2024/01/16

投資顧問の大御所、楽天投信投資顧問の東眞之社長との再会

(楽天証券の投資情報サイト「トウシル」)


12月30日、私の本が、楽天証券の投資情報サイト「トウシル」で取り上げられた。
事前に担当編集者から聞いていたが、まさか編集者自身が登場し、プッシュする企画とは思わなかった。
いわゆる制作秘話のような話も少し書いてあり、なかなかおもしろかった。

「トウシル」に書いてあるように、私の終活本は講義形式である。
あんみつ先生と、受講生役の吉田健二さん、吉田小春さん夫妻の3人が登場する。
各項目は、毎回、3人の会話から始まる。
会話が終わると、そこから説明文になる。
図表、イラスト、確認問題(まとめ)も、付いている。

要するに、この本は基本的に、「タイトル」→「会話」→「説明文」→「その他」で構成されている。
各項目は、平均2ページ程度で、すぐ読み終わるようになっている。
周囲の読者に感想を聞くと、内容的には法律の知識なので難しいが、毎回、会話から始まるのでスムーズに読めてしまうそうだ。

<よかったところ>
・終活の法律知識が1冊で学べる(①生前整理、②遺言、エンディングノート、③相続法の知識、④認知症対策、成年後見・・・)
・対話形式がおもしろいので、法律の知識のわりに読みやすい
・土日で読める、コンパクト
⇒🐶対話が多いので、説明文の分量はかなりコンパクトだと思う
・デジタル終活のところは勉強になり、実際やらないといけないと思った
・終活の入門レベルの内容で、ちょうどいい
・夫婦で読めるので、そこが非常にいい
・家族間で終活の話題を切り出せるようになった
⇒🐶キッカケになることは間違いないようだ
・社会福祉や医療関係の仕事をしている人も読んで役に立つ

<不満なところ>
・「ふと」「最初」に読む本というが、タイトルだけ見て衝動買いすると内容はやや難しく感じる
・特に3章(相続法の知識)が難しいので、3章がもっと分かりやすい方がよかった
⇒🐶1章2章は読みやすいと思うが、確かに3章は難しい。法律の本なので難しいところもあり、仕方がないと思って読んでほしい
・全て対話+説明の構成で、飽きてしまう
⇒🐶少しずつ読んで・・・
・書店では冠婚葬祭や手紙の書き方のところに置かれていたりするが、法律の知識本だ
⇒🐶私が並べたわけではないので何ともいえないが、他の終活本も、ここに並んでいた

以上が、私の周囲の読者の感想である。
様々なご意見が集まったので、よかったところと、不満なところを並べてみた。
ご参考までに。




さて。ここからは話題が変わる。
以下、2023/11/13「名画「舞踏会の手帖」を紐解く」より。

こないだ担当の美容師に見本を届けたが、以前、この美容室で彼女が不在のとき、スタッフが映画好きというので、「舞踏会の手帖」という古いフランスの名画を紹介したことがある。
監督は大御所ジュリアンデュヴィヴィエで、確かこのような内容だと記憶する。

主人公は豪邸に住む資産家で、夫が早世し、未亡人となった美女である。
彼女はさみしそうにして寝室に滞在しているが、学生時代に憧れていた人たちがいま、どこでどうしているだろう、と想い起こす。
ふと、寝室の机の引き出しをあけると古い手帖があって、彼女が手に取って開くと、手帖には、当時、舞踏会のときにステキだ!と思い、連絡先を交換した男たちのことが書いてある。
それを眺め、彼女は、昔の男たちを訪ね歩く旅に出る。

それで、ふと思い付いたのだが、、、私もチョット「舞踏会の手帖」のまねごとをしてみようと思うのだ。

私は、スマホの連絡帳を開き、画面を指でなぞった(*'ω'*)フムフム
第4部では、それを眺め、私は昔の女たちを訪ね歩く旅に出る。。。

というのは冗談で、私の場合は「舞踏会の手帖」のまねごとといっても、趣旨も目的も異なる。
誰でも、尊敬できる人にまた会いたいと思うことがあると思うが、今回は、拙著を持って、渋谷ガーデンタワーに、楽天投信投資顧問の東眞之社長を訪ねた。








2024年1月14日のベルサール渋谷の楽天証券新春セミナー。
楽天投信投資顧問の東眞之社長と、恒例のご挨拶&新年の投資歓談をした。
投資顧問の大御所なのにいつも気さくな東さん、運用成績はやっぱり絶好調だそうです♪
(私のインスタグラムより)

実は、東さんと私は、楽天投信投資顧問のブース前で、新年のご挨拶と投資歓談をするのが恒例なのだ。
しかし、コロナ禍もあり、結構お久しぶりの対面になった。
私は今年の新春講演会に申し込んでおらず、東社長のお誘いで急遽、渋谷の会場へ。
受付で事情を話し、「関係者」の名札をもらって入場した。

私たちの今年のメインの話題は、上昇基調の株式市場のことではなかった。
まあ、今年は順調に上がると思うので、そんなに話すこともないだろう。
ということで、早速、終活の話題になった。
私はその場でサインを入れて、東さんに拙著をお渡しした。

出版の裏話もしたが、終活に関連した投資の話もした。
日本は超高齢化社会となり、投信や株式等の金融資産を多く保有する高齢者が増えている。
彼らが今後どのように終活をして、自分の金融資産を整理していくのか。
これは投資業界で非常に重要な問題だが、投資業界人はまだまだ勉強が足りないと言っていた。
東さんは、忌憚のない意見を言われる方なのだ。
私は今回も、東さんの話を聞きながら、さすがだ!と思った。