2019/09/01

The true story of WSET wine lovers(1)ハイアットは新宿です

きのうは、T先生のお誘いで、「日本のワインを愛する会」の会員向けのパーティーに行ってきた。
おとといも先生のワイン教室があったので、ワインを飲むのは2日連続である。

場所は浦安の海沿いのハイアットプレイス東京ベイ。
どうやって行こうかと思案したが、ホテルとディズニーランドをシャトルバスが往復しているというので、舞浜駅でおり、そのバスで行くのがいいと思った。




ところが、実際、舞浜駅をおりるとディズニーランド周辺にはバスターミナルがいくつもあるのだ。
どこからバスが出るのか、さっぱり分からない、、、
バスターミナルの交通整理をする職員に聞くと、「ハイアットは新宿です」などと、とんちんかんなことを言われた。
そっちのハイアットじゃなくてね~と説明してもだめそうだから、私は日陰に入り、ホテルに直接電話で聞くことに。

バスの出発場所は何となく把握した。
ここからかなり歩くのだが、ディズニーの裏手まで行く必要があるのだが、いまは真夏で今日は快晴である。
ディズニーランドの周囲を数分でも歩けば強烈な日差しでのどが渇き、汗が滝のように垂れてくる。
私は、東京砂漠~というCMの歌を思い出し、立ち止まってため息をついた。

ベイエリアは典型的なコンクリート砂漠だぞ、もうだめだ、帰ろう。

ホテル側の説明によれば、あと30分ほどでバスが出発するが、私はキッパリあきらめた。
この炎天下、戻る気力があるうちに来た道を戻る方がいい。
結局、舞浜駅からとなりの新浦安駅へ電車で行き、新浦安駅から路線バスでホテルまで行った。

さて、このようなトラブルがあったにも関わらず、ハイアットには早めに着いた。
「日本のワインを愛する会」のワインパーティーは夕方から、ロビーで待っていてもしょうがないので、時間まで私は、ホテルの向かいの市民公園を散歩した。
暑いので園内の自販機で懐かしのメロンソーダを買い、プレハブの休憩所で涼んだ。


浦安市の市民公園


メロンソーダ


おや、椅子にスマホの忘れ物が置いてある。
さっきの家族連れだな。

私はそれを拾って窓口の係員に渡した。
こういうのどかな場所ではなく、もし都会でうっかりスマホを忘れると、本当に危ないと思う。
スマホはとにかく、置き忘れが圧倒的に多いそうであるから、何らかのロックは必須である。
休憩所を出た私は、公園の芝生の方を眺めた。
夏休みで、子連れでにぎわっており、時折涼しい風が吹いていた。


日本のワインを愛する会


日本のワインを愛する会


夕方から始まった「日本のワインを愛する会」のパーティーは2部構成。
第1部はホテルのルーフトップ(屋上)で東京湾の夕日を眺めながら日本ワイン、第2部は1階のレストランで食事をしながら日本ワインである。
第1部のパーティーには有名人も何人か来ており、女優の神田うの、お笑い芸人のヒグチくん、音楽家の千住明氏、東大生でクイズ王の川島氏、ピアニストの川田氏などが来ていたが、「日本のワインを愛する会」の会長は俳優の辰巳琢朗氏である。
トイレ休憩後、第2部のパーティーが始まった。
画家の笹倉鉄平氏がラフスタイルで遅れて登場したが、デザイナーのコシノジュンコは用事があって来られないという。
コシノジュンコがどんな格好で現れるのかを見てみたかったのだが(以前どこかで見たことがあったが、その時は紅白歌合戦のトリのような格好だった!!)。


日本のワインを愛する会


日本のワインを愛する会


私は人見知りなので、先生のワイン教室の顔見知りJさんご夫妻と行動をともにした。
はじっこのテーブルに座り、終始おとなしく飲み食いをした。
その時、となりのBさんと雑談したのだが、Bさんもキャプランの生徒で、なんと、私と同じ先生の授業を受けているというのだ。
ただ、曜日違いなので初対面。

驚いたことに、Bさんは趣味でワインを「作っている」という。
勝沼に共同のブドウ畑を持っており、そこで収穫したブドウで毎年自分たちのためのワインを醸造するのだという。
会員募集中なので興味があれば気軽にぜひ、と誘われた。
私は嬉しかったが、山梨県は遠いのでよく考える必要があると思った。

第2部は8時ごろに終わった。
帰りはまた、新浦安駅まで路線バスで帰ることにした。
上りのバス停は、国道を横切ってホテルの向かいの市民公園側にある。
昼間子連れでにぎわっていた公園は真っ暗であった。
そういえば、8月31日は、夏休みの最終日である。
明日から学校が始まるから早く寝なさい、むかしそんなことを言われた残念な日々の始まりであったが、その頃の様々なことを思い出し、私は少し懐かしい気分になった。