2026/07/04

アーティゾン美術館、クロードモネ展示会

私は、しばらく会場を見て回り、引き上げることにした。

移住交流ガーデンを出ると、通り3丁目の交差点に戻った。
交差点の向こうに、アーティゾン美術館が見える。
去年の年末、ここを通ったときは、「漂流」・・・いや、「漂着」という展示会が開催されていた。
その展示会を見たかったが、すでに終わり、次の展示会の準備中となっていた。




私は、交差点で信号待ちをするあいだに考えた。

私たちは、多かれ少なかれ、あてもなく、さまよい、生きている部分がある。
あてもなく、さまようというのは、定まらないということだが、それは自由であることを意味する。
もっとも、仕事については、さすがに定まっていないとまずいわけで、お金がなければ自由が脅かされる事態となる。
とはいうものの、お金のために定まった仕事をすれば長時間拘束をされたり、不自由になるので、自由な時間を使って何かをしたい人にとっては、この問題は非常に悩ましいのだ。

その後、私は、3丁目の横断歩道を渡り、大通りを歩きながら、ある出来事を思い出した。
それは、トゥーランドットの3つの謎かけ。。。である。
ただし、プッチーニのオペラの中の正統なトゥーランドットのものではない。
異端のトゥーランドットの方で、3つの謎かけの内容も異なる。
コロナ禍のときもそうだったが、物価高騰のときも、やはり、この問題は非常に悩ましいのだと思う。

私たちは、どう「漂流」し、どう「漂着」するか。

以上、2026/03/07「私たちは、どう「漂流」し、どう「漂着」するか」より。





上記は、同じ場所(アーティゾン美術館)の写真だが、5月半ばまで、クロード・モネの展示会が開催されていた。

モネといえば、フランスの画家で、印象派の巨匠として有名だ。
特に連作の「睡蓮」が知られており、その一部を国立西洋美術館で見かけた記憶がある。

展示会場は、平日昼間、時間予約制にもかかわらず、想定以上に混んでいた。




私は、客の列に並び、少しずつ前へ進みながら絵を見た。
これだと、落ち着いて見れない。
まるで、どこかのレジャー施設の西洋風アトラクションにいるようだ。
私は、ときどき客と客のあいだをすり抜け、先に進んだ。

もうちょっと空いていると良かったんだが、、、人気なので、仕方がないか。

ただ、アーティゾンの良いところは、たいていの展示物が撮影OKであることだ。
モネの絵も、撮影OKのものが多く、私は、気に入った絵を何枚か撮ることができた。








美術館を出た後は、デパートの洋食屋で、遅めのランチ。
ナポリタンを注文した。

飲み物は何にしよう。

周囲を見ると、テーブル席のオバサマたちが、昼間からアルコール類を飲んでいる。
あっちも、こっちも、アルコール。。。アルコール。。。

それじゃあ、私も、ワインを頼もう。





私は、赤ワインを飲みながら、先ほどスマホで撮影したモネの絵を眺めた。

モネの絵は、私のようなシロウトには、わりと分かりやすい。
今回の展示会のサブタイトルは、「風景への問いかけ」である。
モネといえば、風景画をイメージするだろう。
素敵な女性がいる風景画だ。

しかし、中には陰鬱でミステリアスな絵があり、私はそちらに注目した。




この手の絵は、都内のギャラリーでも見かけることがある。
例えば、私の住む取手にいる芸大卒のアーティストが、これとソックリな絵を描いているとして、果たして将来、評価される(値が付く)ものなのだろうか。
あっちは二束三文で、こっちはモネの高額の絵というのは、やはり、シロウトには分かりかねる世界だ。

私は、ワインを飲み干した。

このナポリタン、具だくさんで、美味しかったな。

私は、店を出ると、デパ地下を歩き、地下鉄の駅に向かった。
最近、甘いものをあまり食べていない。
ワインの次は、チョコレートが食べたくなった。

チョコレート、チョコレート、、、

スイーツ店の立ち並ぶ場所で、私は立ち止まった。

そうだ!
チョコレートケーキを買って帰ろう♪