2020/12/10

ボランティアコーディネーター養成研修の修了証をGETしました!!










去年やおととしは、10月後半から年末まで、ABCクッキングに通い詰めた。
ハロウィン~クリスマス~お正月、この時期のメニューは魅力的なものばかり。
ちなみに、写真の料理は2018年の11~12月のものである。
しかし、新型コロナウィルスに見舞われた今年はというと??

12月6日日曜日、私は、ボランティアコーディネーターの養成研修を受講してきた。
研修というより、土浦駅前の県南生涯学習センターの大部屋で行われた単なる講義なのだが、そもそもボランティアコーディネーターとは何なのだろう??
まあ、たいていの人はそう思うよね。




ボランティアではなく、ボランティアコーディネーター。
それは新しい認定資格なのかな??
コーディネーターとは調整役。
ボランティアコーディネーターは何を調整するのかな??

そう思って研修会場に行くと、受付の職員からまず修了証を手渡された。
帰りだと、もらい忘れる人がいるからだという。

もらい忘れる、、、
はて、どういうことだろう??




研修講師は青山学院大学の山本裕一教授。
しかし、教授の話を聞くと、どうもボランティアコーディネーターとは、ほぼボランティアのことなのでは、と思った。
1つには、青少年向けのボランティアである。
例えば、小学生の登下校の見守りなどが典型例、学校の先生やPTAの役員だけでは人手が足りないので、今時はボランティアの支援が必要である。
もう1つは生活支援ボランティア。
例えば、ひとり暮らしの高齢者の家を訪問し、身の回りのケアなどをする、というものだ。
ボランティアが訪問介護をするのだろうか。
養成研修では、こういったボランティアをする場合の心構えや問題点を2時間ばかり学んだ。
そして研修の終わり、質疑応答の時間があり、挙手した中年男性が、もっともな質問をした。

この研修の修了証を持参して市役所などに行くと、ぼくはボランティアの仕事を紹介してもらえるのですかね??

ようするに、どこに行けばボランティアの「求人票」のようなものがあるのか、という質問である。
「ボランティア募集中」の情報は、地域情報誌のすみっこなどに書いてあり探しにくい、ボランティアをしたくても見つけられない、という人は案外多いのではないかと思う。
しかし、これに対する山本教授の回答は、何者だか分からない人がボランティアに応募しても相手に怪しまれてしまいますよ、という注意勧告だった。
この日の私には、このやりとりのすれ違いが、ギャグのようで最も印象深かった。

質問者に対する教授の回答は間違いではないのだが、彼は何を聞きたかったのだろう??
それは、ボランティアコーディネーターの養成研修をこうして今日受けに来た意味である。
私も含め、せっかくボランティア活動をしようと思って受講しに来たのに、そんなことを言われてしまっては、がっかりではないか。
それなら、修了証をもらってもしょうがないですよ、と彼は言いたかったに違いない。