2025/11/24

ギャラリーSAZAを訪ねて






10月の水戸エクセルのSAZAコーヒー。
私は、カウンター席で、パンフレットを読み、勝田に本店があることを知った。

SAZAコーヒーは、茨城県を拠点とする喫茶店として非常に有名である。
本店は、県庁所在地の水戸市ではなく、隣の勝田(ひたちなか市)にある。
そこには、「ギャラリーSAZA」という小さなギャラリーが併設されている。

ギャラリーSAZAねえ、、、(*'ω'*)

早速、見に行こうと思ったが、なかなか行ける余裕がなく、11月になった。
11月20日(木)、茨城県水戸生涯学習センターで行われた、私の終活講座(全5回)が、無事、終了した。
夕方になる前で、だいぶ時間があったので、ようやく、SAZAコーヒー本店に行くことができた。




本店は、勝田駅から徒歩圏内である。
私は、住宅街を歩き、途中、道に迷ったりしながら、何とか到着。
10~15分ほどかかったと思う。

窓際の席に座り、コーヒーとケーキを注文し、待つ間にギャラリーをのぞいた。
地元のアマチュア画家が個展をしており、画家本人から作品リストをもらった。
が、たった今、2時間の講演を終えてきたばかりで、私は、疲れていて、あまり見る気がしなかった。
5分ほど、展示作品を軽く見て、すぐ席に戻った。





店内は実にオシャレ!

テーブルに運ばれてきたコーヒーとケーキは、とてもおいしかった。
私は、エクアドル産の「ゴルダ」という聞き慣れない銘柄のコーヒーを頼んだ。
メニューには、「ネルドリップ」と書かれており、私は、ネルドリップのことをGoogleのジェミニで調べた。

ネルドリップとは、「ネル」と呼ばれる布製のフィルターを使ってコーヒーを抽出する昔ながらの方法である~コク深く、まろやかで重厚な味わいになり、コーヒー愛好家からは「最も美味しい抽出方法」とされる~以下省略。

つまり、コーヒーを、使い捨ての紙フィルターではなく、布フィルターで、「本格的」に漉すのだ。
今では非常に珍しいやり方で、超こだわりのコーヒーということである。

そう思うと、ますます、おいしいな~(*'ω'*)ゴルダ、、、

私は、ゴルダを飲みながら、いま終えたばかりの終活講座を振り返った。


(水戸生涯学習センターのある旧茨城県庁)


(講師控室からの景色)


事務局が夏頃から定員40名で募集をかけた。
最終的に、受講生は60名近く(58名?)に膨れ上がった。
終活に興味をお持ちの方がいかに多いかということだ。

そして、2時間×5回=10時間の長丁場の法律講座であったにもかかわらず、最終回の受講生は52名ということで、人数がほとんど減らなかった。
これには、私自身、非常に驚いた。
大学の講義などでは、あるあるパターンだが、先生の話が退屈だったり、難しかったりすれば、毎回人数が減っていき、最後の講義は半分くらいに減るからだ。

ということで、私の終活講座は、客観的に見て、成功だったと思う。



(第3回講義の様子)



(最終回)


ケーキを食べ終え、スマホを見ていると、あっという間に、窓の外が暗くなった。
私は店を出て、勝田駅まで戻った。
行きは住宅街を歩いたが、帰りは表通りを歩いた。

強風のため、電車が遅れ、勝田駅構内で30分以上、電車を待った。
駅のホームをぶらつくと、見慣れない電車が止まっている。

第三セクターの「ひたちなか海浜鉄道湊線」というのだが、勝田駅から東へと走り、那珂湊に出る。
そこから今度は北に走り、阿字ヶ浦駅が終点となる。
この辺りは、海水浴場で有名とのこと。




ええと、、、確か、水戸駅からも、海の方に、ローカル線が走っていた気がするが??(*'ω'*)

早速、調べてみた。
水戸駅からは、鹿島臨海鉄道が出ている。
鹿島臨海鉄道は、海水浴場で有名な大洗を通り、海沿いを南に走る。
メロンで有名な鉾田、工業地帯とアントラーズの鹿島へと向かう。

実は、茨城県は広大で、私は、そっち方面を、ぜんぜん知らないのである。
今後、終活講座のご依頼などがあれば、行ってみたいものだ。

では、今後とも、私の終活講座を、よろしくお願いいたします!(*'ω'*)」

2025/11/19

そろそろ、姪っ子の犬も寒いようだ(*'ω'*)





もうすぐ12月だ。
朝晩は、かなり寒い。。。

我が家では、11月初めの連休中に、コタツを出した。
そして、先週末、姪っ子の犬が遊びに来たが、定番の腹巻き(?)をしていた。

そろそろ、姪っ子の犬も寒いようだ(*'ω'*)

2025/11/08

青山骨董通り散歩(2)



10月3日の午後。
私は、銀座8丁目の資生堂ギャラリーで、「Perspectives」という展示会を見た。

資生堂ギャラリーは、資生堂ビルの地下にある。
地下への狭い階段をおりると、踊り場があり、そこから展示会場が見下ろせる。

下までおりると、受付でパンフレットをもらい、広いスペースに出た。
そこには、展示作品の本棚と、ベッドと、鏡があった。
今回の展示は、何やら、子供部屋(?)のような雰囲気だが、理系的な雰囲気もある。

説明を読むと、この本棚は、本を積み重ね、地層に見立てているとのことだ。






ベッドの作品は、子供から大人への階段の意味合いだろうか。

私は、先ほど、受付でもらったパンフレットを眺めた。
私が着目したのは、アーティストのプロフィール。
女性2人組で、一卵性双生児だという。

「髙田安規子・政子は、一卵性双子のユニットで活動するアーティストです~中略~2人は2024年、資生堂の文化施設である資生堂企業資料館、資生堂アートハウスの両施設(静岡県掛川市)を訪れ、資生堂の社名の由来である易経(えききょう)の一節「至哉坤元 万物資生(いたれるかなこんげん ばんぶつとりてしょうず)」(大地の徳はなんと素晴らしいものであろうか。すべてのものは、ここから生まれる)に出会いました。自分たちの自然観と重なり合うことから、本展では、「万物資生」の考えを起点に、生命やその成り立ち、進化の歴史を時間の層として描き出しながら、自然の法則で宇宙までつながる時空間を、スケールとともに巨視的・微視的に捉え可視化することを試みます。」




こちらの壁には、一面に、小さな鏡が取り付けられている。
その前に立つと、もうひとりの自分が映し出された。
装飾的な鏡の縁で、自分の姿が切り取られているが、まるで肖像画のようでもある。

鏡に映る自分をよく見ると、左右が逆転している。
ただ、よく考えると、前後が逆転しているから左右逆転していると思うのだが。
頭が混乱してきたので、そこは、まあ、いいか。








資生堂ビルを出たのは午後3時過ぎ。
その後は、銀座三越、銀座松屋で、お菓子などを買った。

夕方になり、銀座駅から銀座線に乗った。
私はこれから、表参道で、20歳ほど年下のステキな女性(!)と会う予定があるのだ。
ただし、ビジネスの用事(?)である。

地下鉄の表参道駅を出て、大通り(国道246号線)を渋谷方面へ歩くと、骨董通り交差点がある。
私は、交差点のスターバックスに入り、約束の時間になるのを待った。






私は、頼んだフラペチーノを飲みながら考えていた。

資生堂ギャラリーのアーティストは、一卵性双生児だ。
個展のタイトルのPerspectiveとは「視点」の意味である。
彼女たちは、独自の視点から、世の中の人々に対し、新しい見方を提示する。

しかし、今の時代、アーティストに限らず、多くの職業でも、そのようなことが求められている。
固定観念にとらわれている世の中の人々に対し、自分だけは視点を変えて見るのである。

では、私もやってみよう。







一卵性双生児のアーティストは、意外とあるあるパターンだと思う。
今回のように、アーティストが「二人二役」で、2人とも表に出てくるパターンが、まずひとつある。

しかし、もうひとつ、「二人一役」もあると思っている。
Aという名義の1人のアーティストに対し、実は、2人のアーティストが活動しているのだ。
例えば、1人は主に、表に出て接客をする役で、もう1人は、ほとんど表に出て来ず、ひたすらアトリエで絵を描いているとか、そういう役割分担のパターンもあるのではないか。
なぜなら、それは結構、合理的効率的な活動方法だと思えるからである。
これに対し、「一人二役」もあり得るが、こちらは効率的ではなく、やや考えにくいように思える。

おや、考え事をしているうちに、約束の時間が近付いてきた。
急がなくてはいけない!

では、ごきげんよう♪~(*'ω'*)」」


2025/11/04

坂東眞理子先生の「祖父母の品格」サイン会&交流会



今から1ヶ月前、10月4日のお昼時。
私は、昭和女子大学の学食にいた。
入口の食券売場で、何を食べるか悩んでいた。

こないだはラーメンを食べたが、今日は何を食べようか(*'ω'*)ウーム

私は、そばうどんにしようか、カレーにしようか迷ったが、カツカレーを選んだ。
唐揚げの載っているそばよりは、カツの入っているカレーの方がおいしそうだと思ったからだ。




この日は土曜日で、学食は空いていた。
私は、テーブル席に座り、カツカレーを食べた。

このカツカレー、いかにも学食らしい見栄えだが、結構、おいしかった。

食べながら、私は、手元の本(ビジネス新書)を開いた。
今朝、取手のくまざわ書店で買ったものだが、先ほどまで、電車内で読んでいた。
読みやすい本なので、電車内で、ほとんど読み終えてしまったが。






「祖父母の品格」。
本書は、昭和女子大学の総長で、大作家の坂東眞理子先生の近著である。
帯に書いてあるが、「女性の品格」(2006年)は、300万部以上売れた。

ミリオンセラー「女性の品格」から約20年たち、著者も読者も約20歳、年を取った。
そのため、今回は「祖父母の品格」というタイトルになったわけである。
私は、「女性の品格」も読んだが、今回の本も非常に面白かった。

また、帯に興味深いキャッチコピーが書いてあり、私はこれがちょっと気になった。
良識ある接し方は、大事だという。
良識ある接し方で、純情な子供(孫)の未来は、変わる。
そのとおりだと、私も思う。
しかし、純情ではないオトナの世界では、良識ある接し方をしても、変わらない人がたくさんいるのも事実なのだ(*'ω'*)ウーム

食後は研究のため、大学図書館へ。
居心地の良い椅子で、資料を読んでいるうち、眠くなってきた。
午後2時から、坂東先生の本書の出版記念イベントがあるのだ。
私は、図書館を出ると、階下の自販機で、濃いお茶を買い、会場へ向かった。

出版記念イベントのタイトルは、「祖父母の品格」刊行記念・祖父母世代とその予備軍が知っておきたい大切なこと。
坂東先生の講演は、1時間半ほどで、いつものようにテンポよし、内容よしの面白い講演だった。
聴いている方は、まったく苦痛ではない。
しかし、喋っている坂東先生は、今年で80歳。
うちのママ殿と同い年だが、実に、お元気である。
ただし、長時間の講演は、結構、体力を消耗するのではないか。







講演会は定刻に終了。
会場の外でサイン会があり、私も列に並んで、坂東先生の直筆サインをもらった。
その後、交流会があるので、私は、1階のラウンジへ。
交流会では、大作家坂東眞理子先生と一緒のテーブルになった。
私は、坂東先生と歓談をしながら、食事とお酒を楽しんだ。

坂東先生のお話は、もちろん面白かったが、一緒のテーブルに、卒業生の女性陣もいて、彼女たちの昔話もなかなか面白かった。
昔は、昭和の女子大生たちは、寮生活をしていたのだという。
この寮生活のエピソードが、まるで少女漫画の世界のようで、浮世離れしていた。

ウ~ム、お嬢様の世界って、面白いですね€(*'ω'*)£

2025/11/01

ママ殿、安部雪春画伯の絵をとても気に入る

先日、安部雪春先生の展示会(公募展)を見てきた。
創彩会という団体の公募展で、上野恩賜公園の東京都美術館で開催された。

安部先生は80代後半の元証券マンで、隠居後はデイトレーダーをしているという。
日本テクニカルアナリスト協会(NTAA)の元会長で、画家でもある。
安部先生は、日本を代表する超高齢デイトレーダー、かつ、超高齢アーティストということになる。
どう見ても、超高齢化社会の注目の人物である。




12時、館内の一角で、待ち合わせた。
ひとりは、元ファンドマネージャーのX氏。
X氏と私は約半年ぶりの再会。
安部先生が来るまで、相場談義をして待った。

このとき、日経平均株価は5万円の大台の手前。
当然、そのことが話題になったが、X氏は、5万円いったも同然、ここからさらに上がると言った。
これに対して、私は、52000~53000円までは難なく行くだろうと言った。


(安部雪春氏「雨上がりの旧市街」文部科学大臣賞受賞作品)


主役の安部先生は、少し遅れて、お見えになった。
この日の午前中も、日本株の売買をチョットやってきたという。
さすが、超高齢の現役デイトレーダーである。
ただ、今回の出展作品により、文部科学大臣賞を受賞したから、もはや安部先生は画伯でもあるのだ。

私たち3人は、雑談をしながら、展示会場の作品を見て回った。
内閣総理大臣賞受賞作品があり、これは確かに、ぱっと見、イイ絵だった。



(内閣総理大臣賞受賞作品)




また、私たちは、途中、カラフルな魚の絵を見つけた。
ちょうど作者の男性が立っていて、作品の説明を受けたのだが、色彩魚拓(カラー魚拓)というそうである。
普通の絵のように見えるが、これは魚拓なのである。

Google検索によれば、「カラー魚拓とは、魚の本来の色彩や形を再現するために、魚に直接または間接的に絵の具を付けて紙や布に写し取る技法です。従来の墨を使った魚拓とは異なり、水彩絵の具や岩絵の具などを使って鮮やかに表現されるのが特徴で、よりリアルな作品になります。 」とある。

どのようにして作るのか、興味深いが、下記に分かりやすい説明がある。




帰りに受付で、記念のポストカードを買った。
もちろん、安部先生の受賞作品のポストカードである。

家に帰ってママ殿に見せると、ママ殿は、とても気に入った様子で、目を細めた。

「あら、イイ絵ね」
「そうですよね。文部科学大臣賞、もらってます」
「これはイイ絵よ。書斎に飾っておきましょう」
「あとで、小さな額縁を買ってきます」

ママ殿は第六感が鋭いのだ。
私は、この絵が、何十年後かに、値上がりするかもしれないなどと思った。




後日、日本橋で、私は、現役ファンドマネージャーのY氏と、約1年ぶりに会った。
このとき、日経平均株価は、すでに5万円を突破し、終値51307円だった。
当然、そのことが話題になったが、Y氏は、このようなコメントをした。

日経平均の大幅上昇は、AI関連銘柄の牽引によるものです。
その上昇がなければマイナスの日もあり、他の市場は軒並み下落しています。
特に中小型株は大幅に下がっています。

私は、美術館でX氏と話したとき、52000~53000円までは難なく行くだろうと言ったが、この記事を書いている10月31日の日経平均株価は、史上最高値52411円まで上がっている。