住するのもありかもしれないですよ」
「なるほど。関西に移住ねえ、、、」(*'ω'*)フーム

2025/12/06

アートの世界に逃れる(2)



今年5月のことだ。
東京のパレスホテルで、WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)の定例のイベントがあった。
購読者向けのイベントで、ランチビュッフェ付きの基調講演がある。

私は、このイベントに参加するため、久しぶりに、皇居近くのパレスホテルに行った。

東京駅には、11時過ぎに到着した。
パレスホテルの最寄駅は地下鉄の大手町駅で、東京駅から歩くと、少し距離がある。
地下道を歩いて行けるが、私は、表通りを歩いた。








イベントは、前半がランチタイム、後半が基調講演である。
ランチビュッフェのとき、取り皿を持って歩いていたら、目の前に、友人が立っていて驚いた。

彼は、忙しいので来れないと、私に言っていたはずだが、予定変更となったようだ。

彼はご機嫌であった。
どうやら仕事がうまくいっているようである。
私は、顔の広い彼のおかげで、いろいろな人と挨拶ができた。
ただ、料理をつまみながら、参加者どうし、名刺交換をしたり、話したりするが、異業種交流会のようなものではない。
購読者どうし、軽い挨拶と情報交換をして、今後の状況を話す程度である。





司会者から、そろそろ講演が始まるので、着席するようにいわれ、私たちは、用意された椅子に座った。

講演のタイトルは「貿易新時代」。
登壇者は3名で、WSJの記者2人と、日銀の元審議委員で現在は慶應義塾大学教授の白井さゆり先生である。
講演は、記者2人が話題をふって、白井先生が専門家として答えるトーク形式で進んだ。

前半の話題は、トランプ大統領の関税政策だった。
基本的に、私たちは米国に依存している以上、米国のやり方を理解し、寛容になる努力をする必要があるとのこと。
後半は、日本の金融政策に話が及んだが、当時の内容であり、現在とは状況が異なるかもしれない。
だいたい次のような話があった。

・現在、インフレ率は、3.6%程度「も」ある
・この状況では、「早期に」利上げをする必要がある
・「いま」利上げしなければ、いつ利上げするのか

いや、この時から半年以上経過したが、状況はほとんど変わっていないか。





ホテルを出たのは、2時過ぎだった。
だいぶ暑くなってきたので、帰り道は地下に入り、ギャラリーロードを歩いた。
行幸地下ギャラリーというのだが、大手町(皇居方面)と丸の内の改札の間に、広々とした地下道がある。

いつも、ここで写真展をやっている。
ギャラリーロードは人通りが少なく、足を止める人をほとんど見かけないが、それでも、たまには足を止め、作品をじっくり眺める物好きもいるのだ。

そう、私である(*'ω'*)!!



(以前の国際ビルの写真)



(こちらも同じく、以前の国際ビルのエントランスホール)


(これは、三菱一号美術館の辺りだろう)



(丸の内仲通り)



(晴海通りからの丸の内)


私は、いつも目の前のものを単にスマホで撮るだけの、写真のドシロウトである。
しかし、そんな私でも、それっぽい写真を、たまたま撮れることがある。
先ほどの写真を見て、私は、かつてのブログ記事を思い出したのだ。

下の写真は、私のお気に入りの写真である。
以下、2024/6/6「アートの世界に逃れる?」より。




銀座三越の交差点。
10時を過ぎると、ガラガラだ。

会社帰りと思われる男女のカップルが、タクシーを止め、乗り込んだ。
これから、2人は、ホテルかどこかに行くのだろうか。

私は銀座線に乗るために、地下への階段をおりた。

不自由で息苦しい関係から逃れたい場合、愛し合うふたりは、どうすればいいのか?
もちろん、過激な選択肢は避けた方がいい。
ゆるやかで平和な選択肢のひとつ、それがアートだ。

ともに、アートの世界に逃れる。

すると、自分の物差しを自分で作れる、自由で心地よい、ご機嫌な恋人のできあがりだ。
つまり、愛とはそのようなもので、アートの世界には愛の秘密があるのではないだろうか。










これは、出版元の生活の友社から、著者の私に送られてきたものだ。

私の書いた記事が、アート誌「美術の窓」視点(コラム)に掲載された。
9月号、10月号、11月号の全3回の短期連載。

興味のある方は、バックナンバーをお買い上げいただき、ぜひ、読んでください(リンク)。