初詣の湯島天神は混んでいるが、年末は空いている。
初詣は自分勝手な願い事をするものだが、年末なら1年の無事を神様に感謝するだろう。
そんなお参りの仕方もあっていいと思う。
これを私は勝手に「終わり詣」などと名付け、手帳の12月の予定に書き込んでいる。
師走にホッとする時間が得られるので、わりとおすすめである。
(2019/12/26「湯島天神、恒例の終わり詣(2019年)」より)
湯島天神オリジナルの御朱印帳を持参し、御朱印を手書きしてもらうのだが、令和元年(2019年)12月から7年連続である。
その後は、湯島天神を出て、徒歩で上野広小路へ。
広小路の交差点に立つと、ああ、年末だなあ、と感じる。
行き交う人が慌ただしく見える。
上野松坂屋のデパ地下におりると、年末の買い物客で、ごった返している。
老夫婦の「高くて買えない」というボヤキが聞こえた。
私は、デパ地下から上野広小路駅へ、銀座線に乗り、新橋に向かった。
新橋駅からパナソニックのビルの方へ歩くと、徒歩数分の場所に、名所「旧新橋停車場鉄道歴史展示室」がある。
埼玉には、大がかりな鉄道博物館があるが、こちらは、鉄道に関する展示会をするギャラリーである。
ちょうど通り道にあったので、数年ぶりに寄ってみた。

しかし、案内にある「山手線 駅の情景」の展示会は12月9日からで、まだ展示替えの最中だった。
私は、隣接する「おーいお茶博物館」をのぞいてみることにした。
そもそも、「おーいお茶」は、どこのメーカーのお茶だったか?(*'ω'*)
ペットボトルのお茶は、酒類とは違い、消費者にとって、区別の意味があまりないだろう。
私は単に、店先で最も安いお茶を選んでいる。
どこのメーカーのものか気にしていない。
それでも、テレビCMを思い出すと、「おーいお茶」は伊藤園だ!と思い出した。
ただ、「伊右衛門」がサントリーで、「おーいお茶」が伊藤園、、、ほかは、思い出せなかった。

展示によれば、最近の茶畑は、最先端のテクノロジーによって、合理化効率化されている。
大企業が関わると、保守的な農業の世界も、このように進化するのである。
最近、お米の値段が暴騰し、政治問題にもなっているが、構造改革をして合理化効率化を進め、値段を下げる努力をするのが本筋だろう。
また、アップサイクルと書いてあるが、これはリサイクルとはちょっと違う。
リサイクルは、繰り返し使い回すことだが、アップサイクルは別の用途で使うことである。
こちらは、「付加価値」を上げるというイノベーションがある。
ただ、物価高騰中の現在の日本について見ると、モノやサービスの付加価値の上昇が伴っているとは思えない。
また、合理化効率化が目覚ましく進んでいるわけでもなく、イノベーションが起きているわけでもない。
今後、お米の暴騰と同じような事態が、あらゆる分野に波及し、国民生活をさらに破壊する事態も十分考えられる。
コンラッド東京はヒルトンホテルの系列だが、スタッフに案内され、ホテル内を歩くと、ヒルトンバケーションズの受付を見つけた。





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