今年5月のことだ。
東京のパレスホテルで、WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)の定例のイベントがあった。
購読者向けのイベントで、ランチビュッフェ付きの基調講演がある。
私は、このイベントに参加するため、久しぶりに、皇居近くのパレスホテルに行った。
東京駅には、11時過ぎに到着した。
パレスホテルの最寄駅は地下鉄の大手町駅で、東京駅から歩くと、少し距離がある。
地下道を歩いて行けるが、私は、表通りを歩いた。
彼は、忙しいので来れないと、私に言っていたはずだが、予定変更となったようだ。
彼はご機嫌であった。
どうやら仕事がうまくいっているようである。
私は、顔の広い彼のおかげで、いろいろな人と挨拶ができた。
ただ、料理をつまみながら、参加者どうし、名刺交換をしたり、話したりするが、異業種交流会のようなものではない。
購読者どうし、軽い挨拶と情報交換をして、今後の状況を話す程度である。
司会者から、そろそろ講演が始まるので、着席するようにいわれ、私たちは、用意された椅子に座った。
講演のタイトルは「貿易新時代」。
登壇者は3名で、WSJの記者2人と、日銀の元審議委員で現在は慶應義塾大学教授の白井さゆり先生である。
講演は、記者2人が話題をふって、白井先生が専門家として答えるトーク形式で進んだ。
前半の話題は、トランプ大統領の関税政策だった。
基本的に、私たちは米国に依存している以上、米国のやり方を理解し、寛容になる努力をする必要があるとのこと。
後半は、日本の金融政策に話が及んだが、当時の内容であり、現在とは状況が異なるかもしれない。
だいたい次のような話があった。
・現在、インフレ率は、3.6%程度「も」ある
・この状況では、「早期に」利上げをする必要がある
・「いま」利上げしなければ、いつ利上げするのか
いや、この時から半年以上経過したが、状況はほとんど変わっていないか。
ホテルを出たのは、2時過ぎだった。
だいぶ暑くなってきたので、帰り道は地下に入り、ギャラリーロードを歩いた。
行幸地下ギャラリーというのだが、大手町(皇居方面)と丸の内の改札の間に、広々とした地下道がある。
いつも、ここで写真展をやっている。
ギャラリーロードは人通りが少なく、足を止める人をほとんど見かけないが、それでも、たまには足を止め、作品をじっくり眺める物好きもいるのだ。
そう、私である(*'ω'*)!!
私は、いつも目の前のものを単にスマホで撮るだけの、写真のドシロウトである。
しかし、そんな私でも、それっぽい写真を、たまたま撮れることがある。
先ほどの写真を見て、私は、かつてのブログ記事を思い出したのだ。
下の写真は、私のお気に入りの写真である。
以下、2024/6/6「アートの世界に逃れる?」より。
銀座三越の交差点。
10時を過ぎると、ガラガラだ。
会社帰りと思われる男女のカップルが、タクシーを止め、乗り込んだ。
これから、2人は、ホテルかどこかに行くのだろうか。
私は銀座線に乗るために、地下への階段をおりた。
不自由で息苦しい関係から逃れたい場合、愛し合うふたりは、どうすればいいのか?
もちろん、過激な選択肢は避けた方がいい。
ゆるやかで平和な選択肢のひとつ、それがアートだ。
ともに、アートの世界に逃れる。
すると、自分の物差しを自分で作れる、自由で心地よい、ご機嫌な恋人のできあがりだ。
つまり、愛とはそのようなもので、アートの世界には愛の秘密があるのではないだろうか。

これは、出版元の生活の友社から、著者の私に送られてきたものだ。
私の書いた記事が、アート誌「美術の窓」視点(コラム)に掲載された。
9月号、10月号、11月号の全3回の短期連載。
興味のある方は、バックナンバーをお買い上げいただき、ぜひ、読んでください(リンク)。


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