2022/07/18

この世はハンター試験

こないだ、コピー機の順番を待つ間、ブックスタンドの少年ジャンプを手にとった。
週刊少年ジャンプ、、、
懐かしいというか、何というか、学生時代は駅の売店で170円で売っていた。
それがいまは270円もするのか!!
しかも、紐で縛られ、立ち読みができないとは。

内容も様変わりしているのではないか。
表紙を見ると時代の移り変わりを感じる。
私の学生時代のジャンプといえば黄金時代だった。
鳥山明「ドラゴンボール」、冨樫義博「幽遊白書」、井上雄彦「スラムダンク」、この御三家で雑誌も単行本もバカ売れしていた。

私は帰宅して、書棚からジャンプコミックスの単行本を取り出した。
懐かしの「こち亀」と「ハンターハンター」を、ぱらぱらとめくって読んだ。
「ハンターハンター」って、まだジャンプに連載しているのかなあ??

「主人公の少年・ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親のジンと会うため、父の職業であったハンター(詳細は下記)となり、仲間達との絆を深めながら成長する様を描いた冒険活劇」「くじら島に住む少年ゴン=フリークスは、幼少期に森でキツネグマに襲われている所をハンターの青年カイトに助けられた。ゴンはこの時、死んだと思われていた父親ジンが生きており、優秀なハンターとして活躍していることを知る。それをきっかけにハンターという職業に憧れを抱いたゴンは、ハンター試験の受験を希望。ジンを快く思っていない里親ミトの出した条件をクリアし、ハンター試験会場へと向かうべく故郷を旅立った」

ハンター試験ねえ、、、
つくづく思うが、この世はハンター試験だ!!
志を高く持って努力をしていれば、ふとしたきっかけで、ハンターと出会うことがある。
志願すれば誰でも受験生になれる。
そう、本人も知らないうちに。
いつのまにか試験が開始していることもある。
セレンディピティ(serendipity)という言葉を知っているだろうか。
ふとしたきっかけで幸運(チャンス)を掴むことである。
このとき、ちょっとした手がかり(ヒント)に気付けるかが重要だ。




漫画の中のハンター試験は、大学受験や国家試験のように公正な試験形態ではない。
試験内容は、その時々の試験官がその場で適当に決めるから、不公正だ。
つまり、試験官の人的要素、受験生の運に大きく左右される。

鬼試験官は、人権無視の無理難題を突き付ける。
そのため受験生のほとんどが不合格となったり、死んでしまったりするが、運営委員会は、それはそれで問題ないのだという。
しかし、やさしい試験官は簡単な問題を出してくれる。
らくちんだし、これは、ありがたい。
例えば単に聞かれたことに答える、言われたことを実行する、それだけで合格することもあるみたいですよ~♪♪






楽しい楽しいABCクッキング!!
ハイ、2人とも合格(*'ω'*)///

すると次は、別の試験官が登場し、二次試験の開始となった。
今度は2人に、まったく別の課題が与えられた。
なになに??
二次試験の試験官は、彼ら(2人は私の大学の後輩で留学生)の事業計画書を見たいようだ。
私は早速、彼らから預かっているアーティスト支援事業の事業計画書を、二次試験の試験官に送った。




中核のデジタルアート事業、、、いわゆるNFT事業といわれるものだ。
これは最近の流行りだから、なかなかいいと思う。
しかも、衰退中の日本市場ではなく、リッチな中国市場をターゲットにするとは、目の付け所もなかなかいい。
この事業は、日本人アーティストの可能性を広げるに違いない。

そういえば数ヶ月前、私はコレド室町で、たまたまデジタルアートの展示会を見たのだ。
エキサイティングな作品ばかりだったが、これからの時代は、伝統的な正統派アーティストだけではなく、ゲームクリエイター、アニメーターといった新しいアーティストが、デジタルアートの分野で活躍し、アート業界を盛り上げるだろう。
彼らの作品は、アメリカ、ヨーロッパ、中国のファンにもかなり売れるのではないか。








ところで、今日は7月18日、海の日である。
実は、この一次試験(料理教室)が行われたのは、今年3月のことだった。
それ以前からこの事業は計画されており、3月当時もいろいろと進行中だった。

では、結果はどうだったのか。
つまり、肝心の二次試験の結果についてであるが、後日、本人たちから「だめでした」という連絡があった。
あら、残念です、、、
二次試験の試験官は、私とは違い、非常に偉い人で、かつ、厳しい人でした(*'ω'*)!!!
エッセイストの私なら、今回のように、エッセイのネタを提供してくれれば、すぐ合格なんですけどねえ。
この2人、これからもあきらめずに起業するのでしょうか??
最近は、試験が終わり、夏休みに入ったようですが。

以下、追記。
これまでブログに書きませんでしたが、3月以降、私の体調はイマイチでありました。
自分でも驚いてしまうのですが、2021年7月当時と比べると、現在の私の体重は(2022年7月19日現在)、マイナス約10キロなのです(*'ω'*)wow!!
おや、大学時代の体重まで、見事に戻ってしまいましたね~♪♪

その点はうれしいのですが、ちょっと心配、、、
私は去年から、ダイエット目的で運動を続けていますが、最大でマイナス10.5キロを達成したのです。
念のため、病院で検査を受けましたが、重い病気などはなし。
しかし、無理はしないほうがいいということで、日常生活は調整中、講師業を始めとする様々な仕事も4月以降お休みです。
講師業は8月中旬から再開の予定。

そのような事情もあり、あんみつ先生は後輩のように、あるいは、懐かしい大学時代のように、しばらく夏休みに入ります(*'ω'*)summer vacation!!

2022/07/17

ラーメン好きなら、Cash is Kingだ!!

テレビニュースなどを見ていると、最近は、芸能人による投資詐欺が話題のようだ。
こういうことがあるから、投資関係者というのは、やはり、世間のイメージがよろしくない。
私は業界人でないが、周囲の人から、親切でこう言われたことがある。

「先生、ここだけの話、投資講座なんか、やめたほうがいいですよ。」
「そ、そうなんですか、、、」
「終活講座のほうが、あんみつ先生のイメージがいいからです。」

う~ん、世間の目は、なかなか厳しいなあ、、、
真面目で、人のいい彼らが私のためを思ってそう言うのだから。
それなら、投資講座はイメージダウンになるので素直にやめたほうがいいのだろうか。
今後は、何件かご依頼をいただいている終活等の講演講義を中心に、あるいは、ワイン講座なども企画しつつ、(悪化したらしい??)イメージ向上を図るほうが賢明なのか。
ただ、今日においては、郵便局でも投資信託等の推奨勧誘が問題となったり、FP(ファイナンシャルプランナー)も金融商品の販売に深く関与している。
もはや、投資関係者というとき、誰を指すのかよく分からない事態となっている。
以前の繰り返しとなるが、経済評論家山崎元さんの言うように、投資の損の多くは人災、投資のことを語る人間は危険なので一切近付くな、という個人投資家に対する警告が、ますます真実味現実味を帯びてくる(2021/12/22「私の書いたことが本になるなんて」)。
だとすれば、業界人でない私が、どういう投資講座をするべきか自ずと決まって来よう。

あんみつ先生の投資講座はKYな内容である。
必ずしも受講者に投資をおすすめするものではない。
「初心者は損をしないように~」と言った後、淡々とリスクマネジメントの話をする。

あんみつ先生は、証券の価値に投資をするといっても、投資はタイミングが非常に重要だと思う。
そこで、金融商品の価格分析の方法(テクニカル分析)を、お披露目する。
また、「買ったものは売りましょう、売らなければ儲かりませんから!!」、こういう但書も付ける。

「みなさん、株式を買いましょう。今が買い時です(=゚ω゚)ノ」
「これからインフレになります。株式でインフレ対策をしましょう!!」
「みなさんだけには、アナリストのわたくしの推奨銘柄を、特別に教えましょう♪♪」
「株式は毎月積立て、売らないのが最も儲かります^^」

これが典型的教科書的な投資講座。
もちろん私は私の投資講座のほうが、お気に入りである。

ところで、相場には「Cash is King(最強の金融商品は現金である)」という格言がある。
そう、私のよく行くラーメン屋って、たいていはどこも現金払いだ。
ラーメン好きなら、Cash is Kingだ!!


牛久、ラーメンみちすけ


上野広小路、昇竜


上野広小路、俺の創作らぁめん 極や


一蘭


■ユーロ/ドル週足(2022年7月15日)
(出典:Yahoo Finance America)


ところで現在のマーケットも、まさに、キャッシュイズキング。
「最強のキャッシュ=ドル」が独り勝ちしているベアマーケット(下げ相場)である!!
しかし、すでにドルは対ユーロで買われすぎの水準に到達した。
連休明けにユーロドルが暴落し、為替市場がまったく新しいステージに入ることもあり得るが、何事もなければいったんは底入れし、ここから切り返して年後半、ドル安にふれるような気もする。
そうなるとドル円相場も、年後半は円安トレンドが一服し、円高圧力が強まる。
ユーロドルがドル安にいけば、ドル円は方向感を欠いた横ばいの展開で推移するだろう。
あるいは、想定外の円高。

世界的に景気が悪化しており、世界的にインフレが進んでいる。
すると当面は、ドルよりも(デフレ傾向の強い日本の)円で保有するほうがいいのである。


■米国債10年週足(2022年7月15日)
(出典:Yahoo Finance America)


ただし、日米金利差などの諸事情から米国債を買う機関投資家の投資行動には合理性がある。
ところが日本の個人投資家は、ドル預金をするが米国債を買わないのがふつうだから、為替リスクと高額の為替手数料を支払ってまで、円を売りドルを買う理由はないと思われる。
政府やマスコミがインフレで円安、インフレで株式投資と騒いでいようが、ドルよりは円で、日本株式よりは日本円で保有するほうがいいと思う。

なお、3か月前は、誰でも円を売りドルを買えばよかった。
これについては、2022/03/27「2022年3月26日(土)、ウェルネスプラザ取手の会議室にて専門家向けの金融経済法律の勉強会「あんみつ先生のちょっとためになる老後の福祉と相続のお話!!」を開催しました」の動画を参照。

2022/07/15

あんみつ先生の契約トラブル講座(インターネットトラブル講座より)

最近、インターネットトラブルについて話してほしいとの講演依頼があり、その準備をして、近所の会議室で試し撮り(練習)をしてきた。
障がい者支援施設からの依頼なのだが、担当者とのやりとりの中で、そういったトラブルに巻き込まれて困ってしまう障がい者の方が、少なからず、いるということを聞いた。
これって、なかなか切実な社会問題ではないか、と私は思った。

高齢者をターゲットとした詐欺事件が、毎日のようにテレビニュースで流れている。
高齢者は人口の半分近くもいる。
裕福な高齢者の場合は被害額が大きい。
だから、事件化し、報道されていると考えられる。
これに対し、障害者は少数派である。
高齢者のように裕福かというとそうではない人が多い。
被害額も小さいと考えられる。
また、障害者は自分から相談しにくいのではないかと思う。
とすると、単に事件化していないだけで(泣き寝入りなど)、被害の実態はひどいのかもしれない。


「契約トラブル講座(契約の基本ルール)ダイジェスト(1)」
<補足>
(同時履行の抗弁)
第五百三十三条 双務契約の当事者の一方は、相手方がその債務の履行(債務の履行に代わる損害賠償の債務の履行を含む。)を提供するまでは、自己の債務の履行を拒むことができる。ただし、相手方の債務が弁済期にないときは、この限りでない。
(民法)


「契約トラブル講座(クーリングオフ)ダイジェスト(2)」

<補足>
修正補足箇所については、下記のとおり。
・電話勧誘販売=メールは該当せず
・会員制の〇〇、会費の支払=例として投資サークルの月会費、結婚相談所の月会費などがある
・通信販売=クーリングオフはできないが、事業者は返品条件等を表示することになっていて、その表示がなければ8日間は返品可能
・事業者間契約における問題について「日本の法律では、クーリングオフ制度は主として消費者保護を目的としたものである。契約者が事業者の場合、特定商取引法のうち訪問販売、通信販売及び電話勧誘販売に関する規定は適用除外となり、クーリング・オフをすることができない。とくに近年、事業者のうち個人事業者を対象にした訪問販売による高額家庭商品の販売によるトラブルが多発しており、問題となっている。なお、個人事業者であっても、その事業と関係のない契約については消費者の立場になるので、クーリングオフ制度の適用がある。」(Wikipedia「クーリングオフ」より


クーリングオフまとめ
(クーリングオフまとめ)


以下、追記。
この講演会の終了後、受講者からアンケートをとったのだが、やはりというか何というか、トラブルにあったことがある、いま、あっているという人が何人もいて、私は非常に驚いた!!
この手のトラブルの場合、一般に相談先は、消費生活センターの「188(いやや)」と、警察の「9110」、法テラス「0570ー078374(おなやみなし)」を紹介している。
しかし、それだけでは不十分なのでは、と思った。
講演のとき、私の話に対して、(自分が話しかけられていると思って)「はい」と答える元気な女の子がいたのだが、、、もし彼女が、悪徳訪問販売員と仲良くなり高額商品を買わされたらどうなるのだろう。
どこの行政窓口に相談すればよいのだろう。

私の調べたかぎりでは、障害の特性を理解したうえで相談に乗ってくれるような行政の窓口はないようである。
例えば警察のウェブサイトを見ると、高齢者向けのオレオレ詐欺の相談窓口、女性向けの相談窓口、外国人向けの相談窓口はあるのだが。
もし障害者向けの相談窓口があれば、障害者に対する悪徳商法や詐欺の被害を未然に防ぐことができたかもしれない??
というわけで、そういう相談窓口を警察は作ってみてはいかがでしょう、と県警に意見をお伝えしてみた。

2022/07/14

おや?? おいしいのですが、いつもと味が少し違う??


レアチーズケーキ。ママ殿の手作りです。おや?? おいしいのですが、いつもと味が少し違う?? 聞いてみると、レモンの分量を間違えたそうです(*'ω'*)




2022/07/08

あんみつ先生の肩書はエッセイスト。身につかなくたっていいのだ、格好さえつけば!!

5月に訪れた飯田橋のミヅマアートギャラリーで、私は「パンとサーカス展」を見た。
これは原作者の島田雅彦の新聞連載小説「パンとサーカス」の挿絵をまとめた共同展示会で、水野里奈、岡本瑛里、荻野夕奈、金子富之、熊澤未来子、山本竜基、計6人のアーティストが参加した。

家に帰った私は、早速、書棚から島田雅彦の本を探し出した。
が、それは分厚い最新作「パンとサーカス」ではなく、10年以上前に書かれた「不惑の手習い」という薄くて読みやすいエッセイであった。


島田雅彦、不惑の手習い


このエッセイは島田雅彦がその道の一流の先生(師匠)のもとで習い事をするという内容であるが、後半では有名なショコラティエのジャンポールエヴァンから、ショコラ・ショ(ホットチョコレート)の作り方を習う。
このときの島田雅彦の発見は、「君のために、ぜひ、ショコラ・ショを作ってあげたい」というのが女性に対する強力な口説き文句になるということだった。


島田雅彦、不惑の手習い


というようなことを、5月のブログ記事で書いたわけだが、今回はその続きである。

「身につかなくたっていいのだ、格好さえつけば~不惑の手習いとは、アマチュアリズムの追求であり、一目置かれる素人になることを目指す」「他人に笑われようが、真剣に趣味や遊びにかまけてみせるところにダンディの本質がある」と、島田雅彦は書いている。

な、なるほど、、、
私は別にダンディズムを求めているわけではないのだが、ABCクッキングの会員でもあるので、ケーキコースでチョコレートケーキの作り方を学んでみようかしら♪♪


ABCクッキング


ムース・オ・ショコラ(Mousse au chocolat)、ラズベリーソースを忍ばせたチョコムースにグラサージュをかけて艶やかに仕上げる~と書いてある。
とすると、私の場合、MademoiselleのためにMousse au chocolatを作ります、となるのだろうか(*'ω'*)

また、エッセイの中で島田雅彦は二胡を習っていた。
私は、もう何年も弾いていないピアノを、また弾いてみるか♪♪
大人のためのピアノ教室は、なかなか楽しいと聞いたことがある。
指はそこそこ動きそうだ。
書棚にある輸入版の楽譜と、日本版の楽譜を、テーブルに並べてみた。
エリックサティーの「Je te veux」などがある。


ピアノ楽譜、エリックサティ




そうそう、写真も学んでみよう。
昔とは違い、外出先で気軽に写真を撮るから、撮影技法を基礎から学ぶのは現代人のたしなみである。

あとは、やはり、ワイン!!
ワインの資格試験(WSET3)は、巨大台風と新型コロナウィルスのため、二度の延期を強いられた。
かなり苦労して取った資格だから、ぜひ、生かしたいのだ。
ワインバー開業計画はコロナで中止となったものの、このような形でワインの資格を生かせれば、失敗は成功のもと、あとで考えるとよかったと思えるのではないか。


ワインとチョコレートのマリアージュの講座


チョコレートとワインのマリアージュ。
4年前、キャプランワインアカデミーで受講したこの講座を思い出した。

ねえ、Mademoiselle。
Mousse au chocolatに赤ワインはいかがでしょう??
マリアージュなら私にお任せを。
このチョコレートは禁断の恋愛のような甘さとほろ苦さがあります。
したがって、情熱的で危ういフルボディーのカベルネソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)よりも、上品でセクシーな、ブルゴーニュのピノノワール(Pinot Noir)のほうがいい。


ワインとチョコレートのマリアージュの講座


最後に「不惑の手習い」のあとがきより。

「金や地位より教養、素養、これはワールドスタンダードである。そのことは女の方がよく分かっている~女もすなる習い事、男もしてみん」

実は、私も同じようなことを思っていたので、あとがきを読んでピーンと来た。
うん、アーティストと同じで、売れずとも、エッセイストでいいんだ。

あんみつ先生の肩書はエッセイスト。
身につかなくたっていいのだ、格好さえつけば!!

2022/07/07

和久峻三「民法おもしろ事典」

おととし、講師養成講座で知り合ったYさん、彼女は社会保険労務士兼FP(ファイナンシャルプランナー)で、茨城県内で資産設計セミナー、終活セミナーなどの講師をしている。
こないだ、そのYさんからセミナーの資料を見せてもらう機会があった。
終活セミナーの場合、まず遺言の勉強から始めるのだという。
資料は、遺言~成年後見、民事信託と続いていたが、几帳面なYさんは図表と吹き出しを多用し、専門用語ではなく平易な言葉を用いていた。

確かに法律用語は難解なので、何も知らない一般人に教えるには様々な工夫が必要だ。
しかし、平易な言葉だと正確さを欠く場合が多い。
Yさんもいろいろ悩みながら作っているようだが、、、専門的な話をかみ砕いて話す、これは教えることの中では最も難しいし、注意が必要なのだ。

そういえば、昔のことだが、作家で弁護士の和久峻三が「法律おもしろ事典シリーズ」というのを書いていた。
学生時代にシリーズごと買ったのを思い出した。


和久峻三「民法おもしろ事典」


書斎の本棚を探すと「民法おもしろ事典」だけが残っていた。
欲張りで醜い豚兄弟が、遺言と遺影を持って微笑み、相続争いを予兆させる扉絵である。
和久峻三は、必殺仕事人で有名な藤田まことが主役刑事を演じる「京都殺人案内シリーズ」の原作小説を書いた流行作家である。
ページをめくると、最初のお題は「埋蔵金を発掘したら誰のものになるか?」であった。
さすが、流行作家である。
これなら、一般の人は気になって読み始めてしまう。
人生の中で私たちが埋蔵金を発掘することなど考えられないが、そこはやはり、もしもの時のために知りたい。
読み進めると飲み屋のツケの話もあった。
消滅時効の話である。
その後、遺言の話になっていき、いよいよ扉絵の豚兄弟の醜い相続争いの話になる。
ただ、これは旧民法の時代の古い本なので、ここからは私が話そう。
遺言には大きく分けて3つの方式がある。

・自筆証書遺言
・秘密証書遺言
・公正証書遺言

この3つを、「じひつしょうしょゆいごん」「ひみつしょうしょゆいごん」「こうせいしょうしょゆいごん」と読むのは読みにくいので、法律家は遺言を「いごん」と読む。
たまに、「それって、ゆいごんのことでしょ?」と微笑んで突っ込まれる場合があり、もっとごくたまに「ゆいごん!!」と注意される場合もあるのだが、国語教師が「ゆいごん」と教えるのだからしょうがない。

このうち、1人で手軽に書けるのが自筆証書遺言である。
自筆なので、パソコンで作るのはだめである(ただし、財産目録はパソコンで作ってもよい)。
しかし、書き方の簡単な決まりがあるだけで、それさえ守ればわりと柔軟な記述ができる。
子供へのメッセージなどの自由記述をしてもよい(「付言事項」などという)。
ただし、自筆は手軽に書けるから信用力も弱い。
そこが自筆の問題点である。
練習用に書いた後、破り捨てるのを忘れたりして、あとでそれを見つけた子供たちがそれに従って遺産分割をするかもしれない。
逆に、清書の遺言を封筒に入れて大事にしまうと、子供たちに見つけてもらえないままかもしれない。
そこで予め同居の息子にありかを伝えておくと、同居の息子が遺言の文末をこっそり書き換えるかもしれない。
その結果、遺産をもらい損ねた次男は偽造と言い、遺産をもらえる長男と争いになるかもしれない。
このように、自筆だと保管や管理も含め、いろいろと大変なのである。

そこで最近、法務局に自筆証書遺言を預ける便利な新サービスが注目されている。
令和2年7月に運用開始がされたばかりで、まだ十分周知されていないが、非常に便利である。
法務局は司法書士が登記申請をする場所なので、興味があるなら近所の先生に聞いてみるといいだろう。
法務局の登記の窓口とは別に、遺言書保管の窓口が新しくできて、そこに遺言書保管官という行政職員が配置されている。
ここで所定の遺言書保管手続をすると、法務局の金庫(?)で遺言書を大事に預かってもらえるので安心という話である。
今のところ保管料は1通につき3900円である。
家庭裁判所での遺言の検認手続が不要となるのも利点である(法務局における遺言書の保管等に関する法律11条)。


法務局遺言書保管手数料一覧


(普通の方式による遺言の種類)
第九百六十七条 遺言は、自筆証書、公正証書又は秘密証書によってしなければならない。ただし、特別の方式によることを許す場合は、この限りでない。
(自筆証書遺言)
第九百六十八条 自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。
2 前項の規定にかかわらず、自筆証書にこれと一体のものとして相続財産(第九百九十七条第一項に規定する場合における同項に規定する権利を含む。)の全部又は一部の目録を添付する場合には、その目録については、自書することを要しない。この場合において、遺言者は、その目録の毎葉(自書によらない記載がその両面にある場合にあっては、その両面)に署名し、印を押さなければならない。
3 自筆証書(前項の目録を含む。)中の加除その他の変更は、遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場所に印を押さなければ、その効力を生じない。
(公正証書遺言)
第九百六十九条 公正証書によって遺言をするには、次に掲げる方式に従わなければならない。
一 証人二人以上の立会いがあること。
二 遺言者が遺言の趣旨を公証人に口授すること。
三 公証人が、遺言者の口述を筆記し、これを遺言者及び証人に読み聞かせ、又は閲覧させること。
四 遺言者及び証人が、筆記の正確なことを承認した後、各自これに署名し、印を押すこと。ただし、遺言者が署名することができない場合は、公証人がその事由を付記して、署名に代えることができる。
五 公証人が、その証書は前各号に掲げる方式に従って作ったものである旨を付記して、これに署名し、印を押すこと。
(公正証書遺言の方式の特則)
第九百六十九条の二 口がきけない者が公正証書によって遺言をする場合には、遺言者は、公証人及び証人の前で、遺言の趣旨を通訳人の通訳により申述し、又は自書して、前条第二号の口授に代えなければならない。この場合における同条第三号の規定の適用については、同号中「口述」とあるのは、「通訳人の通訳による申述又は自書」とする。
2 前条の遺言者又は証人が耳が聞こえない者である場合には、公証人は、同条第三号に規定する筆記した内容を通訳人の通訳により遺言者又は証人に伝えて、同号の読み聞かせに代えることができる。
3 公証人は、前二項に定める方式に従って公正証書を作ったときは、その旨をその証書に付記しなければならない。
(秘密証書遺言)
第九百七十条 秘密証書によって遺言をするには、次に掲げる方式に従わなければならない。
一 遺言者が、その証書に署名し、印を押すこと。
二 遺言者が、その証書を封じ、証書に用いた印章をもってこれに封印すること。
三 遺言者が、公証人一人及び証人二人以上の前に封書を提出して、自己の遺言書である旨並びにその筆者の氏名及び住所を申述すること。
四 公証人が、その証書を提出した日付及び遺言者の申述を封紙に記載した後、遺言者及び証人とともにこれに署名し、印を押すこと。
2 第九百六十八条第三項の規定は、秘密証書による遺言について準用する。
民法

2022/07/06

2022年8月14日(日)、ウェルネスプラザ取手で、「あんみつ先生のちょっとためになる終活講座(認知症対策編)」を開催します

2022年8月14日(日)、ウェルネスプラザ取手で、「あんみつ先生のちょっとためになる終活講座(認知症対策編)」を開催します。
13時30分~15時30分、1階のセミナールームAで開催の予定です。
受講料無料、資料はPDFのものを無料配布します。
紙の資料がほしい方は、資料代1000円(税込)がかかります。
なお、成年後見制度は、障がい者やそのご家族も参考になりますので、お気軽にご参加ください。

以下は、成年後見制度の講義動画です。
相続講座の講師を頼まれたので、会議室を借り、インターネットトラブルの講義動画と一緒に、試し撮り(練習)をしたものですが、8月14日も、だいたいこれと同じようなことを話す予定です。


「あんみつ先生のちょっとためになる終活講座(認知症対策編)ダイジェスト」


以下、障害者の老後対策、相続法改正のまとめ、任意後見、民事信託について簡単に解説しています。


「相続講座(障害者の老後対策・遺言)」


「相続講座(相続法改正まとめ・配偶者居住権)」


「相続講座(任意後見)」


「相続講座(民事信託)」


民事信託解説

2022/07/05

江副浩正「不動産は値下がりする!」

①不動産価格の下落
②株価の下落
③景気後退

だいたい、この3つは同じことである(逆も同じ)。
景気が悪化するとき、資産価格はそれに先んじて悪化(下落)する。
株価は約半年ほどの景気の先行指標と考えられている。

景気が悪化すれば、需要減で物価は下落あるいは低迷する。
平成のデフレ不況がそれである。
よって、、、

①不動産価格の下落
②株価の下落
③景気後退
④物価の下落

しかし、現在のように、原材料価格の高騰による物価高なら(コストプッシュインフレ)、このときは、どうなるかというと、、、

①不動産価格の下落
②株価の下落
③景気後退
④物価の上昇

なぜ物価が上昇するのに、不動産価格、株価が下落するのか??
その理由は、投資家が金利の上昇を織り込むからである。
物価が上昇すると私たちは生活に困るから、政府は物価上昇を抑えるために金利を上げざるを得ない。
まあ、それがまともな政策判断なのである。
そのため、投資家はそれを予測し、金利が上がる前に資産を売却し、備えるのである。
その結果、資産価格は金利が上がる前に先んじて下落することになる。

資産価格の下落は始まったばかりのように見える。
物価上昇も始まったばかりだ。
そしていまだにマイナス金利である。

新型コロナウィルスが沈静化し、これから景気が回復する、引き続き、資産価格が上昇するという物語は、日本銀行がマイナス金利を維持する、かつ、日本政府が財政支出を続ける、それが大前提となる。
だが、それだと物価が上昇し続けるので、多くの人が生活に困るし、現金保有者は損である。
このとき、様々な理由で円安になるのが道理であるが、金融緩和の効果とあいまって、円安が今後さらに進んでいく、結果、物価がさらに上昇すると考えられるのである。
そして、さっきの繰り返しとなるが、、、物価が上昇すると私たちは生活に困るから、政府は物価上昇を抑えるために金利を上げざるを得ない。
ということは??


江副浩正の不動産は値下がりする


さて。
不動産価格が下落すると、景気に悪影響を与えることが必至である。

リクルートの創業者江副浩正の「不動産は値下がりする」という名著がある。
私は間違えて2回買ってしまい、書斎に2冊並べてある。
今後の物価高を見込んで、あんみつ先生のサイン入りで、1冊55000円(税込55000円)でお譲りしましょう(*'ω'*)マジデ,タカッ!!!

江副氏はリクルート事件で失脚後、隠遁生活をしたが、晩年にこれを書いた。
リーマンショックの前年(2007年)に出版された。
江副氏は西武グループの堤義明氏などと並んで、昭和の不動産王のひとり。
不動産王が言うのだから当たる、と私は思うのだが、江副氏の指摘することも懸念することもまだ起きてはいない。
それがこれから起きるのではないか、と私は思うのだが、、、

都心に高層オフィスビルと高層マンションが建ち、これまでめぼしいものがなかったエリアでも再開発が進むと、全体として不動産は値下がりするはずだ。
床面積が増えることで、需給関係がゆるむことはあっても、タイト化することはないし、日本は人口減少がほぼ確定しており、高齢化で経済も衰退している。
したがって、長い目で見ると都心の不動産は大きく値下がりするだろう。

ここ10年、このような江副氏の予測に反して不動産価格が上昇していたのは、インバウンドの中国人マネーと東京オリンピックマネーと、そして何よりも、日本銀行の過激な金融緩和(ヘリコプターマネー)のマネーのおかげだったのである。
すると、これからどうなるだろうか??
また、江副氏や堤義明氏の会社が、バブル崩壊後もかろうじて生き延びられたのはどうしてだろう??




■大東建託(1808)
大東建託月足チャート
(出典・YahooFinance)

これはあくまでも、一般的標準的テクニカル分析によるものであるが、2本の下向きの平行線の中に相場があるかぎり、下落トレンドである。

赤い丸=ブレイクアウトで、強い下落シグナル
緑の丸=下げ止まり
青い丸=上昇トレンド転換

ただ恐らく、青い丸のところまで上昇するのは、当面、むずかしそうである。
でも、大東建託はサブリースの不動産屋さんですよね。
サブリースは、2018年にスルガ銀行の事件で社会問題となりました。


■住友不動産(8830)
住友不動産の株価
(出典・YahooFinance)

いまや都心のあちこちで住友不動産のビルを見かける、不動産業界きっての成長企業の住友不動産の株価である。
う~ん、株価のパターンを見るとどうなのだろう??
天下の財閥系不動産会社が大東建託と似ているようにも見える。
なぜサブリースの大東建託と??
もしかすると金利の上昇という共通の爆弾(リスク)を抱えているからではないか。

バブル崩壊当時、高金利を前提に返済計画を立てていた投資家や実業家たち。
しかし、当時とは違い、いまの彼らには、生き延びるための金利ののりしろがあるのかというと、まったくない。

2022/07/01

Between Debt and the Devil(2)フリーランチはない



前回のブログ記事で登場した「債務さもなくば悪魔(Between Debt and the Devil)」というヘリコプターマネーの専門書。
著者のアデアターナー(Adair Turner)はイギリスの元金融サービス機構(FSA)長官、ヘリコプターマネーの権威、イギリスを破綻させたヘッジファンドマネージャーのジョージソロスの仲間である(≧∇≦)キャー,ステキイイ!!


(債務さもなくば悪魔(Between Debt and the Devil)表紙裏より)


すでに述べたとおり、ヘリコプターマネー(helicopter money)は劇薬そのもので、財政規律を害し、中央銀行のバランスシートが債務超過となるため、中央銀行及びその発行する貨幣に対する信認が損なわれてしまう。
また、アベノミクス以降、日本銀行が金融緩和(QE)をしており、それがまさにヘリコプターマネーであるということもすでに述べた。
ヘリマネの典型例は、コロナ禍の給付金や支援金、まるでヘリコプターで上空から札束をばらまくような、太っ腹で無節操なバラマキの経済対策だった。
その経済効果は極めて大きく、日本経済は延命したのだ!!






しかし、世の中、こういう格言(神様の言葉)がある。

「ただより高い物はない」
欧米では、「フリーランチはない」

したがって、ヘリコプターマネーで日本経済は延命ができたものの、必ず、あとで請求書が来て、高くつくはずなのである。
つまり、ヘリマネが劇薬といわれるからには、想像以上の恐ろしい副作用が伴う、というのが道理なのである。
そこで、ヘリマネの副作用、つまり通貨の価値の毀損による制御不能のインフレを懸念して反対をする者がいるけれども、他方で、そこまでのインフレはそう簡単に起きるものではないというのも事実である。
しかし、床の上に油をまき散らしても直ちに火災になるわけではないから大丈夫ですよ、などという子供だましの屁理屈を聞いて、誰が納得して安心するというのか。

以下は、6月第3週終了時点のチャートである。


■⽇経平均株価 
(出典・YahooFinance) 

6⽉第3週の下落により、6月第4週以降は、①〜④〜⑤と下落基調が継続することが想定される。
25000円を割り込み、④〜⑤に⼊ると、⽇銀の⾦融緩和以来の⻑期の上昇相場が終了したと判断してもよいだろう。
また、その場合は、相場が⼤きく動き、総崩れとなる可能性もある。
もし③に⼊ることがあるとすれば早期の20000円割れも視野に⼊る。 
かたや、25000円よりも上で相場が推移し、④〜②に流れ着いた場合、いったんは下げ⽌まったと判断してよいだろう。
ただそれでも当⾯は、②から再度下落が試されることが想定される。
少なくとも2本の右肩下がりの川の中に相場がある限り、下落基調が継続しているとみなす⽅がよいだろう。

まあ、これは、今日明日の危機をあおるような話ではなく、中長期の冷徹な相場予測である。

ここで重要なのは25000円である。
私は、25000円を割ると強い売りシグナルだと思うのだが、しかしそれまではまだ粘っている、ギリギリ大丈夫、、、というふうに楽観的に考えることもできる。
今回は、もう少し長いチャートを見てみよう。


■日経平均株価(2022年6月末)
(出典・YahooFinance) 


(拡大図・出典・YahooFinance) 


なぜギリギリ大丈夫と考えられるのかというと、2本の赤い平行線の中に相場がある限り、10年来の長期の上昇トレンドが継続しているとも考えられるからである。
ここを、日本の公的な買い圧力(いわゆるPKO、price keeping operation)が死守するということなら、ギリギリ大丈夫、下げ止まり、今後は反転上昇すると思う。
しかし、ウクライナ戦争、不穏な世界情勢、インフレ、世界的な金融引き締め、そういう危険な流れの中で、大丈夫ではないかもしれないと不安に思うのは私だけではないはずだ。

以下、これもまた前回のブログ記事より。

では、他の2冊の名著(「バブルの歴史」「大暴落1929年」)が警告するように、バブルは崩壊する、株価は大暴落するのか。
いや、専門家のあいだでは、今回のバブルはそう簡単には終わらない(終われない)と考えられている。
なぜなら、上空のヘリコプターから札束をばらまいている最中に、株価が暴落してしまったら、それこそ日本経済の破綻(!!)だからである。

つまり、「特攻隊」は戻れない、最近の政治のニュースでも、「一億総株主」という言葉が流れたが、そういうことなのである(ちなみに戦時中の政府は「一億総火の玉」と言っていた)。
もっとも、ヘリコプターマネーといっても、これ以上何をばらまくのかという感じもする。
なので、これ以上のバブル相場は想定しにくいと私は思う。

さて、この「特攻隊」の飛行機は現在までどのように飛んでいるのかというと、実は、この2本の赤い平行線の中を、蛇行運転しているようなのである。
どこに向かって特攻しているのかというと、もちろん、バブル期の最高値39000円あたりである。
しかし、39000円まで燃料(金融緩和)が続くのか、ということがいま問題となっている。
もしこの角度で飛べなくなってしまうと、どこの誰に撃墜されたかは相場では知るよしもないが、墜落したようにも見える。

というわけで、赤い上昇トレンドライン(2本の赤い平行線の下のほうの線のこと)をブレイクアウトしたときは、撃墜されたのだから単に売り、25000円割れでもっと売り、一気にリスク回避の流れとなることが想定される。
その場合、特攻隊の飛行機は、白抜きの赤い矢印のように黒い四角の中へ「墜落」していき、青丸がアベノミクス相場の2番天井を形成してしまいそうだ。
7月以降、13ヶ月移動平均×21ヶ月移動平均がデッドクロス(Dead Cross)しかけており、下落トレンドがさらに強まる恐れもある。
私は2022年後半の相場はこのデッドクロスの流れでの下落が試されると予測する。
世界情勢のあやで、何が起こるか分からないではないか。
赤い矢印のTargetの周辺までの急落にも要注意。

なお、このチャートを眺め、思い返すと、第一次特攻隊は、2013年から2015年まで、もっと急角度で威勢よく飛ぶ予定だったのではないか、と思う(Channel Lineと書かれている周辺)。
しかし、チャートから明らかなように、2015年の消費税増税が、第一次特攻隊を撃墜してしまったようである。
ああ、これは残念(*'ω'*)

これでアベノミクスは事実上失敗した。
その後、日経平均株価は長期低迷に陥り、ほぼ横ばいとなった。
そのあいだ、世界の株式はどこもかしこも上昇したが、日本だけが上がらなかった。
確かに、消費税増税は社会保障の維持のためにはやむを得ないとは思うが、大切な仲間を撃墜してしまうとは。

では、次の第二次特攻隊は、どうなる運命なのか??
特攻隊とは決死隊であり、死を覚悟して撃墜されにいくわけである。
だから、この相場も、撃墜の宿命が待ち受けているようにも思える。
しかし、特攻隊員だって命は惜しいし、必ず死ぬとは限らない。
以前、本で読んだことがあるのだ。
ゼロ戦に爆弾を積み過ぎた特攻隊員が、途中で燃料切れになり、どこかの島に不時着して生き残ったというエピソードを。
しかし、万が一暴落などが起きたとしても、欧米のヘッジファンドのせいにするのは、よしましょう!!
投資は自己責任です(*'ω'*)チャリーン!!


■日経平均株価(月足MACD・2022年6月末)
(出典・YahooFinance)




■日経平均株価(2022年3月・赤丸のゾーンは強い下落シグナル)