2019/09/06

All International Qualifications are Valuable Permanent Assets

YVES SAINT LAURENT


イヴサンローラン(YVES SAINT LAURENT)は、クリスチャンディオールの一番弟子である。
今日はワインスクールに行く前に、銀座でイヴサンローランの展示会を見た。
場所はポーラビルの3階「ポーラミュージアムアネックス」、ただこのギャラリーは狭いので、大がかりな展示会ではない。
オートクチュールというともはや売るものではなく見るもののようである。
展示会では、イヴサンローランのオートクチュールの作品を間近で見ることができたのだが、ギャラリーの一角に、ラッパ型の服を着た日本人の女性モデルの写真があった。
この服はサンローランの代表作なのだが、やはり時代の変遷を感じるというのか、サンローランといえども私は古くささを感じてしまう。


YVES SAINT LAURENT


銀座4丁目交差点のソニーイメージングギャラリーへ。
今日は「超老たちの手(田中良知)」というユニークな企画展をしていた。
その職業(道)を極めた老人たちの手の写真が展示されている。
顔を整形して若く見せたがる芸能人、彼らの手もそうだが、人間の手は正直で年齢や苦労を隠せないものだ。
老いたピアニストの手、老いたバーテンダーの手、老いた助産婦の手、手は職業の因縁である。


銀座ソニーギャラリー「超老たちの手」写真展


銀座ソニーギャラリー「超老たちの手」写真展


その後、松屋の銀座キャピタルに行き、ケーキセットを食べた。
そこから向かいのシャネルのギャラリーにも立ち寄ったが、今回は「ヴァンサンタヨガナンタン」という読みにくく変わった名前の写真家の作品展だった。
透き通るように美しい作品の数々は、インドの日常をアナログカメラで撮影したものだという。


シャネルネクサスギャラリーの「ヴァンサンタヨガナンタン」の写真展


シャネルネクサスギャラリーの「ヴァンサンタヨガナンタン」の写真展


私はインドの美男美女のことが気になった。
美男美女の黒と白、そのコントラストがいい。
また、ユニークで詩的な文章が壁に書かれており、それもまた気になった。

王子さまがお城を追放されてしまったら、誰もあなたのことを王子様だとは思わない。

メモも写真もないのでうろ覚えだが、そんな文章が書いてあった。
つまり、「馬子にも衣裳」の反対の意味である。


キャプラン


夕方、青山のワイン教室「キャプラン」へ。
WSET3の受験講座も終盤で、今夜は教科書の最後の方のシェリーとポートワインの話だった。

おや、T先生の今日のファッション??
黒いシャツ、ベージュのロングスカート、黒いヒール。
指示棒を持って講義をしているその姿が、黒魔術の魔法使いのようにも見えた。

先生の話だと、シェリーとポートワインは教科書の最後の方にあるからといって、ほとんど出ないと思ったら大間違いです、試験には頻出の箇所ですから必ず勉強しておくように、とのことだった。
WSET3の資格試験まであと1ヶ月ほど、私の試験勉強はあまり進んでいない。
T先生のヤマあてマジックに賭けてみようかな。
私はワインの業界人ではないので、この試験に落ちても仕事で困るわけではない。
が、「馬子にも衣裳」で何らかの国際資格がほしいのだ。

1つは、ワインの国際資格WSET3。
もう1つは、テクニカルアナリストの国際資格(Certified Financial Technician)。
後者については、まず来年、日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリストの試験を受け、それに合格してから受験することになるが、いまはグローバルな資格を持っているといいのではないかと思っている。
少なくとも、日本の暗澹たる未来を考えると、、、そういう価値観が「勝つ」時代が近いうち来る可能性もあるからだ。

王子さまがお城を追放されてしまったら、誰もあなたのことを王子様だとは思わない。

(世界一の貴族国家の)日本人は、いつお城(日本)を追放されても大丈夫なように、全ての国際資格は一生ものの価値ある財産だと思って、取得して備えておきましょう!!
まあ、念のための保険です。