2019/01/15

Not so Romantic affairs of Intercontinental Yokohama(1)白バラと紅茶とパウンドケーキ

「ばら色の暮らし」、略して「バラクラ」、正式名称は「バラクラ・イングリッシュガーデン(BARAKURA EnglishGarden)」。
八ヶ岳かどこかにバラ園があり、千駄ヶ谷に手芸雑貨と英国の輸入品を置いているおしゃれな本店がある。
私は何度か、ここの缶入りの紅茶を買ったことがある。

2019年1月12日、私は横浜みなとみらいに行った。
午前中横浜美術館の展示会を見て、午後は正月の恒例行事「楽天証券・新春講演会」に顔を出して、その後はインターコンチネンタルのバラクラに寄り道をする予定だった。
みなとみらいには10時過ぎに到着。
午前中は横浜美術館をすみずみまで回った。
いつ来ても、横浜美術館は素晴らしいのひと言。






美術館を出てお昼にしようと思ったが、時間がないのでそのままパシフィコ横浜の「楽天証券・新春講演会」へ。
楽天投信投資顧問の東眞之社長と、ブースの前で再会した。
新年の挨拶から始まり、相場の先行きについて話したが、その後は、美術館の話をした。
すると、東社長は首を傾げて、「美術館のことは、よく分からないなあ、、、」と言った。

東さんと別れた後、私は講演を1本だけ聞き、会場を出た。
それから、パシフィコ横浜の隣のインターコンチネンタルへ。
いつもは駅から歩いて2階の玄関から入るが、このときは1階の玄関から入った。
缶入りの紅茶を買うため、これから2階のバラクラに行くのだが、ラウンジでは定番のミニコンサートをしており、若いピアニストが難しい曲を弾いていた。








バラクライングリッシュガーデンは入口付近の小部屋である。
店内に入ると、おねえさまのほうはすぐ私に気付いたようだ。
私は常連客ではないが、店で長話をすることが何度かあって、彼女は私のことを覚えたようである。
私は缶入りの紅茶を指さし、これ2つください、と言った。

「あら、お久しぶり♪♪」
「ええ、どうも、お久しぶりです。」
「今日は紅茶を2つも買ってくれるのね、ありがとう。」
「この紅茶、おいしいですよね。あと、パウンドケーキも、2つもらおうかな。」
「あら、どうもありがとう。ところで今日は、、、おひとりでいらしてるの??」
「ええ、まあ。」
「今日はまた、何の用事で横浜まで遊びに来たの?」
「横浜美術館の展示会を見に来たんです。そのついでに楽天証券の新春講演会にも顔を出してきましたけど。」
「あら、そうなの。今日はやけに人通りが多いから何のイベントかと。」




私たちは他の商品を見たり、雑談をしたりしながら、会計のため、店の奥のレジに移動した。
私の選んだ紅茶の缶の一方に、作りものの白いバラが付いていた。
私は不思議に思い、そのことを彼女に聞いた。

「この缶だけ白バラが付いていますが、新年早々、縁起がいいですね。」
「余りをセロテープでくっつけてみたのよ。あなた、今年は運がいいんじゃない?? 今年こそ、素敵な人が見つかるといいわね。」
「いや~、今年も難しいかな。」
「難しい?? そんなことないと思うわよ。」
「そうですかね。」
「そうです。ところで、あなた、最近はどういうかんじなのかしら??」
「ど、どういう、かんじといいますと??」(;・∀・)...

確かに、彼女は話していると楽しい女性で、ここは客の出入りがほとんどないため、私は彼女と必要以上の雑談をして、いろいろなことを話したかもしれない。

「もちろん、お相手の女性のことです。そろそろ遊びはおやめになって、きちんとなさったほうがいいと思うの。」
「遊び?? もう少しきちんと?? 何のことでしょうか??」
「目移りはいけません。」
「目移り??」
「そうです。目移りすることなく、ひとりの女性に対し、愛情と誠意を捧げることが、大事なのです。」
「な、なるほど・。・ センセイ、そうすれば、私のような者でも、うまくいくのでしょうか??」
「ええ、きっとうまくいきます。」彼女は首を傾げて、「何がうまくいくのかはよく分からないけど、人生が悪いってことはないと思うわ。私は、あなたに、うまくいってほしいのよ。ねえ、あなたには、もう1つ大事なお話があるの。」
「な、何でしょう、センセイ?」
「この紅茶とパウンドケーキだって、決してお安くはないんですよ。今日はあなた1人で来ているのですから、1つで十分じゃない?? お金がもったいないわ。」
「いや、まあ、ええと、、、横浜は遠くてなかなか来ないので、2つ買ってもいいかなと思いました。母がこの紅茶をおいしいというので、私と母の分なのです(*'ω'*)」
「あら、そうなの! それならいいと思うわ。合計〇〇〇円、お買い上げ、ありがとうございます。お母さまは大事になさって♪♪」
「はい、もちろんです。」
「どうも、ありがとうございました。また来てね~!!」