2025/08/28

水戸エクセルのSAZA COFFEEの「季節のコーヒー」について



8月21日夕方の水戸エクセル。

私は、SAZAコーヒーのレジで、メニュー表の一番上の「季節のコーヒー」を注文した。
レジの女の子は、「季節のコーヒー」ですね、ミルクと砂糖を入れますか、と私に言った。
私は、どちらも入れます、と答えた。

その後、私は、カウンター席で、スマホを充電しながら、書類の整理をしていた。
すると、別の女性店員が、コーヒーを運んできた。
彼女は、うっかり(?)「本日のコーヒーをどうぞ」と言って、私に差し出したような気がする。

本日のコーヒー?(*'ω'*)

私は、書類の整理をやめ、コーヒーをひと口飲んだ。

おいしい~♪

その後、私は、水玉模様のカップを眺め、考えた。

そういえば、数年前のSAZAコーヒーでは、メニュー表の一番上は、「本日のブレンド」だったような気がするが。

2025/08/22

WSET3受験対策オリジナル本試験演習問題(4)

前回の続き。

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演習問題・第4回

(問題文)

1.ローヌの北部地域のブドウ畑の特徴を説明せよ。

2.ローヌ川流域の南部で栽培されている黒ブドウ品種を4つあげなさい。

3.ローヌに関する穴埋め。
・ローヌ川流域の北部は(   )気候であり、南部は(   )気候である。
・ローヌ川流域の北部は(   )地が多いが、南部は(   )地が多い。
・ローヌ川流域で栽培されている(   )種は、風に弱いため、ミストラル対策でブドウ棚などによる支えが必須である。
・ローヌ川流域で栽培されている(   )種は、病害に弱いため、ミストラルが当たることで害虫を寄せ付けないという良い効果もある。
・かつては(   )種に(   )種をブレンドして発酵させるこの地域の独特の技法があったが、今はそのような醸造方法はまれである。
・ローヌ川流域の最北にある(   )は、フランス語で「焼かれた斜面」という意味で、(   )種のワインが生産されている。

4.ローヌのグルナッシュのワインのスタイルを説明せよ。また、このワインはスペインのガルナッチャのワインのスタイルとどのような点で異なるか。

5.南仏のどのワイン産地についての記述か。
①マルセイユの東にあり、ムールヴェードルの上質の赤ワインで有名
②海岸に近く、南仏の有名な土着品種の名前が含まれている
③マシフサントラルの斜面にあり、土壌の質にばらつきがある
④標高が高く、冷涼な気候であり、オークを使った高級シャルドネの産地で有名
⑤高品質のワインを生産するブトナックなどの合計11の小区域に分かれている
⑥コートドルシヨンのすぐ北側にある
⑦コートドルシヨンヴィラージュのすぐ北側にある

6.ポートワインはアルコール度数の高い甘口ワインであるが、そのワイン作りにおける問題点と解決策を説明せよ。

7.ルビーとトーニーの違いは何か。

8.アルバリサについて説明せよ。

9.フィノとマンサリーニャの違いを説明せよ。

10.ソレラシステムとは何か。

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演習問題・第4回

(解答例)

1.ローヌの北部地域のブドウ畑の特徴を説明せよ。
北部はローヌ川の渓谷地にブドウ畑が集中している。ミストラル(冷たい北風)がブドウに冷害を及ぼすのを避けるため、風の当たりにくい渓谷地にブドウ畑が作られている。最良のブドウ畑は、このような渓谷地の南向きの急斜面の中腹にある。また、風対策として、ブドウの木は支柱で固定されている。

2.ローヌ川流域の南部で栽培されている黒ブドウ品種を4つあげなさい。
グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー

3.ローヌに関する穴埋め。
・ローヌ川流域の北部は(大陸性)気候であり、南部は(地中海性)気候である。
・ローヌ川流域の北部は(渓谷)地が多いが、南部は(平坦)地が多い。
・ローヌ川流域で栽培されている(シラー)種は、風に弱いため、ミストラル対策でブドウ棚などによる支えが必須である。
・ローヌ川流域で栽培されている(ヴィオニエ)種は、病害に弱いため、ミストラルが当たることで害虫を寄せ付けないという良い効果もある。
・かつては(シラー)種に(ヴィオニエ)種をブレンドして発酵させるこの地域の独特の技法があったが、今はそのような醸造方法はまれである。
・ローヌ川流域の最北にある(コートロティ)は、フランス語で「焼かれた斜面」という意味で、(シラー(教科書P99左下+P100右))種のワインが生産されている。

4.ローヌのグルナッシュのワインのスタイルを説明せよ。また、このワインはスペインのガルナッチャのワインのスタイルとどのような点で異なるか。
凝縮感のあるスパイシーな赤系果実の風味。あるいは、ヴィンテージによっては焼いたジャ(教科書P102右)。アルコール度数は高い、酸味は弱い、タンニンは柔らかく、フルボディーの赤ワイン。シャトーヌフドウパプなどのように、ローヌの上質の赤ワインはグルナッシュから作られる(教科書P70)。
スペインのガルナッチャは、グルナッシュと同品種~プリオラートなどで生産される。スペインはローヌに比べて暑くて乾燥した気候であるため、ガルナッチャは完熟しやすく、色も濃くなり、黒系果実の風味を呈する(教科書P70、P132)。

5.南仏のどのワイン産地についての記述か。
①マルセイユの東にあり、ムールヴェードルの上質の赤ワインで有名 バンドル
②海岸に近く、南仏の有名な土着品種の名前が含まれている ピクプールドウピネ
③マシフサントラルの斜面にあり、土壌の質にばらつきがある ミネルヴォワ
④標高が高く、冷涼な気候であり、オークを使った高級シャルドネの産地で有名 リムー
⑤高品質のワインを生産するブトナックなどの合計11の小区域に分かれている コルビエール
⑥コートドルシヨンのすぐ北側にある ペルピニャン
⑦コートドルシヨンヴィラージュのすぐ北側にある フィトウ

6.ポートワインはアルコール度数の高い甘口ワインであるが、そのワイン作りにおける問題点と解決策を説明せよ。
甘口にするためには、発酵時間が24~36時間程度しかとれない。アルコール度数5~9%到達で発酵を中止し、そこからは酒精強化でアルコール度数を高める。短い発酵時間でも赤ワインの色とタンニンをしっかり出せるように、伝統的には人間が集団となり浴槽のようなところでブドウを足踏みした。現在、それはおおむね機械化されている。

7.ルビーとトーニーの違いは何か。
熟成期間の違い。ルビーは早飲みもしくは短期熟成→第1アロマメイン、ルビー色。トーニーは長期熟成→第3アロマメイン、トーニー色または褐色

8.アルバリサについて説明せよ。
シェリー生産地のスペインのヘレスの土壌。アルバリサには白亜が多く含まれており、水捌けが良く、水分保持力に優れる。ここはレバンテと呼ばれる熱風、ポニエンテと呼ばれる冷風が吹き、雨も少ないため、ブドウの生育にはあまり適していない。しかし、アルバリサのおかげでブドウは熱さと乾燥の中でも生育できる。

9.フィノとマンサリーニャの違いを説明せよ。
フィノ=ヘレスで作られたシェリー。生物学的熟成。フロールの膜があり、パンの香りがする。淡いレモン色。ボディーは軽め。アルコール度数15.5%以下(これ以上だとフロールが死滅してしまうため)。熟成に向かない早飲み。
マンサリーニャ=サンルカルデパラメーラで作られたシェリー。フィノと同じタイプのシェリー。この町は海辺にあり、ヘレスよりも涼しいため、フロールの膜が厚くなりやすく、パンの香りは非常に強い。

10.ソレラシステムとは何か。
シェリー製造における熟成のシステム。熟成期間の異なるシェリーをバット(大樽)に分けている。最も古いシェリーは「ソレラ」に入っており、シェリーを瓶詰めするときは「ソレラ」から抜き取る。最も新しいシェリーは「ソレラタブラ」に入っており、「クリアデラ」に入っているシェリーが減ったら「ソレラタブラ」から「クリアデラ」に補充する。クリアデラは、古いものが第一、新しいものが第二~第三~となる。このようにしてバットでシェリーをブレンドしてスタイルを安定させている。

2025/08/21

WSET3受験対策オリジナル本試験演習問題(3)

前回の続き。

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演習問題・第3回

(問題文)

1.オーストラリアで最も著名で独特なワインは、皮革やコショウの風味を持ったフルボディーの赤として(   )、ライトボディーで長期熟成向きの白として(   )、ライムの風味を持ったエレガントな白として(   )があげられる。ニュージーランドで最も著名で独特なワインは、フレッシュで青ピーマンの風味を持った白として(   )があげられる。

2.ハンターヴァレーのセミヨンの白ワインの特徴を説明せよ。

3.次の記述はオーストラリアのどのワイン産地に関するものか。
①オーストラリア大陸の南西の端の沿岸部にあり、パースから200キロ程度の地域
②①の地域から東に行ったところにあり、南極海に面する
③テラロッサと呼ばれる赤い土壌がある
④収穫期の天候が不安定で腐敗病のリスクにさらされている
⑤樹齢の高いシラーズの木で有名なヒルオブグレイスがある
⑥メルボルンの西にある
⑦アデレイドヒルズの西に隣接する

4.次の記述はニュージーランドのどのワイン産地に関するものか。
①南島の最も南に位置する
②ニュージーランドの最も規模の大きいワイン産地
③②に次いで規模の大きいワイン産地
④ピノノワールで世界的に知られている
⑤高品質のリースリングで注目を集めている
⑥ギムレットグラヴェルスがある
⑦ワイラウとアワテレという2つの渓谷がある

5.アルザス地方のワインに使用される貴品種とは何か。

6.アルザスのワインに関する次のラベル表示のうち、貴品種のワインで作らなくてもよいとされているものはいくつあるか。
a SGN
b VT
c Alsace Grand Cru
d Alsace
e Reserve personelle
f Cuvee Speciale
g Edelwicker
h Gentil

7.SGNのワインをVTと比較して説明せよ。

8.ロワールのワイン産地に関する記述の穴埋め
①ロワールというラベル表記が用いられるものとして、(   )というラベル表記のロゼワイン、(   )というラベル表記のスパークリングが有名である
②ロワールのワイン産地は4つに分類することができ、東から順番に(   )(   )(   )(   )である
③ロワールのワイン産地の気候は、東がおおむね(   )気候、西がおおむね(   )である
④サントル地方の原産地呼称としては(   )(   )(   )の3つがあり、これらは(   )種の白ワインで有名であるが、3つのうち最も安価なワインの産地は(   )である
⑤トウール市の東に位置する(   )は、(   )種のワインの名産地である
⑥トウール市の西に位置する(   )と(   )は、(   )種のワインの名産地である
⑦(   )は世界で最も偉大な甘口ワインの産地がある
⑧ナント周辺で生産される(   )種のワインは、ミュスカデとも呼ばれるが、特に高品質のミュスカデは(   )と呼ばれる

9.ソミュールとソミュールシャンピニーのワインの違いは何か。

10.ロワールのロゼワインの製法について説明せよ。

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演習問題・第3回

(解答例)

1.オーストラリアで最も著名で独特なワインは、皮革やコショウの風味を持ったフルボディーの赤として(シラーズ)、ライトボディーで長期熟成向きの白として(セミヨン)、ライムの風味を持ったエレガントな白として(リースリング)があげられる。ニュージーランドで最も著名で独特なワインは、フレッシュで青ピーマンの風味を持った白として(ソーヴィニヨンブラン)があげられる。

2.ハンターヴァレーのセミヨンの白ワインの特徴を説明せよ。
収穫期の天候が不安定であるため腐敗病のリスクを回避するために早摘みする。糖度と酸味が低く、ステンレスタンクで作り、ライトボディーに仕上がる。長期熟成をするとハチミツトーストなどの風味がする独特な白ワインとなる。

3.次の記述はオーストラリアのどのワイン産地に関するものか。
①オーストラリア大陸の南西の端の沿岸部にあり、パースから200キロ程度の地域 マーガレットリヴァー
②①の地域から東に行ったところにあり、南極海に面する グレートサザン
③テラロッサと呼ばれる赤い土壌がある クーナワラ
④収穫期の天候が不安定で腐敗病のリスクにさらされている ハンターヴァレー
⑤樹齢の高いシラーズの木で有名なヒルオブグレイスがある イーデンヴァレー
⑥メルボルンの西にある ジーロング
⑦アデレイドヒルズの西に隣接する マクラーレンヴェール

4.次の記述はニュージーランドのどのワイン産地に関するものか。
①南島の最も南に位置する セントラルオタゴ
②ニュージーランドの最も規模の大きいワイン産地 マルボロ
③②に次いで規模の大きいワイン産地 ホークスベイ
④ピノノワールで世界的に知られている ワイララパ
⑤高品質のリースリングで注目を集めている ワイパラ
⑥ギムレットグラヴェルスがある ホークスベイ
⑦ワイラウとアワテレという2つの渓谷がある マルボロ

5.アルザス地方のワインに使用される貴品種とは何か。
リースリング、ミュスカ、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ

6.アルザスのワインに関する次のラベル表示のうち、貴品種のワインで作らなくてもよいとされているものはいくつあるか。
a SGN
b VT
c Alsace Grand Cru
d Alsace
e Reserve personelle
f Cuvee Speciale
g Edelwicker
h Gentil
abc以外全て、したがって5つ

7.SGNのワインをVTと比較して説明せよ。
どちらもアルザスの白ワインで、遅摘みの貴品種(リースリング、ミュスカ、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ)のどれかが使われる(単一品種)。また、どちらも一定の糖度が要求される。しかし、その要求される糖度が異なり、SGNの方がVTよりも高い。そのため、SGNは要求される糖度をみたすために通常は貴腐ワインであり、常に甘口である。また、SGNは生産量が非常に少なく、貴重である。これに対して、VTはそれほどの糖度が要求されるわけではないため、貴腐ワインとは限らず、辛口から半甘口まで幅広い

8.ロワールのワイン産地に関する記述の穴埋め
①ロワールというラベル表記が用いられるものとして、(ロゼドロワール)というラベル表記のロゼワイン、(クレマンドロワール)というラベル表記のスパークリングが有名である
②ロワールのワイン産地は4つに分類することができ、東から順番に(サントル)(トウレーヌ)(アンジュソミュール)(ナント)である
③ロワールのワイン産地の気候は、東がおおむね(大陸性)気候、西がおおむね(海洋性)である
④サントル地方の原産地呼称としては(プイイフュメ)(サンセール)(ムヌトウーサロン)の3つがあり、これらは(ソーヴィニョンブラン)種の白ワインで有名であるが、3つのうち最も安価なワインの産地は(ムヌトウーサロン)である
⑤トウール市の東に位置する(ヴーヴレ)は、(シュナンブラン)種のワインの名産地である
⑥トウール市の西に位置する(シノン)と(ブルグイユ)は、(カベルネフラン)種のワインの名産地である
⑦(コートドレイヨン)は世界で最も偉大な甘口ワインの産地がある
⑧ナント周辺で生産される(ムロンブラン)種のワインは、ミュスカデとも呼ばれるが、特に高品質のミュスカデは(ミュスカデセーヴルエメーヌ)と呼ばれる

9.ソミュールとソミュールシャンピニーのワインの違いは何か。
ソミュールはシュナンブランのスパークリング。ソミュールシャンピニーはカベルネフランの赤ワイン。

10.ロワールのロゼワインの製法について説明せよ。
ロワールのロゼワインは、直接圧搾または短期のマセラシオンにより作られるが、いずれにせよ、フレッシュな果実風味を維持するために、不活性またはステンレス容器で発酵させる。

2025/08/20

WSET3受験対策オリジナル本試験演習問題(2)

前回の続き。

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演習問題・第2回

(問題文)

1.ブルゴーニュにおけるグランクリュの畑の特徴を説明せよ。

2.ブルゴーニュのシャブリ、ムルソー、プイイフュイッセの気候の特性と、典型的な白ワインのスタイルを説明せよ。

3.次の記述は、ブルゴーニュ地方のどのコミューンに関するものか。
①コートドニュイの最も北にある
②コートドボーヌの最も北にある
③コートシャロネーズの最も北にある
④ラターシュとロマネコンティで知られる
⑤コートシャロネーズで最も上質の赤ワインを作る
⑥コートドボーヌの中で最も上質の白ワインを作る(3つ)
⑦上記6の3つのコミューンの中で、最も南にある
⑧コートシャロネーズの非常に小さなコミューンだが、赤ワインが高く評価されている
⑨マコンで最も有名である(2つ)
⑩ブルゴーニュ地方の最も北にある

4.コートドニュイヴィラージュの赤ワインの特徴を、同じコートドニュイのなかのジュブレシャンベルタンの赤ワインと比較して説明せよ。

5.ボージョレ地方についての記述の正誤。
①ボージョレ地方では白ワインは生産されているが、ロゼワインは生産されていない
②ボージョレの代表的なガメイ種の赤ワインのことを、ボージョレヌーヴォーと言う
③最良のガメイ種は、ボージョレ地方の栄養分の多い肥沃な土壌で作られる
④ボージョレ地方の伝統的なブドウの仕立て方は、ゴブレであるが、この仕立て方は機械収穫に不向きである
⑤ボージョレの赤ワインの格付けは、ボージョレクリュ、ボージョレヴィラージュ、ボージョレの順番である
⑥ボージョレでは、赤ワインを炭酸ガス浸漬法により作らなくてはならない

6.次の記述はアメリカのどの場所に関するものか。
①セントラルヴァレー地域にあり、ジンファンデルの名産地として有名である
②ナパヴァレーの最北の西側で、最も高い日中気温を記録する
③ナパヴァレーの最南端にあり、ソノマにまたがっている
④ソノマの中でもソフトな感触のカベルネソーヴィニヨンの赤ワインを作ることで有名である
⑤ジンファンデルの古木があることで有名である
⑥カスケード山脈の西にあるオレゴン州の代表的なワイン産地である
⑦カスケード山脈の東にあるワシントン州の代表的なワイン産地コロンビアヴァレーの中にある非常に小さいが重要なワイン産地である
⑧ニューヨーク州の氷河湖のそばにあり、リースリングで有名である

7.ナパヴァレーの気候的特徴を説明せよ。

8.セントラルヴァレーで生産されるワインの特性を説明せよ。

9.次の記述は、アルゼンチンとチリのどちらに関するものか。
①ワインの国際市場で成功している
②地中海性気候
③カサブランカヴァレー
④マルベック
⑤アンデス山脈の山陰となるため降水量が少ない
⑥アンデスと表記されたワインラベル
⑦ボナルダ
⑧ラ・リオハ
⑨トロンテス
⑩ワイン畑の標高が高いことで知られる
⑪カルメネール

10.以下は南アフリカの何に関する記述か。
①南アフリカの土着品種
②ケープタウンの東にある高級ワイン産地
③ケープタウンの北にある低価格ワイン産地
④ステレンボッシュの東南にある標高の高いワイン産地
⑤ステレンボッシュの北にある山のワイン産地
⑥南極から北上する寒流
⑦南東から吹く強風

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演習問題・第2回

(解答例)

1.ブルゴーニュにおけるグランクリュの畑の特徴を説明せよ。
丘陵地の中腹。斜面。方角は南または東を向いている。理由は、日当たりが良い、霜の被害を受けにくい、偏西風から保護される。そのため、平地やふもとと比較して良質のブドウがとれる。

2.ブルゴーニュのシャブリ、ムルソー、プイイフュイッセの気候の特性と、典型的な白ワインのスタイルを説明せよ。
典型的な白ワインはどこもシャルドネである
シャブリは北部⇒冷涼な大陸性気候、シャープで鋼鉄のような非常に高い酸味、緑色系果実風味が強いものも
ムルソー=コートドールは中部⇒比較的温和な大陸性気候、マロラティック発酵や熟成中のおりとの接触などを経た複雑で表現力の豊かなスタイル(P86)
プイイフュイッセ=マコネは南部⇒温和な大陸性気候、フルボディーで非常に円熟した果実風味、石灰岩質の土壌で栽培されていることもあり、そのような香りも

3.次の記述は、ブルゴーニュ地方のどのコミューンに関するものか。
①コートドニュイの最も北にある ジュブレシャンベルタン
②コートドボーヌの最も北にある アロスコルトン
③コートシャロネーズの最も北にある リュリ
④ラターシュとロマネコンティで知られる ヴォーヌロマネ
⑤コートシャロネーズで最も上質の赤ワインを作る メルキュレ
⑥コートドボーヌの中で最も上質の白ワインを作る(3つ) ムルソー、ピュリニモンラッシェ、シャサーヌモンラッシェ
⑦上記6の3つのコミューンの中で、最も南にある シャサーヌモンラッシェ
⑧コートシャロネーズの非常に小さなコミューンだが、赤ワインが高く評価されている ジヴリ
⑨マコンで最も有名である(2つ) プイイフュイッセ、サンヴェラン
⑩ブルゴーニュ地方の最も北にある シャブリ

4.コートドニュイヴィラージュの赤ワインの特徴を、同じコートドニュイのなかのジュブレシャンベルタンの赤ワインと比較して説明せよ。
ジュブレシャンベルタンはコートドニュイにある村名である。どちらの赤ワインも、ピノノワールのストレートという点は同じだが、コートドニュイヴィラージュは、コードトニュイにあるいくつかの村名のピノをブレンドしたものである。そのため、最高級とされるジュブレシャンベルタンよりも価格はリーズナブルで、クオリティーはやや落ちる。

5.ボージョレ地方についての記述の正誤。
①ボージョレ地方では白ワインは生産されているが、ロゼワインは生産されていない 誤
②ボージョレの代表的なガメイ種の赤ワインのことを、ボージョレヌーヴォーと言う 誤
③最良のガメイ種は、ボージョレ地方の栄養分の多い肥沃な土壌で作られる 誤
④ボージョレ地方の伝統的なブドウの仕立て方は、ゴブレであるが、この仕立て方は機械収穫に不向きである 正
⑤ボージョレの赤ワインの格付けは、ボージョレクリュ、ボージョレヴィラージュ、ボージョレの順番である 正
⑥ボージョレでは、赤ワインを炭酸ガス浸漬法により作らなくてはならない 誤

6.次の記述はアメリカのどの場所に関するものか。
①セントラルヴァレー地域にあり、ジンファンデルの名産地として有名である ローダイ
②ナパヴァレーの最北の西側で、最も高い日中気温を記録する カリストガ
③ナパヴァレーの最南端にあり、ソノマにまたがっている ロスカーネロス
④ソノマの中でもソフトな感触のカベルネソーヴィニヨンの赤ワインを作ることで有名である アレキサンダーヴァレー
⑤ジンファンデルの古木があることで有名である ドライクリークヴァレー
⑥カスケード山脈の西にあるオレゴン州の代表的なワイン産地である ウィラメットヴァレー
⑦カスケード山脈の東にあるワシントン州の代表的なワイン産地コロンビアヴァレーの中にある非常に小さいが重要なワイン産地である ヤキマヴァレー
⑧ニューヨーク州の氷河湖のそばにあり、リースリングで有名である フィンガーレイクス

7.ナパヴァレーの気候的特徴を説明せよ。
ナパヴァレーのあるカリフォルニアは地中海性気候である。温暖で雨は比較的少ない。カリフォルニア海流による冷たい海風の影響を受けるが、西側のソノマとのあいだには高い山(マヤカマス山脈)があり、その冷たい海風は南のサンフランシスコの方から朝霧を伴って迂回して北上してくる。したがって、ナパヴァレーは南の方が冷涼で、北の方が温かい傾向がある。

8.セントラルヴァレーで生産されるワインの特性を説明せよ。
カリフォルニアの大量生産タイプのワイン、低価格ワイン。カベルネソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネといった国際品種のワインが多い。しかし、セントラルヴァレーのローダイは、高品質のジンファンデルの赤ワイン。

9.次の記述は、アルゼンチンとチリのどちらに関するものか。
①ワインの国際市場で成功している チリ
②地中海性気候 チリ
③カサブランカヴァレー チリ
④マルベック アルゼンチン
⑤アンデス山脈の山陰となるため降水量が少ない アルゼンチン
⑥アンデスと表記されたワインラベル チリ
⑦ボナルダ アルゼンチン
⑧ラ・リオハ アルゼンチン
⑨トロンテス アルゼンチン
⑩ワイン畑の標高が高いことで知られる アルゼンチン
⑪カルメネール チリ

10.以下は南アフリカの何に関する記述か。
①南アフリカの土着品種 ピノタージュ
②ケープタウンの東にある高級ワイン産地 ステレンボッシュ
③ケープタウンの北にある低価格ワイン産地 スワートランド
④ステレンボッシュの東南にある標高の高いワイン産地 エルギン
⑤ステレンボッシュの北にある山のワイン産地 パール
⑥南極から北上する寒流 ベンゲラ
⑦南東から吹く強風 ケープドクター

2025/08/19

WSET3受験対策オリジナル本試験演習問題(1)

この演習問題は、2019年当時に作成したものです。
私のブログに何度か登場するワイン友達Aさんに、私が個人教授をしたときに使った資料の一部をもとにしています。
彼女はワイン業界で何年も仕事をしていますが、ワインの体系的知識はほとんどなく、自分の会社(インポーター)で取り扱うワインのことしか知りませんでした。
だから、イタリアのワインにはめちゃくちゃ詳しいが、隣国フランスのワインだと「??」となる。

しかし、そんな彼女も直前のわずか2週間程度、私との試験勉強でWSET3に合格しました。
WSET3は、難関国家資格などとは異なり、あきらめずに頑張って勉強すれば合格できる試験です(2021/03/13「私の教え子なら合格できると思っていた」)。

WSETの試験は原則として教本から出題されます。
なので、最も重要な受験対策は教本の熟読です。
おいおい、それって講義で習ってないよ~という細かい問題が出ることもありますが、教科書のどこかにちゃんと説明が書いてあったりするのです。

私の演習問題も教本からの出題です。
解答を読んで不足なら、教本のどこかに書いてあることのはずなので、ご自分で確認し、熟読もなさってみてください。
受験生のみなさまの勉強の一助となれば幸いです。

使い方は簡単♪♪
ブログ記事をコピペする⇒ワードに貼り付ける⇒PDFファイル化⇒コンビニなどで印刷する⇒実際に問題を解いてみてください。
なお、ーーーーーで改ページをすると使いやすくなると思います。

誤字脱字、内容の疑問質問等、何か気になることがあれば、プロフィールページよりご連絡ください。
なお、2019年当時のテキストは現在のテキストの1つ前の版ですが、数か所を除き、内容的に同じであることを確認済みです。

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演習問題・第1回

(問題文)

1.ワイン作りに用いられるブドウ品種のほぼすべては(   )である。これは(   )大陸系のブドウ品種である。これに対して、(   )大陸系のブドウ品種は、ワイン作りには用いられることはほぼないが、(   )があるので、(   )として用いられる。

2.ブドウの樹は、タネをまいて生えて来るわけではないので、すでに生えているブドウの樹を使って、(   )または(   )という2つの方法で繁殖(栽培)させる。ただし、前者の方法は(   )のリスクがあるので、現在は後者の方法が用いられている。

3.クローン選抜とは何か。

4.クロッシングとハイブリッドの違いを説明せよ。

5.台木、接ぎ木それぞれの意味を説明せよ。

6.ボルドー地方の気候、ブドウの生育状況、栽培されるブドウ品種を説明せよ。

7.オーメドックについて。
①ボルドー地方のオーメドックは、メドックに対して(   )側に位置する南北に縦長の地区である。
②オーメドックのなかでも特に著名で格式の高いワイン原産地は4つあり、北から順番に(   )(   )(   )(   )となる。
③一般的にボルドー地方は(   )川を境界にして左岸と右岸に区分され、(   )のワインは(   )のワインよりも格付け、価格ともに高い傾向があるが、オーメドックは(   )の方の地区になる。

8.ボルドーの土壌の特徴を説明せよ。

9.ペサックレオニャンは、オーメドックと同様に(   )の土壌であり、黒ブドウ品種としては(   )種が、白ブドウ品種としては(   )種が有名である。ペサックレオニャンの赤ワインは、オーメドックの赤ワインよりもボディーが(   )であることが多い。

10.ソーテルヌのバルザックの白ワインの特徴を説明せよ。

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演習問題・第1回

(解答)

1.ワイン作りに用いられるブドウ品種のほぼすべては(ヴィテス・ヴィニフェラ種)である。これは(ユーラシア)大陸系のブドウ品種である。これに対して、(北米)大陸系のブドウ品種は、ワイン作りには用いられることはほぼないが、(フィロキセラ耐性)があるので、(台木)として用いられる。

2.ブドウの樹は、タネをまいて生えて来るわけではないので、すでに生えているブドウの樹を使って、(取り木)または(挿し木)という2つの方法で繁殖(栽培)させる。ただし、前者の方法は(フィロキセラ)のリスクがあるので、現在は後者の方法が用いられている。

3.クローン選抜とは何か。
ブドウの樹が成長過程で突然変異することがある。突然変異した樹が好ましい特徴を持っている場合、以後、その樹の方を繁殖させること。たいていは、A→Aダッシュのように同じ品種として扱われるが、大きな違いを持っている場合、A→Bのように別の品種として扱われる。その例として、ピノノワール→ピノグリ、ピノブランなどがある。

4.クロッシングとハイブリッドの違いを説明せよ。
ブドウの樹の新種を開発する場合、ブドウ品種A×Aの同種交配をクロッシング、A×Bの異種交配をハイブリッドという。ハイブリッドは、ヴィテス・ヴィニフェラ種に北米系などの他品種をかけた場合のことであり、これは非常にまれであるが、フィロキセラ耐性がある。ワイン作りに用いられるブドウはヴィテス・ヴィニフェラ種であるから、ふつうは、ワイン用のブドウの樹の新種というのはクロッシングに該当する。こちらはフィロキセラ耐性がない。

5.台木、接ぎ木それぞれの意味を説明せよ。
台木=フィロキセラ予防のために台にする木。台木は北米系(もしくはハイブリッド)を用いる、もっとも、フィロキセラのリスクがない地域でもわざわざ台木をするのがふつうである、その理由は線虫の予防、干ばつ対策である
接ぎ木=ワイン用のブドウの樹と、台木をつなぐ木のこと。両者をつなぐ作業をする。したがって、接ぎ木は、ヴィテス・ヴィニフェラ種と、北米系(もしくはハイブリッド)の両方である
※台木の接ぎ木、接ぎ木した台木=日本語として理解できるようにする

6.ボルドー地方の気候、ブドウの生育状況、栽培されるブドウ品種を説明せよ。
ボルドーは温和な海洋性気候で、暖流のメキシコ湾流のおかげで、春の遅霜によるブドウ被害はほとんどない。だが、多雨多湿であるため、ブドウは腐敗しやすい。そこで、収穫期の異なるブドウ品種を栽培することで、確実にブドウを収穫する工夫がなされている。例えば、赤ワイン向けのブドウだと、収穫期の早い順番に、メルロー、カベルネフラン、カベルネソーヴィニヨン、プチヴェルドーといったものが栽培されている。

7.オーメドックについて。
①ボルドー地方のオーメドックは、メドックに対して(南)側に位置する南北に縦長の地区である。
②オーメドックのなかでも特に著名で格式の高いワイン原産地は4つあり、北から順番に(サンテステフ)(ポイヤック)(サンジュリアン)(マルゴー)となる。
③一般的にボルドー地方は(ガロンヌ)川を境界にして左岸と右岸に区分され、(左岸)のワインは(右岸)のワインよりも格付け、価格ともに高い傾向があるが、オーメドックは(左岸)の方の地区になる。

8.ボルドーの土壌の特徴を説明せよ。
大別すると、水捌けがよい砂利質(小石、石灰岩など)で温かい土壌、低温の粘土質の土壌がある。前者は、オーメドック、ペサックレオニャンなどの左岸の最高級ワイン産地の土壌であり、ここで主にカベルネソーヴィニヨンが栽培される。後者は、サンテミリオン、ポムロールなどの右岸のワイン産地の土壌であり、ここで主にメルローが栽培される。

9.ペサックレオニャンは、オーメドックと同様に(砂利質)の土壌であり、黒ブドウ品種としては(カベルネソーヴィニヨン)種が、白ブドウ品種としては(ソーヴィニヨンブラン)種が有名である。ペサックレオニャンの赤ワインは、オーメドックの赤ワインよりもボディーが(軽め)であることが多い。

10.ソーテルヌのバルザックの白ワインの特徴を説明せよ。
セミヨン主体でソーヴィニヨンブランのブレンド、もしくはセミヨンのみ。上質、甘口、貴腐ワイン、フルボディー、オーク樽熟成、アプリコットの香りなど。

2025/08/18

わたしの「テイスティングコメントの作り方」



きのうは、実家の墓参りの後、錦糸町の東武ホテル(レバント東京)で、日本ソムリエ協会主催のワインセミナーを受けてきた。

セミナーのタイトルは「テイスティングコメントの作り方」。
ブドウ品種の特性を知り、それを言葉で表現するための勉強会である。
たいていのワインセミナーでは、試飲は5銘柄(5グラス)程度だが、今回は、8銘柄(8グラス)もあり、驚いた。

写真を見ると、飲んでいないようにも見えるが、ちびちび飲んで、かなり減っている。
お酒に弱い私は、飲み切れなかったが、となりの席の大柄な女性は全部飲み切っていた(*'ω'*)スゴイ~!!

では、銘柄リストに書き込んだメモをもとに、簡単にセミナーを振り返ってみよう。




前半のポイントは、白ワインのアルバリーニョと、ソーヴィニヨンブランの比較だ。

私なんかだと、単一のグラスで、ブラインドテイスティングだと、どちらもソーヴィニヨンブランで、産地や値段の違いと判断する可能性が高い。
しかし、答えを示されて飲み比べると、左のアルバリーニョの方が、中央のソーヴィニヨンブランよりも、具体的な味わいを欠き、安っぽい印象があることは否めない。

このアルバリーニョ、あっさり系で飲みやすいとでも言うと、よさそうだ。




写真の1列目の右端のワインは、甲州のオレンジワイン。
オレンジワインは何なのか、と思う人もいるだろうが、製法的には赤ワインである。
講師は、白ブドウまたはグリ系品種(ピノグリや甲州)を赤ワインの製法で作るとオレンジワインになると言っていた。

つまり、スキンコンタクトのことなのだが、果皮で色付けをしてオシャレに見せている白ワインということである。
白ブドウや、ピノグリ、甲州のようなグリ系品種だと、果皮で色付けをしても、赤いワインにならないわけである。

「このワイン製法(スキンコンタクトワイン)は、赤ワイン用ブドウからワインにわずかにピンクがかった色合いが着いた時点で速やかに果皮を取り除くことが必要なロゼワインの製法と、基本的に正反対である。しかしながら、赤でも白でもないスキンコンタクト調整を施す有名なブドウ種の中でも、ピノ・グリ (Pinot gris)種においては、スキンコンタクトワインとロゼワインの両方で、ピンク、アンバー、オレンジ、サーモンピンク等で表現される類似した色調を示す可能性があり、用語の拡散性が指摘されている[5]。」(Wikipediaより




後半は赤ワイン3種類の飲み比べである。
左から、ブルゴーニュ、マルベック、バローロ。

ブルゴーニュのピノノワールといえば高級ワインの代名詞だが、今回のものは、おとなしすぎる印象だった。
また、リストには小売価格9020円と書いてあり、価格は正直だと思った。
1万円前後なら、常識的には高いワインだが、ブルゴーニュの中では、普通かあるいは廉価だろう。
こういう場合、何といえばいいのか・・・ブルゴーニュのピノだから、否定的にとらえず、静かな味わいで、過度に複雑ではないところが良い、などと前向きなコメントがよいのだろう。

次に、バローロ。
このバローロは、教科書的なバローロとは、やや違った印象であった。
例えばワインバーなどで、店員に「(一応)これ、バローロなんですよ」と言われて飲むようなやつだと思えばいい。
しかし、講師はさすが商売人で、ワインとしてまとまっている(収れんしている)などと、うまいことを言っていた。
なるほど、まとまりがよいという表現は、やや退屈で個性的とはいえないブランドワインをほめるのには使えそうだ。

そして、真ん中のマルベックであるが、ここはメルローが出るところだと思う。
しかし、このマルベック、期待以上、お値段以上で、とてもおいしかった。
赤ワインをがぶがぶ飲みたい酒好きに向いており、ブルゴーニュやバローロの安価なのを掴むよりは、これを買う方がよいと思った。
他の2つのブランドの赤ワインと比較して遜色もなく、値段はピノノワールの半額、バローロの7~8割程度である。
ちなみに、マルベックは、下の写真の右から3番目のワインである。

以上、わたしの・・・テキトーな「テイスティングコメントの作り方」になってしまった。


2025/08/15

ABCクッキングで、フォカッチャを作る!



先週の日曜日、私は、柏高島屋のABCクッキングで、フォカッチャを作った。
良い気分転換になったが、寄り道はせず、家に持ち帰り、ママ殿とおやつに食べた。
フォカッチャは、私にとって新語だが、ママ殿はテレビで見て、知っていた。

「さすが、ママ殿。私より流行に敏感ですね。さあ、フォカッチャを食べましょう♪」
「・・・ぼっちゃでしょ」
「ママ殿、違います(*'ω'*)!! ボッチャじゃなくて、フォカッチャです」
「・・・ほかっちゃ?」
「『ほ』じゃなくて、『フォ』です!(*'ω'*)」
「ああ、フォカッチャね・・・」
「そうです、そうです。さあ、食べましょう。ちなみに、ボッチャはスポーツですよ」
「ああ、そうだったわ」




フォカッチャは、よく知らないという人も多いと思う。
そもそも、フォカッチャとは何なのか?

フォカッチャ(Focaccia)とは、古代ローマ時代からあるイタリアの「平たいパン」のことである。
イタリア語で「火で焼いたもの」という意味があるそうだ。

フォカッチャは、ピザの原型といわれている。
写真の外観も、食べた味も、ピザっぽい。
だが、フォカッチャという言葉は、平たい形のパンそれ自体を指すもので、必ずしも、ピザパンのようにトッピングしたもの=フォカッチャということではないようだ。






フォカッチャを作るとき、ABCクッキングでは、パン生地の表面にBOSCOのオリーブオイルをたっぷり塗った。
フランスパンなどにオリーブオイルを塗って食べる場合があるが、フォカッチャは、オリーブオイルを塗ってから焼きあげるのだ。

そして、パンを焼く前に、岩塩とナチュラルチーズもかけた。
このとき、チーズはたっぷりかけてもよいが、塩のかけすぎには注意が必要。
しかし、あえて油っぽく、しょっぱく仕上げ、ワインとペアリングするのもよいかもしれない。

個人的には、フォカッチャは、赤ワインに合うと思う。

2025/08/03

鰻を食べながら、ママ殿に都内の状況を報告(*'ω'*)







この日の我が家の晩ごはんは、日本橋の美國屋で買った持ち帰りの鰻。

私は、鰻を食べながら、ママ殿に都内の状況を報告(*'ω'*)


とにかく、東京は、灼熱の太陽で、砂漠のように異常な暑さだった。

街中に、外国人観光客が無秩序に群れをなし、異常な熱気があった。

東京のデパートのコメの価格は、地方のスーパーのコメの価格よりも、異常に高かった。

不動産屋の店先に貼られた物件案内を見ると、都内のマンションの価格も異常に高かった。


ちなみに、翌日の昼は、ママ殿の手作りピザを食べた。

やっぱり、おいしい(*'ω'*)。。。

2025/08/01

姪っ子の犬の暑中見舞い




暑中お見舞い申し上げます。

暑い日が続いておりますが、みなさま、お変わりなくお過ごしでしょうか。
平素より、温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。  
引き続き、よろしくお願いいたします。  

暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛くださいませ。

加藤光敏