2020/05/15

ファッションは、よりシンプルになる

最近は、食事もおやつもすっかり家で手作りである。
外食にも行っていないし、デパートにも行っていない。
デパートはいま、非常事態宣言のため休業中で、デパ地下だけが営業しているという。
定期的に柏高島屋の地下の「今半」で肉を買いたいのだが、デパ地下は混んでいるというので避けていた。

ようやく柏高島屋が営業を再開した。
早速、私はイワキメガネに眼鏡の調整を頼みに行った。
いつもは顔見知りの店長が対応してくれるが、今日は不在で、女性店員に頼んだ。
自粛中、メインの眼鏡のレンズがぽろっと外れてしまい、それを元通りにしてもらって非常に助かった。
まあ、眼鏡はいつ壊れるか分からないので、スペアを最低でも1つは持っておくべきだろう。


洋菓子屋レタンプリュスのバウムクーヘン


洋菓子屋レタンプリュスのバウムクーヘン


その後、デパ地下のケーキ屋「レタンプリュス」でバームクーヘンを買い、「今半」で牛肉を買い、上の階の「ピエールカルダン」に行った。
ピエールカルダンは高島屋の平場より少し単価の高いブティックであるが、私はこれまでたいした買い物をした記憶はない。
たぶん、何点かの服しか買ったことがない。
しかし、どういうわけかスタッフのSさんとは、通りかかると気軽に雑談したり挨拶をする関係になっていた。
今日も客はおらず、しばらく雑談ができた。

とにかく、アフターコロナは生活スタイルが激変するので、ファッションも激変するという話になった。
そうすると、スーツ、ネクタイ、ジャケット、革靴、マフラー、コート、こういったピエールカルダンの扱う商品も売れなくなるだろう。
ファッションは、よりシンプルになる。
これからも、今よりさらにファストファッションの時代となるのである。
銀座に旗艦店を持つ多くの高級ブランドブティックも、今後はその多くが淘汰されるのだろう。
もっとも、何事にもこだわらない気さくな性格のSさんにとって、そういうことはあまり深刻な問題ではないのかもしれない。
今年で70才になるというSさんは、今日もおしゃれなジャケットとネクタイでキメていた。
自分の時代はもう終わったと言いたげでもあったが。

まあ、Sさんは人柄がよく、話好きなのである。
若い頃のしょうもない話も聞いたし、なるほどと思うような話も聞いた。
なので、せっかくだから定年退職の時に何か贈り物(授業料)でもあげようかと思うのだが、かえって簡単な物がよいのかもしれない。
あるいは、お祝いの言葉だけで十分、いやいや、お中元もお歳暮も、もう時代遅れであるから贈り物の習慣など、ばかげているのかもしれない。
贈り物なんて送り主は執念深く覚えているが、受け取った方は忘れるものだ。
感謝の気持ちを込めてプレゼントを送る、そんな「しきたり」すら、特別な場合を除いてはもう時代遅れ、とにかくこれからは、何事によらず「シンプルな時代」になると思うし、それでもいいと思う。