2022/10/30

創業手帳Tシャツの男、再び!!

これまでもブログに何度か登場したことのある新聞社のFさん。
彼と私はABCクッキング友達である。
彼は去年から田舎に移住してフリーライターをしている。
ただ、勤めていたB新聞にも記事を提供していて表向きはB新聞の記者にも見えるが、実際はもう辞めており、彼の身分はフリーランスだ。

さて、先週は彼のおかげで、明治大学のビジネススクールの講座を聴講することができた。
講師は創業手帳のファウンダーCEO大久保幸世氏。
実は、私と創業手帳のあいだには奇妙な縁がある。
去年10月、私はサムライインキュベートの起業家イベントでボランティアのスタッフをしたのだが、そのときに「創業手帳Tシャツ」を着た男(Yさん)と知り合った。


サムライインキュベート、SVS


ふと私は、近くのテーブル席に座る「創業手帳」という濃紺のシャツを着た若い男性に目がいった。
確か、創業手帳はベンチャー支援の会社のはず。
話しかけてみると、彼は登壇者のYさんだった。
若いのに社長なのかと聞くと、自分は急用で来れない社長の代役で、ただの平社員だという。
もうすぐ出番なので緊張しているようだが、まあ、そうは言っても社長の代役なら、かなりのやり手だろう。
しかしどう見ても、秋葉原でアイドルの追っかけをしていそうな青年に見える。

「Yさん、今日はどんな講演をされるんです??」
「まあ、創業手帳の会社紹介をするだけかな。」
「人前で喋るの得意なんですか??」
「いや、全然だめ。」
「創業手帳さんは京橋の会社ですよね??」
「ええ。うちをよく知ってますね。サムライさんとは違って、弱小ですが。」
「私、知ってます。ギャラリー椿と同じビルの会社さんでしょ??」
「ギャラリー椿?? ああ、もしかして1階の画廊のことですか??」
「そうそう、たまに見に行くから。」
「それでうちをご存知なんですね。」
「そうです。私、よく銀座周辺でギャラリーめぐりをするんですが、私の大好きな彫刻家中村萌さんの展示会は、いつも銀座のはずれのギャラリー椿なんです。」
「へえ~、そういう偶然ってあるもんなんですね。」
「あのビルの4階と5階、ずっと空き室だったでしょ。だからいつも気になって、帰りにビルの案内板を見るんです。」
「ああ、それで。ええと、4階と5階は同じ会社が入っていたんだけど、コロナになってから抜けちゃいましたね~。コロナ後は、銀座も京橋も空き室ばかりですよ。これからテレワークで空き室はもっと増えるだろうし、東京はどうなっちゃうんだろうな。」
「私には、そういう難しい金融経済の話はよく分かりませんが、この出会いは私の大好きな中村萌さんのおかげです。」
「ああ、なるほど、、、」
「私、創業手帳さんとは不思議なご縁を感じます。」
「た、確かに。」
「今度、ギャラリー椿の展示会の帰りに遊びに行こうかな。」
「うちは6階です。オフィスはテレワークでスカスカだし、来ても大丈夫ですよ。」
「おお、いいんですか!!」
「はい、何のお構いもできませんけど。」
(2022/01/09「ギャラリー椿と同じビルの会社さん」より)


創業手帳
(このビルの1階がギャラリー椿)


実はその後、私はギャラリー椿の展示を見に行ったついでに、本当に創業手帳のオフィスにお邪魔したのだ。
しかし、大久保社長は不在だった。
私は大久保さんとは縁がないと思ったが、あれから約1年がたち、あるときFさんがシリコンバレーで創業手帳の大久保社長と一緒にいる、というおもしろいメールを私に送ってきた。

「あなた、サムライのイベントで、大久保社長と会ったことあるよね。」
「いや、急用があってイベントには若い代打男が来てました。その後、創業手帳のオフィスにも行きましたが、そのときも不在でした。」
「じゃあ、大久保さんにあなたのことを話しても分からないか、、、」


とん久


その後、Fさんが取材で東京に来ているというので、上野駅で待ち合わせてランチを一緒した。
食べながら、彼のノートパソコンでサンフランシスコやシリコンバレーの記念写真を閲覧したが、セールフォース(salesforce)の立派なビルの写真が印象的だった。

「すごいビルですね。」
「サンフランシスコでは最もゴージャスかな。私はこの近くのホテルに泊まりました。」
「それはすごい。」
「いや、ボロ宿です。日銀の金融緩和による円安のせいで、日本人は貧乏になりました。フリーの私がアメリカのいいところには、もう泊まれませんよ。これからどうなるのかな。」
「そうですね、円安不況は始まったばかりです。」
「ちなみにセールスフォースのビルの近くにホームレスがうろうろしてました。私の泊まったボロ宿の目の前。」

その後、何枚か写真をめくると、大久保社長の写真があった。

「この人が大久保さんですね。」
「そうです。」
「いくつくらいなの??」
「あなたと同じ40代と思うけど。」
「へえ、そうなんだ。まだ若いですね。」
「ところで、大久保社長は明大のMBAのスクールで先生をしているんだけど、あなたも、よかったら一度聴講します??」
「ええと、部外者の私が、聴いてもいいんですか??」
「いいみたいです。私もZOOMで受講予定です。私から事前に伝えましょうか。」
「おお、それでは、ぜひ。」
「またあとで連絡します。そろそろ電車の時間なので出ましょう。」

彼と別れたのは午後2時ごろだった。
その後、私は早く帰るのも何なので、上野公園を散歩した。
徐々に外国人観光客が戻って来て、英語や中国語の賑やかな会話が聞こえた。
しかしその近くで、日本人のホームレスが階段に居座り、独り言を喋っていた。
私は不忍池のほとりの道をぐるっと歩き、広小路のほうへ、出口付近の下町風俗資料館に行き着いた。
ここはもう何年も見ていないので、松坂屋で買い物をする前に入ってみよう。


下町風俗資料館


下町風俗資料館


下町風俗資料館


明治大学ビジネススクール


さて、大久保社長の講義の日。
時間ギリギリにZOOMにインすると、私のパソコン画面に大久保社長のアップが映った。
おお、やっぱり、トレードマークの創業手帳Tシャツを着ている!!
社員が着るのだから、社長が着ないわけがないか。

早速、講義開始。

私は聴講の身なので、この講座の内容を詳しく書かないが、最初に登場したゲストスピーカーでドバイ在住の若手起業家の話がなかなかおもしろかった(なお、私がさすがだ!!と思ったのは戦略コンサルタントで投資家の名雲俊忠氏である)。

彼によれば、ドバイはいま、暗号通貨、NFT、メタバースなどが熱い!!
また、ドバイはタックスヘイブンです!!とも。
それなのに、石油資源のおかげで福祉は充実しており、労働者の手取りは下記のようになる。

東京都民  ①お給料ー(②税金)-(③社会保障の負担金)=④手取り
ドバイ市民 ①お給料+(③福祉の支援金)=④手取り

「お給料よりも手取りが多いなんて、うらやましいというか、フシギな話です。」と大久保さん。
まあ、最近の日本政府も様々な名目で福祉の支援金を出すようにはなったが、中東の国々が主に石油資源の利益を原資としているのに対し、日本は借金(赤字国債)でまかなっており、クレジットカードの前借ではないが、若者の将来に前借をしているようなもの。
このような政府のバラマキに腹を立てている若者もかなり多いと思う。
しかしよく考えると、もらえるものはちゃっかりもらっておき、将来は海外で働けばいい、そうすれば丸儲けである。

というわけで、ここで明大の若い受講生たちも、暗号通貨、NFT、メタバースなどはこの際どうでもいい、タックスヘイブンの話をもっと聞きたい!!と思ったようだ。
大久保さん、その雰囲気を鋭く察知したのか(??)、すかさずマイクを握って補足した。

「い~ですか、みなさん。」
「???」
「183日以上、"ドバイ居住"で、日本人は、"無・税" なんですよッ!!」
「!!!」(会場の反応)

183日以上とは、1年のうちの半年以上ということである。
この要件をみたすと、私たち日本人は、日本に住居がなければ軽い税率の海外の国のほうを納税先に選べる。
なお、詳細は税理士の先生にお聞きください。

2022/10/29

おみくじの読み方、大吉と末吉の違いとは??

日本橋、福徳神社


きのう買い物から帰って領収証のファイルを整理したら、その中からおみくじの紙片が出てきた。
このおみくじは10月のある日、福徳神社で引いたものだ。
そのときは、末吉で、なあんだ、と思った。
よく読まず、領収証のファイルに入れてしまったようだ。
しかし、いま読むと、やたら、いいことが書いてある。


日本橋、福徳神社、おみくじ


日本橋、福徳神社、おみくじ


末吉

願望 他者を助ければ自分も助けを得てかなう
対人 年下にも敬いを持て
失物 身近なところにある
旅立 近場がよいでしょう
仕事 大きな利益あり
金運 今は待ったほうが吉
勝負 容易に勝てます
恋愛 深入りは禁物
結婚 無理に進めてはいけません、後悔先に立たず

なるほど、、、仕事で大きな利益がある、勝負は容易に勝てる。
恋愛も、深入りが禁物なら、好きな人とはうまくいくのである。
ただ、その女性に対して、プロポーズはまだ早い。
欲張らず、慎重さが求められるものの、おおむね物事は思うようにいく。

う~ん、でも、これが末吉??
ここに中吉や大吉と書いてあっても、違和感がないほど内容がイイのだが。

私は別のクリアファイルから大吉のおみくじを探し出して内容を見比べた。
どうも、両者に決定的な違いはないように見える。


日本橋、福徳神社、おみくじ


私の疑問は、なぜこれが大吉で、先ほどのが末吉なのか、である。
そもそもの話、おみくじのランクはこうなっている。

「大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶→大凶」

末吉は凶のほうに近い結果だが、、、
ど、どういうこと??

私はおみくじの専門家ではないので、おみくじの読み方についてこれからテキトーなことを言う。

まず、おみくじの結果(大吉など)は現在の運気を示している。
だから、将来の運気がどうなるかは分からない。
次に、おみくじの「願望~結婚」の各記述は、おみくじの結果とほぼ無関係である。
例えば、「大吉」とは現在最も運気がいいことを意味し、「願望~結婚」の各記述はおおむね注意事項である。
つまり、「大吉だからといって、何でもうまくいくと思ったら大間違いですよ」ということだ。

待てよ、このセリフ、、、
以前、福徳神社で大吉を引いたとき、誰かにこう言われた記憶があるのだが(*'ω'*)]]]

次に、「末吉」についてであるが、現在運気がイマイチであることを意味する。
末吉の「願望~結婚」の各記述は、読むとやはり、おおむね注意事項である。
恐らく、末吉でも、大吉でも、「願望~結婚」の各記述は似たりよったりだと思う。
大吉でも小吉でも末吉でも凶でも、注意しなくてもいいということではないのだ。

こう考えると、大吉とは、いま最も運気がいいが喜べない。
これ以上運気がよくならない、あとは落ちるだけ??だからである。
そして、注意事項を守らなければ落ちる、という点で大吉は要注意とも思われるのである。
逆に、末吉、凶、大凶あたりだと、いまの運気は確かに悪いのだが、これから先、上向くかもしれない。
ここで注意事項を守れば上向く、注意事項を守らなければもっと下がる、と考えられる。
ということは、末吉以下のおみくじでも悲観することはなく、自分の心がけや行い次第で、これから「いい時代」が始まる可能性が大いにあるのだ。
意外にも見過ごしていた福徳神社の末吉のおみくじ、、、これによると、2022年10月からの私は、もしかしたら、「いい時代」が始まるのかもしれない??
でも、実感がないんだけど(*'ω'*)。。。

私は社頭の言葉をじっと眺めた。
「相手を尊重しなければ、ご縁の糸は切れてしまう」

な、なるほど。
相手の女性(の気持ちや立場)を尊重すればご縁の糸は切れない=結ばれるということを、社頭は言いたいのだろう。
この社頭の言葉、どうも、おみくじの論点を示唆しているようだ。
大吉のほうの社頭の言葉を見てほしい。
こちらは、自分と周囲の人間関係について述べている。
末吉のほうは、自分と好きな女性の関係について述べている。

社頭の言葉は全体に係るから、年下にも敬いを持て、という対人の言葉に関連付けて解釈することも可能だ。
ここでは、相手が年下だと男性はその女性を十分に尊重しないことが多いが、それはだめですよ、といっている。
彼女のことが好きでもおせっかいはするな、ということか。
まあ、私はいま、忙しいのでね、、、








最後に、おまけです。
私は、茨城県主催の社会起業ビジネスプランコンテスト「いばらきチャレンジアワード2022」の決勝戦に出場することになりました(リンク)。
先日、事務局から封書が来て、開けてみると11月23日の決勝戦に来てください、と書いてあった。
まさか、多数の応募者の中から私の提案が選ばれるとは思っていなかったので、応募したこともすっかり忘れていたのだが。
ええと、早速、おみくじのとおりではないか。

願望 他者を助ければ自分も助けを得てかなう
勝負 容易に勝てます

容易に勝てるって、、、
う~ん、本当かいな!?(*'ω'*)

以下、追記。
第1回いばらきチャレンジアワード決勝戦は11月23日、ワールドカップの日に予定通り開催されました。
優勝(賞金100万円)は、不登校児童のオンライン学習支援コミュニティーのスタートアップ「For everyone study」(植竹智央代表)。
なお、私も特別奨励賞をいただき、大井川知事と記念撮影をしました(*'ω'*)wow!!


いばらきチャレンジアワード2022
(リハーサル・「For everyone study」)


いばらきチャレンジアワード2022
(表彰式・優勝「For everyone study」植竹智央代表)


いばらきチャレンジアワード2022、大井川知事との記念写真
(表彰式・大井川知事との記念写真)

2022/10/27

The story of Tokyo Tarot Museum(番外編)愚者

タロットカード、愚者


最近は、中小企業経営者向けの終活の講演資料を作っている。
相続法や事業承継の本を何冊か借りて読んでそれをタネ本にしている。
難解な専門書より図書館の一般向けの本のほうが、講演会の内容に合うからである。
また良書なら受講者に紹介しやすい。

その後、返却日に図書館に返しに行ったとき、今度は法律の本ではなく、タロットの本を手に取った。
アルフレッドダグラス(Alfred Douglas)「タロット、その歴史、意味、読解法(The Tarot)」、これはかなり昔に出版された本である。
私は、タロットの解釈もいまと少し違うのかな、と思って、借りて読んでみた。
最近、東京タロット美術館によく行くので、そこで引いた大アルカナのカードの解釈をよく読んだが、「愚者」のタロットの解釈が目にとまった。


タロットカード、愚者、東京タロット美術館


東京タロット美術館の展示のキャプションを見ると、何も考えていない、気まぐれ、無邪気さ、楽観視、自由、などとある。
しかし、この本でダグラスは、完璧な天才、無敵の勇者、全てを手に入れ、旅から帰って来た英雄と解釈していた。
へえ、そうなんだ、、、

タロットの絵柄の愚者は崖から落ちそうな勢いである。
が、彼にとってそれは問題ではない。
彼を制止する犬は一般常識を持った社会人あるいは賢者である。
が、その制止も愚者にとって問題ではない。
崖の向こうには、愚者にしか見えない未来(チャンス、新世界)が待ち受けているからだ。
本の解説によれば、愚者は無敵、崖から落ちても平気、とのことである。

たぶん、そこに見える崖は、本当は存在していないのだと思う。
しかし賢者は社会常識(ルール)にとらわれた従順な犬なので、どこにでも自らの崖(限界)を作り行動を抑制してしまう、命を惜しみ檻から出ることもない。
これに対し、愚者は社会常識に捉われることなく、檻から果敢に出ようとする。
賢者は身を守り、愚者は攻めるという違いである。
ただ失敗すれば転落死するかもしれず、愚者の行動は命賭けである。

ああ、もしかして、、、愚者のカードは「羊たちの沈黙」と同じようなことを言いたいのではないか、と私は思い付いた。


羊たちの沈黙


トマスハリスの「羊たちの沈黙」は映画も原作小説も見たが、FBI捜査官のクラリススターリング(ジョディーフォスター)が主人公である。
彼女の秘められた幼少時代の記憶を、サイコパスのインテリ博士ハンニバルレクター(アンソニーポプキンス)が尋問で導き出すシーンが、中盤のクライマックスである。
屠殺されることが分かっているのに、檻から決して出ようとしない子羊たちの群れ、何やらそれは賢者のようではないか。
これに対し、隙あらばいかなることをしてでも脱獄するレクター博士は子羊と対比される存在で、現代版の愚者のようでもある。
愚者は愚者であるからこそ、賢者が恐れることにも果敢に挑むことができる。
したがって、愚者は賢者が及ばない大成功を手にすることもある、、、かもしれない。

「なにが原因で彼女と逃げる気になった?」
「彼らは彼女を殺すことに決めていました。」
「いつ殺すか、きみは知っていたのか?」
「いえ、正確には・・・なので、私はそのことがひどく心配で、彼女はかなり太ってきていましたし。」
「それなら、何がきっかけになった? あの日、一緒に逃げ出した理由はなんだ?」
「わかりません。」
「わかっていると思うがね。」
「私はひどく心配していたのです。」
「何がきっかけになった、クラリス? 何時に逃げた?」
「朝早く、まだ暗いうち。」
「何かで目が覚めたんだな。どうして目が覚めた? 夢を見ていたか? どんな夢だった?」
「私が目を覚ますと、子羊たちが悲鳴をあげていました。暗闇で目を覚ますと、子羊たちが悲鳴を。」
「早春生まれの子羊を屠殺していたのだな?」
「そうです。」
「きみはどうした?」
「子羊のためには何もしてやれませんでした。私は単に、その・・・」
「きみは彼女をどうしたのだ?」
「明かりをつけず、身支度をして外に出ました。彼女はおびえていました。馬房の中で他の馬も動き回っていて。私が彼女の鼻に息を吹き込むと、彼女は私のことだとわかりました。そのうち、彼女が私の手に鼻を押し付けてきました。羊の檻のそばの小屋に、明かりがついていました。裸電球で大きな影ができていました。冷蔵庫が来ていて、アイドリングのエンジンが大きな音をたてていて。私はハナをひいて外に出ました。」
(新潮文庫・トマスハリス・「羊たちの沈黙」より)

2022/10/25

The story of Tokyo Tarot Museum(3)愚者

「2022年末の日経平均、円・ドル為替相場の予想を募集します!
上位3名までには商品券の準備をしております!
皆様奮ってご参加ください。(NTAA会員限定)
・2022年大納会(12月30日)の日経平均株価終値
・東京外為市場のドル円相場(12月30日の三菱UFJ銀行発表対顧客レート仲値TTM)
※日経平均株価は円単位で!ドル円は銭単位で応募ください。
テクニカル分析を駆使して予想してください。
もちろん直観!?・思い付き!?でもOKです。
とにかく終値との幅がより近い方が優勝です!
皆さまの応募お待ちしています。」

私は国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリストで、日本テクニカルアナリスト協会会員である。
毎年秋になるとNTAAから上記のようなメールが来て、「大納会相場予想ダービー」があるので応募して商品券をGETしませんか、というのだが、、、今年は以下のように予想した。
ちなみに、2018年に3位を獲得して以来、3年連続はずしています!!


<あんみつ先生の相場予想>
2022年末の日経平均株価の予測 26,440円
2022年末のドル円の予測 160.90円
予想日時 2022/10/25




ギャラリー椿、中村萌


さて先週は、ギャラリー椿で久しぶりに中村萌さんの彫刻を見てきた。
「Autumn Show」という秋恒例の共同展示会で、このブログでおなじみの中村萌さん、門倉直子さんの作品も展示されていた。
去年9月のギャラリー椿、ポーラミュージアムアネックスのW個展以来、中村さんの作品とは約1年ぶりの再会である(2021/09/12「中村萌さんの彫刻との出会い(2)」)。
といっても、彼女の作品は奥の小部屋に1点だけで、この作品は、去年ポーラミュージアムアネックスで見た記憶があるのだが、、、


ギャラリー椿、門倉直子


ギャラリー椿、岩渕華林


中村萌さんの作品を見た後は、ギャラリー椿の男性職員と話しながら、他の作品を見て回った。
門倉直子さんの大きな2枚の女の子の絵もよかったが、その右隣の女性の絵もよかった。
岩渕華林さんという画家の作品である。

おや、こちらにはボタンに関する作品があるぞ、、、
なんだか、やけに地味な作品で、しかも字が書いてあるから思わずよく見てしまった。
こちらは、北村奈津子さんというアーティストの作品。




「HOPE FOR PEACE」と書いてある。
戦争などやめて、早く平和に戻ってほしい、、、私もそう思う。
しかし、そのような平和の願いは、残念だが、かなわないだろう。
なぜなら、「ボタンのかけまちがいのような、ささやかなことから、争いは始まってしまうのかもしれない(北村奈津子)」からである。
確かに、物事は小さな行き違いや勘違いが発端となり、時間をかけて悪化していくものだ。
今年2月のウクライナ戦争の「開始」も同様、長い長い行き違いの歴史、勘違い歴史の「結果」なのである。
だから後戻り(停戦)など、もうできない。
行き違いや勘違いの「原因」が、あまりにも過去の遠すぎるところ(記憶の彼方)にあるから話し合いもできっこない。
行き違いや勘違いがある場合、話し合いができるのは人間の記憶の定かな過去2~3年程度ではないか。

ギャラリー椿には30分ほど滞在した。
その後、私は大通りを歩いて銀座方面へ。
久しぶりに銀座の大通りを歩いたが、何となく人通りが少ないと思った。
すると、、、メ、メルサ!!
以前から閑古鳥の鳴いていた銀座2丁目のメルサ、ついに閉店したか。




ここを通り過ぎるたび、いつか閉店するとは思っていたが、、、近付いて張り紙を見ると、8月31日をもって~と書いてあった。
私は銀座松屋を通り過ぎ、銀座4丁目の交差点を渡った。
銀座三越の向かいのソニーギャラリーを見に行くためである。
ソニーギャラリーはビルの6階にあるのだが、途中、2階に日産のショールームがある。
この日は小型車が展示されており、私はここでもまた、景気が悪いと思った。
日産のマーケティング事情もあるから何とも言えないが、、、コロナ前はここに、スカイラインとか、スーパーカーとかが、展示されてなかったっけ(*'ω'*)???

これは、銀座の日本人の、、、特に銀座の高齢者の購買力が低下しているのだ。
これはズバリ、「円安不況」である!!
アベノミクス前、不況といえば円高不況だった。
あの時の不況は、欧米が金融緩和をしているのに日本銀行が金融緩和をためらっていたからだった。
その後はご存知のように、アベノミクス(主に日本銀行の金融緩和)により、日本は世界に遅れて好景気の果実を味わうことができた。
だが、今はその逆である。
欧米が金融引き締めをしているのに日本銀行は引き締めを怠っている。
そのため、金融緩和の負の側面=円安が止まらなくなっている。
これにより刻一刻、国家国民は貧しくなっている。






6階のソニーギャラリーの展示は、田園都市線沿線の風景と街の写真。
二子玉川、たまプラーザ、あざみ野、中央林間。
東急東横線は下町を走り、東急田園都市線は新興住宅地を走る、そんな印象だったが、写真展を見て、私は高度経済成長期の日本が完全に過去のものになったと思った。

その後、私はビルを出て東銀座駅まで歩いた。
スカスカの歌舞伎座、、、都営浅草線に乗り、浅草橋駅へ。
いつものことだが、浅草橋の表通りは賑やかである。
銀座より浅草橋のほうが活気がある。
私は、セブンイレブンでほうじ茶を買い、近くの東京タロット美術館へ。




またか!!と読者は思うかもしれないが、約3ヶ月ぶり、3度目の訪問である。
この日は16時~17時30分で予約した(最終は17時30分~19時)。
玄関を入るとき、空はまだ明るく、バルコニーからスカイツリーが見えた。
館内の受付で、例のごとく、800円の入館料を支払い、タロットを1枚引いた。
前々回は「節制」、前回は「節制」⇒引き直して「法王」、、、
さて今回は何が出る??




今回は、正位置の愚者。
愚者は大アルカナの0番目のカードで、一般に特別なカードとみなされる。
その解釈については諸説あるものの、ここではオーソドックスな解釈に従っておく。

正位置の愚者は、「自由で楽観的」「無邪気で純粋」「思うままにポジティヴに行動する」などの意味があるが、愚者ならば、あれこれ考えず前向きに、崖から飛び降りる勇気を持ちなさい、思い切って何かをしても大丈夫ですよ、ということだと私は思う。
そして私なりのタロットの解釈では、愚者は0番目のカードであり、他のカードの主人公が静止状態であるのに対して愚者のカードの主人公だけが移動中である、という点に着目すると、愚者は「スタートアップ」なのである!!

愚者⇒崖から飛び降りる(スタートアップ)⇒他の大アルカナのタロットに変化する(結果)

私は大アルカナについて、こういうイメージ(流れ)を持っている。
私は節制、節制、法王と引き、その後に愚者を引き当てた。
ということは、決断すべき時、行動すべき時が到来している、機は熟したということを示唆していると思うが、その結果、私は大アルカナの他のカードに導かれることとなるのだ。
恐らく、次にタロット美術館に来たときにそれが分かる!!
今後に向け、その準備が求められるということだ。

ただこれは、あくまでも、タロット占いの結果にすぎない。
私はお茶を飲みながら、卓上に置いてある愚者のカードを眺めた。
今はまだ、前回引いた「節制」の効果が継続しているだろう。

ちなみに節制とは、大アルカナ14番目のカードで、「予定通り」「うまくいっている」「調和」「穏やかに進む」「純粋さ」などの意味がある。
節制なら我慢、である。
穏やかな気持ちで待ち続ける、禁欲的秩序的、道徳的なふるまいをする。
これは私なりのタロットの解釈だが、節制なら受け身や待ちの姿勢が正しい。
自分からは動かない、自分からは行かない、手を広げない、目新しいものに目を向けない。




滞在時間の約90分間、私はいつものようにお茶を飲みながらタロットの本を読んだり、書類の整理をしたりして過ごした。
17時30分、退出時間になったので、私はタロット美術館を出た。
すでに外は真っ暗。

前回7月に来た時は、ここ玄関先の狭いスペースに女性が立って待っており、彼女が最後の客だった(2022/08/01「The story of Tokyo Tarot Museum(2)節制そして法王」)。
ぱっと見、メイドカフェのメイドさんのような、魔女の宅急便の主人公のような、小柄でかわいらしい女性だったが、この日の最後の客は私で、職員の女性が片付けを始めた。
来た時は空がまだ明るく、バルコニーからスカイツリーがよく見えた。
しかしわずか90分のあいだに暗くなり、スカイツリーはライトアップされた。
季節の移り変わりも、1日の経過も、私たちの人生も置かれた状況も、何もかもがあっという間に変化していく。
私はスカイツリーを見てそんなことを思ったのだが、この日私が「愚者」を引いたことは、何か重要な意味があるようにも思えるのだった。




「タロットカードの78枚のうち、22枚で構成されたカードを大アルカナといいます。アルカナとは、ラテン語で「神秘」「秘密」という意味で、大アルカナは番号と表題が書かれた寓意画となっています~中略~タロットを読む時は、直観が大切です。直観は考えるよりも早く、遥か遠くからやって来る「報せ」です。あなた自身に宛てられた、あなたが読めるように託されたメッセージです。見た夢と同じように、そのカードがどのように見えたのかが鍵となります。まずは、あなたが感じたことにフォーカスしてみてください。」(東京タロット美術館資料より)

私たちは何かがあった時、あれこれ理屈っぽく考えてしまうが、それよりも素直に直観を信じるほうがいい。
たまたま目に映る景色も、自分のみに与えられた、自分のみにしか解けないアレゴリー(allegory)なのである。
内なる自分と対話をし、「隠された意味」にフォーカス(focus)をしてみよう。
そうすれば素敵な発見があるかもしれないし、思いがけないフォーチュン(fortune)と出逢えることもあるだろう。

2022/10/22

似た者どうしのすすめ

書斎のマンガを何となく読むと、いろいろなことを考えるきっかけとなるのだが、こないだは女性向けのマンガの中に、「私たちは似た者どうしだから反発し合ってうまくいかないのよ~」などというセリフがあった。
私は何だか、磁石のプラスとマイナスのような話だなあ、と思った。
しかし、そもそも似た者どうしのほうが相通じるものがあるはずだ。
すると、うまくいきやすいのは似た者どうしのほうではないかとも思えるのだが。

まず、違うタイプの人どうしのほうが何かとうまくいくので無難、というのが私見である。
仕事でも恋愛でも。
なぜかというと、両者はおおむね補完関係で、お互いを必要とするからである。
他方で、違うタイプだとお互い理解し合えないという課題もあって、そのため淡白な関係に落ち着きやすいと思うのだ。
ただ、案外そのほうが適度な距離感があり、心地よくていい関係なのかもしれない。


資生堂ギャラリー


資生堂ギャラリー


資生堂ギャラリー


これに対し、同じタイプの人はどうなのか。
仕事でも恋愛でも、反発し合ってなかなかうまくいかないというのはその通りだと思う。
両者は補完関係ではなく、良い部分も悪い部分も強め合う関係であるが、往々にして悪い部分を強め合って破綻に至るケースが多いと思うのである。
同じタイプだから深く理解し合えるというのは一見して長所のようだが、距離感が近すぎると相手をうっとおしいと感じる。
典型例は家族であるが、家族だから仲良くできる。


資生堂ギャラリー


とはいえ、同じタイプの人どうしが、良い部分を強め合うことができたら??
そのときは危機や困難を乗り越えたり、大きな成功を手にすることができるのではないか。

実は私のおすすめは、違うタイプよりも同じタイプの人どうしがパートナーとなるほうである。
反発し合い、波乱も多いだろうが、恋愛も仕事も良い部分を強め合うことで最終的には素晴らしい成果をもたらしそうな気がするからだ。

それ、本当かいな?( 一一)💧、、、と疑っているそこのあなた👉(*'ω'*)...!!!
みじかなあの人とお試しあれ。


岡崎京子「危険な二人」

2022/10/16

女性起業家の時代??

創業スクール、2022年


今年も10月から、取手市主催の起業家スクール(創業スクール)が始まった。
私は去年に続き、コーチとして参加している。
講師は、このブログにも何度か登場したことのある、大阪のしがない経営コンサルタントUさんである。

会場は(最終回を除き)ウェルネスプラザ取手のセミナールーム。
これまでは取手市商工会の狭苦しい会議室を使っていたが、今年は駅前のウェルネスプラザ取手のきれいな大部屋になり、何となく明るい雰囲気である。
うしろの席には、去年知り合ったコーチ仲間のNさん、Mさんがいたので早速挨拶。
コーチは私たち3人だけ(去年は5~6人だった)。
これに対して受講者は25人ほど、今年もなかなか盛況である。
去年はイタリアンレストランのお兄さん、パティシエのお兄さん、靴磨き職人のおじさん、などと仲良くなった。

今年はどんな起業家と知り合えるのだろう。
楽しみである。
おや、今年は女性起業家が多い、、、
正確ではないが、男女比ほぼ1:1で、ずいぶん華やかである。


創業スクール、2022年


私が担当するコーチとは、グループワークの仕切り役である。
Uさんの講座は1回3時間30分の長丁場、しかしその半分以上がグループワークの時間なので、講師のほかに助っ人が何人か必要となる。
第1回のグループワークでは、自己紹介~自分のやりたい事業の説明~自分にとって起業とは何か、といったことを話し合った。
自分にとって起業とは何か、このディスカッションは非常によかった。

私のグループでは、まず、自分にとって起業とは「愛」であるという意見が、20代の女の子からあがった。
事業に対する愛がなくては起業家を続けられないということである。
同趣旨の意見として、起業とは楽しむこと、遊びのようなもの、というのがあった。
また、起業とは自己実現の手段、価値創造である、などのもっともな意見も。

私のお気に入りは、起業とは「爆発」である、という他のグループの意見。
起業の動機を直観的に表現しており、見事である。
起業の決意をした後、上司の机に辞表を叩きつける様子が目に浮かぶ。

続いて私の解釈だが、起業とは自由を希求する衝動の発露である。
つまり、起業家は自由(精神的自由、経済的自由)を求めて起業するのであって、だからこそ、仕事なのに愛とか楽しむとか遊びとか、そういう言葉が出てくるのである。
同じセリフを会社員が言うといかにもウソっぽいが、起業家が言うなら本意である。

次に、起業とは損得などを勘案した論理的選択、打算的選択ではなく、衝動的、感情的な選択であり、動物的な行動である。
あとで冷静に考えると人生の選択を誤った、起業しないほうが正しかったと思うかもしれないが、後戻りはできない。
失敗や不幸を覚悟で突き進むしかない。
どのような展開や結末が待っているのだろう??
不安に思うこともあるが、良くも悪くもドラマティックである。
起業すれば毎日がドラマである。
起業家はドラマの主人公なのである。

というわけで、起業家には常に、ドラマの主人公のような心理的葛藤がつきまとうはずだ。
そこで起業とは自分との戦いである、こう表現するとピンと来るかもしれない。
戦いということであるから、攻撃、破壊、革命、侵略、復讐、突破などのキーワードも、起業には似合っていると思う。
また、戦いということなら、やはり、勝たなくてはいけない。
自分との戦いであるとしても、ライバルに勝つかどうかだ。
そこで起業とは、勝てば官軍負ければ賊軍であるということが、恐らく最も重要である。
結局はそれに尽きるのではないか。
起業に失敗すれば後悔をし、成功すれば自分は正しかったと証明される、ようするに結果が全てだ。
だから命がけで、起業家は人生をかけて、経営者として成功すればいい、また成功するしか道はないのだと思う。


(最終日懇親会)


(最終日懇親会)


最後に。
気になった女性起業家を3人紹介しておこう。

1人目は、妊娠中でお腹が大きいのに元気いっぱいの美人ママAさん。
マタニティー向けのカウンセラーになりたいという。
ただ、幼い子供が2人いて起業したくてもなかなかできないようだ

2人目は、起業とは「愛」であると言った増田佳愛(かなる)さん。
すでに起業してビーントゥバー事業を手がけているという。
ビーントゥーバー(Bean to Bar)とは、ガーナなどの現地でカカオ豆を直接買い付ける、そのカカオ豆からチョコレートを自分で作る~というチョコレート製造の新しいムーヴメントである。
かなるさんは無印良品の無地のワンピースがトレードマークの20代のかわいらしい女の子であるが、行動力があり、聡明で、何やらタダモノではない気配もする。

3人目は、教室内でも黒い帽子を深くかぶり、マスクを外さないミステリアスなハナさん。
彼女はいま流行りの「ライバーさん」で、ホラーゲームの実況をしている。
叫んだり恐がったりしているだけです~♪♪とのことだが、投げ銭がもらえるので本格的に取り組みたいという。
私は彼女の話を聞き、へ~、ライバーさんって、わりと儲かるんだな、、、と思った。

2022/10/14

「夢」「絆」、私たちの名前

病院エキスポ


今年もまた、10月恒例の病院エキスポに行ってきた。
行ってみれば分かるが、これって結構、おもしろいイベントなのだ。
おととしは、相澤病院の相澤孝夫先生の講演会を聞いた(2020/10/08「老人」×「トータルソリューション」)。
去年は、養老孟司氏、茂木健一郎氏のトークショー。
今年は、諏訪中央病院の鎌田實先生の講演会だった。

メインの話は鎌田式健康法。
食べたいものを食べていい、ある程度太ってもいい(痩せているよりはいい)、筋肉を付けなさい、そこでスクワットを頑張りなさいなどと言っていた。
なるほど、スクワットは効果てきめんらしい、、、
後日、近所を散歩していたら、公園でスクワットをしているおばあちゃんを見かけたので、鎌田式健康法ってもしかして流行ってるのかな??と思った。
また、病院経営の裏話、これからの病院のあり方、様々な社会活動の話もあった(最近だとウクライナ支援をしているようだ)。

特に印象に残ったのは鎌田先生の考えるプロフェッショナルとは??である。
プロフェッショナルはまず、人格者でなくてはいけない。
次に、困っている人に手を差しのべるのが最も重要。
はあはあ、、、なるほど(*'ω'*)ウンウン

講演は11時31分に終了。
先生は最後に時計をちらと見て、「1分オーバーしちゃいましたね。」と言った。
おお、さすが、講演のプロ!!

誰もが気軽に聞ける、楽しい話であった。
そういえば去年の今頃、投資顧問の渋澤健さんの講演を聞いたが、鎌田先生の講演はそれ以来の大ヒット!!


諏訪中央病院の鎌田實先生の講演会


講演終了後、鎌田先生と名刺交換をして少しだけ話したのだが、毎度のことだがギャラクシーペンでサインをもらった。
先生は私と雑談をしながら1分くらい、ペンを動かして、何かの絵を描いていた。
話が終わり、受け取ったスマホを見ると、ちょっとした絵と、「夢」「絆」、そして私たちの名前が書かれていた。
おお、鎌田先生って、おもしろい人だな~(*'ω'*)
ここまで手の込んだサインを書いてくれた人はいない!!

自分の思い描く大きな夢は、自分の努力+人との出会い~交流を通じて得られた絆、によって実現する、という意味だろう。
しがみついて頑張っていると「助け」は不思議とあるものです、だから諦めてはいけない、と鎌田先生は講演で言っていたが、夢も絆も助けも、信じるというのが重要な共通のキーワードなのだと思う。
それにしても、鎌田先生、「夢」「絆」と来るとはねえ、、、
こういう美化された言葉は、例えばテレビの芸能人などが言うとしらじらしく聞こえるのだが、鎌田先生が言うと、カッコいいし、サマになっている。
これには、マイった!!

病院エキスポの後は京葉線~中央線と乗り継ぎ、新宿駅へ。
新宿伊勢丹の奥田雄太さんの個展へ直行した。
電車の遅れもあり、到着は2時近くになったが、ちょうど空いた時間で奥田雄太さんとゆっくり話すことができた。


新宿伊勢丹の奥田雄太さんの個展


新宿伊勢丹の奥田雄太さんの個展


新宿伊勢丹の奥田雄太さんの個展


新宿伊勢丹の奥田雄太さんの個展


奥田雄太さんといえば??
2021年12月の石川画廊最終日(2021/12/27「奥田雄太さんとの出会い」)。
2022年3月の六本木ヒルズ初日(2022/03/09「六本木ヒルズ、奥田雄太さんと佐藤明日香さんの2つの展示会」)。
そして今回、2022年10月12日新宿伊勢丹初日。
石川画廊以来、約1年ぶりの再会となった。

これまでの記事で書いたように、奥田さんの作品って、私には、華やかで楽しくて、直観的にイイと思えるのである。
彼の絵がどうしてイイのか、その理由を私は深く考えたことがない。
まあ、私なんかは、高級レストランで料理がおいしい理由を深く考えて食べるような高尚な人間ではないので、、、
コロナもほぼ終息し、展示会にも気軽に来れるようになったし、奥田さんはこれからますます売れっ子になりそうである。

さて、新宿伊勢丹を出てからは少々さまよったが、買い物がしたくて上野広小路の松坂屋に立ち寄った。
資生堂パーラーで、おしゃれなビスケットを買った。
こないだお気遣いの手みやげをもらい、そのお返しがまだだったので。


資生堂パーラー


贈答品の送料が1000円以上するので、予算内に納めるため少し安いものを探した。
いや、待てよ。
デパートの贈答品の送料が高いのではなく、お菓子が安すぎるんじゃないの~!?

お菓子の値段がデフレ(需要不足)で、ずっと値上げできないから、不均衡になっているということである。
私たちは高額な送料のほうを見てしまい送料が高いと認識するが、お菓子がまだまだ安すぎのである。
欧米の食料品価格との比較、長期にわたる日本銀行の金融緩和、急速に進む円安といった事情を考慮するとそのほうが正しい認識と思えるがどうだろう。
とすると、日本は今後、お菓子と送料がそこそこ均衡するまでお菓子の値段(物価)のほうが上がり続け、最後は「帳尻が合う」ような感じになるのではないか。

2022/10/10

12月3日(土)、ウェルネスプラザ取手で、契約トラブルの勉強会「ネットリテラシー講座」を開催します

12月3日(土)13:30~15:00
1300~1330 受付
1330~1500 ネットリテラシー講座

(内容)
契約法の基本ルール
インターネット取引の特徴
事例紹介、相談先など
余談(*´з`)~♪♪
余談は15時以降、自由参加

(申込方法など)
予約不要
受講料無料
資料代500円(税込)がかかりますので、釣り銭のないようご用意をお願いいたします

(場所)
ウェルネスプラザ取手セミナールーム

2022/10/08

投資契約とクーリングオフ



書斎の本を整理していたら改正前の商法の教科書が出てきた。
商法なんて忘れたなあ、、、
ちょっと読んでみた。
おお、株取引の条文を発見!!

意外と知られていないが、株取引のことは商法にちゃんと書いてあるのです!!
株取引は商法の「絶対的商行為」というもののひとつである(商法501条)。
絶対的商行為とは、行為の性質上当然に商行為(ご商売)とされるもの、営業非営業、商人非商人を問わず、単にそれをすると即、商行為(ご商売)と認定される。

私たちは通常、株取引のことを「株式投資」と呼ぶ。
しかし、目的物を安価に取得し、高価に譲渡し、その差額を利得する行為を投機購買(投機的な買い)といい、個人投資家の積み立てによる株式投資なんかも商法上のこれに該当するのである(501条1号)。

(絶対的商行為)
第五百一条 次に掲げる行為は、商行為とする。
一 利益を得て譲渡する意思をもってする動産、不動産若しくは有価証券の有償取得又はその取得したものの譲渡を目的とする行為
(出典:法令検索・商法

さて本題にいこう。
投資契約のクーリングオフは認められるのか。
例えば英会話教室に入会したが、やっぱりやめます、入会金、受講料を返してください、というのがクーリングオフ(無理由解除)の典型例である。
条文上、クーリングオフという文言はないが、特定商取引法、割賦販売法などの法律で消費者保護のために無理由解除が認められており、これをクーリングオフといっている。
詳しくは、2022/07/15「あんみつ先生の契約トラブル講座(インターネットトラブル講座より)」に書いてある。

ただ、事業者(商人)はそもそも消費者ではないので、クーリングオフの制度で保護してもらえないのである。

では投資契約はどうなのか。
結論としては、投資契約のクーリングオフは認められない。
その一番の理由は、もしクーリングオフを認めると、金融商品が値下がりしたらクーリングオフをして、値上がりしたらクーリングオフをしない、というようなズルができてしまうからだと思う。

まあ、それでも個人投資家は金融機関や投資会社との関係では、消費者のような立ち位置である。
しかし、そうはいっても個人投資家は消費者契約法で保護されないと考えられている(同趣旨、商事法務2010年P91~92)。
以下通説的見解だが、個人事業主の株取引は事業資金の運用手段の扱いであり、2条1項の「事業のため」の文言で除外されるが、会社員などの場合も、株取引が再投資や生活のために運用する1つの事業とみなされるので、2条1項の「事業として」の文言で除外される。

(目的)
第一条 この法律は、消費者と事業者との間の情報の質及び量並びに交渉力の格差に鑑み、事業者の一定の行為により消費者が誤認し、又は困惑した場合等について契約の申込み又はその承諾の意思表示を取り消すことができることとするとともに、事業者の損害賠償の責任を免除する条項その他の消費者の利益を不当に害することとなる条項の全部又は一部を無効とするほか、消費者の被害の発生又は拡大を防止するため適格消費者団体が事業者等に対し差止請求をすることができることとすることにより、消費者の利益の擁護を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。
(定義)
第二条 この法律において「消費者」とは、個人(事業として又は事業のために契約の当事者となる場合におけるものを除く。)をいう。
2 この法律(第四十三条第二項第二号を除く。)において「事業者」とは、法人その他の団体及び事業として又は事業のために契約の当事者となる場合における個人をいう。
3 この法律において「消費者契約」とは、消費者と事業者との間で締結される契約をいう。
4 この法律において「適格消費者団体」とは、不特定かつ多数の消費者の利益のためにこの法律の規定による差止請求権を行使するのに必要な適格性を有する法人である消費者団体(消費者基本法(昭和四十三年法律第七十八号)第八条の消費者団体をいう。以下同じ。)として第十三条の定めるところにより内閣総理大臣の認定を受けた者をいう。

ようするに、法律は投資家にはなかなか厳しい態度なのである。
投資をしている時点で、あなたって消費者ではなく、商売人なんですよ。
だから損をしたからといって消費者(弱者)のふりをしても、法律で守ってあげませんよ、ということなのである。
法律の原則論としては、投資で損をしたというのは、商売人が商売にしくじって損をしたという話と同じである。
まあ、欲張りでやったこと(投資)なんだから、言われてみればごもっともではないでしょうか。

2022/10/06

世界の終わりがやってくる?? 投資は自己責任って何だろう??

投資は自己責任。
どの投資セミナーでもこう言われると思う。
投資は損をする可能性もある、そんなの常識ですよね!!
それくらい自分は知っていて投資セミナーに来ているのだが、、、

ただ、投資の世界では自己責任は非常に重要な原則なので、ここでも詳しく取り上げてみよう。
まず、自己責任の原則とはどのようなものかというと、自分がしていることを自分が理解している場合に、起きたことの責任を自分が負うべきことを意味する。
投資の世界では、損失が出たときに自己責任の話となる。
ふつうは、、、起きたこと=株取引等の損失で、その損失はお客さん、あなた自身の責任です、ということだ。
しかし、もしお客さんが自分で自分が何をしているのか分かっていない、勘違いなどをしている場合は、自己責任の原則は適用されない、起きたことの責任を自分で取らなくてもいい、ということでもある。

こういう考え方を法律の世界では責任主義という。
例えば、おもちゃだと思って振り回したらそのナイフは本物で、刃先が近くの人に当たりケガをさせてしまった、このような事例は傷害罪にはならない。
傷害罪は故意犯であり、故意がないと成立しないからである。
ここでは本物のナイフをおもちゃと勘違いしていた、という点が重要で、重要事項の錯誤(勘違い)があるので責任は問えない、ということである。

投資における自己責任も同じようなことがいえる。
つまり、お客さんが投資をする過程で、重要事項の錯誤があって、責任(損失)を問えない場合があるのだが、ここでは次の2点が重要事項である。

①証券会社などの売り手(セルサイド)が、リスクの説明をしたかどうか⇒投資家(バイサイド)がリスクを理解したかどうか
②ディスクロージャー(情報開示、情報公開)

とくに①が重要で、売り手が説明責任を果たしたかどうかが問われる。
例えば企業年金を運用する機関投資家と、金融知識の乏しい個人投資家(高齢者や主婦など)、この2人を比較すると説明責任の内容もレベルも違って当然である。
これは、金融商品取引法の「適合性の原則」と呼ばれる、少し難しい話なのであるが、こういう事例を考えてみよう。

父親が息子に車を運転させた⇒息子が交通事故を起こした⇒どちらの責任か??

父親が売り手、息子が投資家ということにする。
さて、どちらの責任なんでしょうね!?

答えは、息子にもいろいろあるのでケースバイケースである。
年齢別では小学生の息子から、大学生の息子、40才50才の息子まで、職業別では無職のどら息子から、サラリーマンの孝行息子、タクシー運転手やF1レーサーの息子まで。
したがって、個別の事例ごとに検証する必要があるのだ。
ただ一般論としては、投資初心者に難しい投資案件や、ハイリスクな投資案件を推奨するのは適合性違反の恐れがあると考えられる。
また、投資契約では原則として書面の交付が要求されている(契約締結前の書面の交付)。
説明があったかなかったか、説明が十分だったか不十分か、といった適合性の原則をめぐる争点は、書面を確認すればハッキリするだろう。

さて最後に。
最近の株式市場を分析してみよう。


■ナスダック月足(2022年10月)
(出典:Yahoo Finance)


ここ半年で、米国株はベアマーケット(下げ相場)に転換しつつあるようだ。
2008年のリーマンショック以来、約14年ぶりに、標準的なボリンジャーバンドで見ると下向きのチャートパターンとなった。
1929年世界恐慌、1987年ブラックマンデー、2008年リーマンショック、いずれも10月の出来事であった。

世界の終わりがやってくる??
まさか(*´з`)~♪♪

まあ、何事もなければいいが、、、こういうときに限って、朝から北朝鮮のミサイルが飛んできて、ものものしい警報が鳴ったりで、どうも10月は波乱含みの様相ではある。

続いて、日経平均にも、ナスダックと同じテクニカル分析指標をかけてみよう。


■日経平均月足(2022年10月)
(出典:Yahoo Finance)


この2つを見比べるとどうか。
まず、日経平均のほうが下げ渋っていることが分かる。
そこで、日本株は米国株よりも強いなどという人もいるようだが、それはちょっと違うような気がする。
そもそも日経平均株価は、米国株指数と比べてそれほど上がらなかった苦い過去がある(2つのチャートを見れば明らかだ)。
そのため比較的軽微な下げで済んでいるということにすぎないと私は思う。

ここで重要な節目は、コロナ以前の高値の周辺価格帯である。
今のところ、ナスダックも日経平均もその水準を超えて推移しており、コロナ以前に買い込んだ投資家が損失を抱えない水準なので売り圧力に乏しく、大きな下げまではないだろう。
しかし、ナスダッ1万ドル、日経平均25000円、ここを割ってくると要注意である。
ようするに、私の基本線は6月から書いているとおりで、ブレていないということである。