2019/01/26

「椿屋カフェ」を少し過激にしたようなもの?

神田明神は商売繁盛の神様である。
秋葉原で買い物をした時に、近くの神田明神に何度かお詣りに行ったことがある。
秋葉原から神田明神に向かう途中には、メイドカフェの看板がいくつも並んでいる。
最近まで私は、メイドカフェに入ったことがなく、通るたび気になっていたが、最近、誘惑にかられ、ついに入店してしまった。


アキバ絶対領域


店名は「アキバ絶対領域」。
とはいえ、風俗店ではないのでハードルは低いし、まあ、入店してしまえば、「椿屋カフェ」を少し過激にしたようなもの?という感じだった。
それにしても、メイドのサービスというと、彼女が私の前で「もえもえきゅるるん」と言って、オムライスを差し出しただけであった。


アキバ絶対領域のオムライス


ただ、私がテーブル席でオムライスを食べている間、カウンター席の方では、7~8人ほどの男性客がメイドを取り囲み、盛り上がっていた。
メイドカフェは時間で課金されるので、カウンター席に座らないと損なのだと学んだ。
しかし、あちらは常連客の溜まり場のように思われ、近づきにくかった。
私は1時間になる前に店を出た。

後日、女友達Rさんと銀座で食事をした時、メイドカフェについて聞いてみた。
メイドの仕事は女性の視点からはどのように見えるのかが気になったからだ。
例えばバイトを選ぶ時、アキバのメイドカフェのバイトはどうだろう。
時給は良さそうだし、昼間の仕事に分類される。
岩下志麻に似ている文句なしの美人Rさん、彼女がキモノではなくメイド服を着れば、たちまち人気のメイドさんになれそうである。






しかし、彼女の返答は冷淡なものだった。
「バイトするならキャバクラのがいい。」
「えっ、どうして??」
「お友達に誘われてメイドカフェに行ったことがあるけど、変な男ばかりで恐かったのよ。もう少し、清潔な身なりをしないとね。本当にあの人たち、何とかならないかしら。」
「そ、そうなんだ。」
「まだ、キャバクラで男と話す方が楽しそう。」
「そういえば、私がいた時も、店内には風変わりなお客さんが何人かいたなあ。」
「あのね、女子はそういう人たちに囲まれるのは、ちょっと恐い。お酒を飲んでいないのに。何考えてるか分かったもんじゃないでしょ。」
「な、なるほど。」(ナットク、、、)






メイドカフェの女の子は、男性好みのメイド服を着て、こないだのように何人もの客にカウンター席で取り囲まれるのだ。
男性にはピンと来ないが、それは女性にとって想像以上の苦痛なのかもしれない。
男性が黙って、自分のことをじろじろ見ている、、、
その意味で、メイドカフェというのは、風俗店の一種とも言えるのではないだろうか。