今から1ヶ月前、10月4日のお昼時。
私は、昭和女子大学の学食にいた。
入口の食券売場で、何を食べるか悩んでいた。
こないだはラーメンを食べたが、今日は何を食べようか(*'ω'*)ウーム
私は、そばうどんにしようか、カレーにしようか迷ったが、カツカレーを選んだ。
唐揚げの載っているそばよりは、カツの入っているカレーの方がおいしそうだと思ったからだ。
この日は土曜日で、学食は空いていた。
私は、テーブル席に座り、カツカレーを食べた。
このカツカレー、いかにも学食らしい見栄えだが、結構、おいしかった。
食べながら、私は、手元の本(ビジネス新書)を開いた。
今朝、取手のくまざわ書店で買ったものだが、先ほどまで、電車内で読んでいた。
読みやすい本なので、電車内で、ほとんど読み終えてしまったが。
「祖父母の品格」。
本書は、昭和女子大学の総長で、大作家の坂東眞理子先生の近著である。
帯に書いてあるが、「女性の品格」(2006年)は、300万部以上売れた。
ミリオンセラー「女性の品格」から約20年たち、著者も読者も約20歳、年を取った。
そのため、今回は「祖父母の品格」というタイトルになったわけである。
私は、「女性の品格」も読んだが、今回の本も非常に面白かった。
また、帯に興味深いキャッチコピーが書いてあり、私はこれがちょっと気になった。
良識ある接し方は、大事だという。
良識ある接し方で、純情な子供(孫)の未来は、変わる。
そのとおりだと、私も思う。
しかし、純情ではないオトナの世界では、良識ある接し方をしても、変わらない人がたくさんいるのも事実なのだ(*'ω'*)ウーム
居心地の良い椅子で、資料を読んでいるうち、眠くなってきた。
午後2時から、坂東先生の本書の出版記念イベントがあるのだ。
私は、図書館を出ると、階下の自販機で、濃いお茶を買い、会場へ向かった。
出版記念イベントのタイトルは、「祖父母の品格」刊行記念・祖父母世代とその予備軍が知っておきたい大切なこと。
坂東先生の講演は、1時間半ほどで、いつものようにテンポよし、内容よしの面白い講演だった。
聴いている方は、まったく苦痛ではない。
しかし、喋っている坂東先生は、今年で80歳。
うちのママ殿と同い年だが、実に、お元気である。
ただし、長時間の講演は、結構、体力を消耗するのではないか。


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