先週の日曜日、私は、柏高島屋のABCクッキングで、フォカッチャを作った。
良い気分転換になったが、寄り道はせず、家に持ち帰り、ママ殿とおやつに食べた。
フォカッチャは、私にとって新語だが、ママ殿はテレビで見て、知っていた。
「さすが、ママ殿。私より流行に敏感ですね。さあ、フォカッチャを食べましょう♪」
「・・・ぼっちゃでしょ」
「ママ殿、違います(*'ω'*)!! ボッチャじゃなくて、フォカッチャです」
「・・・ほかっちゃ?」
「『ほ』じゃなくて、『フォ』です!(*'ω'*)」
「ああ、フォカッチャね・・・」
「そうです、そうです。さあ、食べましょう。ちなみに、ボッチャはスポーツですよ」
「ああ、そうだったわ」
フォカッチャは、よく知らないという人も多いと思う。
そもそも、フォカッチャとは何なのか?
フォカッチャ(Focaccia)とは、古代ローマ時代からあるイタリアの「平たいパン」のことである。
イタリア語で「火で焼いたもの」という意味があるそうだ。
フォカッチャは、ピザの原型といわれている。
写真の外観も、食べた味も、ピザっぽい。
だが、フォカッチャという言葉は、平たい形のパンそれ自体を指すもので、必ずしも、ピザパンのようにトッピングしたもの=フォカッチャということではないようだ。
フォカッチャを作るとき、ABCクッキングでは、パン生地の表面にBOSCOのオリーブオイルをたっぷり塗った。
フランスパンなどにオリーブオイルを塗って食べる場合があるが、フォカッチャは、オリーブオイルを塗ってから焼きあげるのだ。
そして、パンを焼く前に、岩塩とナチュラルチーズもかけた。
このとき、チーズはたっぷりかけてもよいが、塩のかけすぎには注意が必要。
しかし、あえて油っぽく、しょっぱく仕上げ、ワインとペアリングするのもよいかもしれない。
個人的には、フォカッチャは、赤ワインに合うと思う。