
久しぶりに、都内で友人と会った。
彼は、私より10歳ほど年上だが、出会った頃は、新聞社の正社員だった。
しかし、その後、コロナ禍に早期退職をし、フリーランスの身となった。
現在の彼の仕事は、大半が、もといた会社からのものだ。
業務内容が大きく変わったわけではない。
これまでとほぼ同じこと(取材~記事の執筆)をしているという。
しかし、会社とは雇用契約ではなく、業務委託契約を結んでいる。
仕事量は大幅に減り、ボーナスもないから、収入は激減し、経費も発生する。
そのため、彼は、他のクライアントの取材や執筆の仕事をこなす必要があり、その部分が自由の身=フリーランスの位置付けになるのだろう。
この状況をどう見るかは、人にもよるが、彼自身、楽しんでいるようだ。
少なくとも、彼は、興味のある分野で以前より活躍の機会を得ている。
上司に管理されることもなく、人間関係のストレスが減ったというメリットもあるだろう。
背景にあるのは、マスコミ業界の構造不況である。
要は、正社員雇用を守れなくなったのだが、そう遠くない未来、日本の多くの会社でも、これと似たようなことが起こるといわれている。
ある人によれば、今後、日本経済が衰退していくと、具体的にどうなるかというと、ほぼ全員がフリーランス(!)になるそうである。
