2021/01/22

虎ノ門ヒルズの冒険、私は「ダイハード」の不運な刑事ジョンマクレーン??



先日、初めて日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅でおりた。
乗換案内に銀座線の虎ノ門駅と書いてあり、歩いてすぐなのかと思ったらそうでもなかった。
私は途中で道に迷ってしまい、向こう側のANAインターコンチネンタルまで歩き、溜池山王駅から銀座線に乗ることに、、、

どうも、虎ノ門って、よく分からないなあ、、、

そうそう、ずいぶん前の話だが、虎ノ門ヒルズの中でも私は迷ったことがある。
私の場合、虎ノ門といえば「迷う!!」なのである。


虎ノ門ヒルズ、ぼくとらのもん


虎ノ門ヒルズ


このときはジャフコのオフィスで行われた人事セミナーの後だった。
エンゲージメントをテーマにしたセミナーで、従業員の福利厚生の多様化を取り上げており、非常に興味深かったので参加したのだが、私の印象に残ったのは映画鑑賞補助というユニークな福利厚生制度であった。
例えば、従業員が自分の見たい映画を見に行き、それを会社に報告すると、映画鑑賞補助として500円ほど支払われる仕組みである。

これは映画鑑賞補助はクーポン券とはまったく異なるもの。
クーポン券は割り引かれる映画が決まっている。
従業員は自分の見たくない映画を見に行くこともある。
しかし、映画鑑賞補助は自分の見たい映画を見に行くという点で、従業員の満足度が高いのである。

それでは私なら補助で何の映画が見たいかと、セミナーを聞きながら考えてみた。
仕事のストレス解消のための映画鑑賞なら、やはり、アクション映画だ。
ダイハードみたいな派手なアクション映画かな。
ところで、ダイハードの主人公って誰だっけ??
昔すぎて、はっきりとは思い出せないが、主人公はスキンヘッドの刑事である。




さて、セミナーが9時過ぎに終わった。
都心の大きなビルは、帰りが遅くなるとビル管理会社が警備を厳重にするので、昼間入ったときとは違う秩序になっていて戸惑うことも多いのではないか。
私は帰りのエレベーターをおりた後、迷ってしまった。
堅く閉ざされた扉の前で、私は「ダイハード」の不運な刑事ジョンマクレーン(ブルースウィリス)のことを思い出した。
巨大なビルの中で、ああ、なんだか、他人事とは思えない。
しかし、このときの私はジョンマクレーン刑事のような危機はなく、通りかかりの警備員に事情を話し、彼の案内で1階の玄関ロビーまで戻ることができた。

おお、よかった、助かった~♪♪

しかし虎ノ門ヒルズの無人の玄関ロビーなんて、めったに来れないぞ。
せっかくなので、、、私は無人の玄関ロビーをしばらく自由に歩いてみることにした。

私の靴音だけが聞こえる。
昼間とは違い、時が止まっているようだ。
そしてインフォメーションセンターの壁を見上げると、宇宙旅行のような幻想的絵画が飾ってあった。
それが何とも言えない美しさで思わず私は息をのんだ。






私は美術館で絵や彫刻を見て感動するような人間ではない。
が、このときは柄にもなく感動して、しばらくこの絵を眺めた。
その後、ビルの前庭に出ると、昼間はただの人形だった建造物が、いまは見事にライトアップされていてこれもまた大きくて美しかった。
ビルの中で迷い、一時どうなるかと思ったが、ちょっといいものが見れて得した気分であった。


2021/01/18

今回の挑戦はどうだったかと いうと







前回は、ABCのレシピのように作れませんでした。

今回の挑戦はどうだったかと いうと(*^.^*)

2021/01/17

冒険投資家ジムロジャーズの心構え

リーマンショック後のジムロジャーズは、一貫してコモディティー、ゴールドを推奨していた。
FRBなどの世界の中央銀行の金融緩和制政策(QE)を痛烈に非難していた。
QEにより、お金の価値(主としてドルの価値)が下がるとインフレーションが起こる。
ということはむろん、コモディティー、ゴールドが上昇するはずだからだ。

しかし、相場の実際は理屈通りではない。
好景気なら株価が上昇し、お金の価値が下がればやはり株価も上昇するのであり、振り返ればリーマンショック後は株式だけを買う方が良かった。

なあんだ、答えはいつもシンプルじゃないか。
ジムさん、あなたは考えすぎだよ。

偉大なジムロジャーズにケチをつけたいわけではない。
が、私は彼の話が少しばかり間違っているとは思っていた。
コモディティー、ゴールドは、貨幣価値が毀損されるだけではなかなか上昇しないものなのだ。
これらが上昇するためには、「株式バブル」にならないとだめである。
したがって買う順番としては、リーマンショック後は株式の買い、株式バブルで株式を売り抜け、コモディティー、ゴールドなどを買う、という流れとなる。
ただ、2020年3月のように株価が大暴落した場合は、株式のバーゲンセールを思い切って買う方に投資妙味がある。
そのため、素晴らしい商品相場は本当に短い間しか続かない。
したがって、コモディティー、ゴールドの買いは、ジムが言うほどの投資妙味があるとは言えず、投資の初心者には推奨すべきことではないと思う。
株式なら定期的に配当があり、インフレヘッジをするならコモディティーやゴールドよりも、賃料収入のある不動産を買う方がシンプルで直感的だと思う。


ジムロジャーズ「ジムロジャーズ 中国の時代」「ジムロジャーズ 世界を行く」「ストリートスマート」


さて、ここまでは、偉大なジムロジャーズにケチをつけてしまったが、実は、私の書斎の本棚には、ジムロジャーズの著書がひととおり揃っているのである。

ジムロジャーズ「中国の時代」
ジムロジャーズ「大投資家ジムロジャーズ世界を行く」
ジムロジャーズ「冒険投資家ジムロジャーズのストリートスマート」

などなど、緊急事態宣言のさなか、週末の夜は書斎の本棚をのぞいて本を再読するようになったのだが、彼から学べることは恐らく、推奨銘柄や売買のタイミングではなく、投資家としての心構えだと思う。
駆け出しのころの彼は、ジョージソロスと一緒にクオンタムファンドを運営しており、このヘッジファンドは70年代を代表する元祖ヘッジファンドとも言うべきところであるが、彼はこの時、航空株の買いで大儲けをしたという。
私は当時の考え方をよく知らないが、航空株は今でも、おいしくない銘柄のはずだ。
そもそも航空会社のビジネスモデルが悪いからだ。
しかも当時は原油高だった。
となると、どうして航空株を買うのだろう、という疑問が生ずるが、そこは本を読めば分かる。
ようするに、他人をまねるマインドがだめなのである。

もう1つ、彼がすごいのはバイクと車で世界一周の冒険旅行をしたことである。
ぶ厚い冒険旅行の本を読めば、人生の可能性と素晴らしさを感じることができる。
旅の過程で彼は、発展途上国の中国の未来を予見し、中国株投資を推奨するようになったのだが、自分の足を動かして得た投資情報、この目で見て感じた投資情報は、最も信用できるものだと言える。
ようするに、他人に頼るマインドもやはり、だめなのである。

どんな時も他人をあてにしない、彼のマインドはこれに尽きる。
彼の著書に「娘に贈る12の言葉」という本があるのだが、彼は自分の娘にも独立自尊の精神を教えているのだった。
新型コロナウイルスの危機で、相互扶助の精神は必要不可欠だ。
しかし、危機の時こそ、他人をあてにせず、自分の信念で行動するという精神も重要だと思う。
そうであるなら、もちろん、政府をあてにしすぎてはいけない。
それは本当に重要なことだ。
10万円の給付金をもらっても独立自尊の精神を持ち続けたいものだ。

2021/01/04

お雑煮からフルーツサンドイッチに




朝食が、お雑煮からフルーツサンドイッチに。

お正月が終わり、またいつもの日々に戻ります(*´ー`*)