2022/09/05

テクニカルアナリスト国際資格受験対策オリジナル本試験予想問題(2)

2022年、テクニカルアナリスト国際資格受験生向けの特別企画。
当たるも八卦当たらぬも八卦ですが、私のオリジナルの本試験予想問題です。
去年の受験の時に使った自分の資料をもとにして作成しています。
受験生のみなさまの勉強の一助となれば幸いです。
実は私の予測は、わりと当たります!!
当たらないのは相場予測くらいなもので、、、(≧∇≦)キャー

使い方は簡単♪♪
ブログ記事をコピペする⇒ワードに貼り付ける⇒PDFファイル化⇒コンビニなどで印刷する⇒暗記または書く練習に使ってください。
なお、ーーーーーで改ページをすると使いやすくなると思います。

誤字脱字、内容の疑問質問等、何か気になることがあれば、プロフィールページよりご連絡ください。

参考文献は、日本テクニカルアナリスト協会の受験講座の教科書のほか、「先物市場のテクニカル分析」(ジョン・J・マーフィー著、日本興業銀行国際資金部訳、きんざい)、「テクニカル分析大全」(日本テクニカルアナリスト協会編、日本経済新聞社)。

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(予想問題5)
一目均衡表の好転の解釈を説明せよ。
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重要度C
難易度B

<答案例>

一目均衡表は以下の5つの指標で構成される。

・転換線=(過去9本の高値+安値)÷2
・基準線=(過去26本の高値+安値)÷2
・先行スパン①=(現在の転換線と基準線)÷2の数値を26本先にずらして表示したもの
・先行スパン②=(過去52本の高値+安値)÷2の数値を26本先にずらして表示したもの
・遅行スパン=現在の終値を26本前にずらして表示したもの

一目均衡表の好転は4つある。

①転換線✖基準線の好転
転換線が基準線を上抜くこと、かつ、基準線が上向きであること。これは短期的な買いサインである。

②遅行スパンの好転
遅行スパンが株価を上抜くこと。この好転を考案者の一目山人は非常に重要と言っている。遅行スパンは終値のみをプロットした線であり、現在の価格が26本前の価格を上抜いた場合、25本の単純移動平均がそこから上向きとなったことを意味するのである。そのため、これは25本のモメンタムの0%を上抜いた場合と同じことである。少なくとも短期的には買いサインである。

③先行スパンの好転
株価が先行スパン②を上抜くこと、いわゆるクモのブレイクアウト。先行スパンは長期トレンドを示すもので、そこをブレイクアウトしたということは長期トレンドの転換を示唆する。長期的な買いサインである。

④三役好転
①~③の3つの好転がそろった場合を三役好転という。強い上昇相場である。一目均衡表は相場状況がひと目で分かることを目指したテクニカル分析であり、その意味で三役好転は最も分かりやすい、シンプルな一目均衡表の強い買いサインであると思う。
以上

※問われているのは解釈である。買いサインなのか売りサインなのかを明確に答える必要がある。また、強い買いサイン、短期的買いサインなどのように、買いサインにも程度があるが、それも答える必要がある。


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(予想問題6)
ギャップの意義について、トレンドと関連付けて論ぜよ。
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重要度B
難易度A

<答案例>

ギャップとは窓とも呼ばれるもので、チャート上、価格が飛んだ部分である。例えば、前日終値が500円、本日始値が510円なら、その間がギャップである。
ギャップは4つに分類される。
 
まず、common gap。これは通常、分析対象外である。流動性不足などで発生するものにすぎないからである。
次に、breakaway gap。重要なチャートポイント、例えばダブルトップのネックライン割れや、200日移動平均割れなどのチャートポイントで発生することがある。価格が飛んでブレイクアウトしたのであれば、そちらへ相場が勢いづいていくことが予測される。なので、トレンドと強く関係しているギャップといえる。
さらに、runaway gapもある。これはトレンドの勢いが強まってトレンド方向に発生するものであるが、トレンドの結果、あるいはトレンドのあらわれ、ということができる。
もっとも、exhaution gapというものもあり、ギャップを作ってトレンド方向に走ったのに、その後、反転してギャップを埋めるようならば、天井や底を形成したと考えられる。例えばアイランドリバーサルがその典型である。

ロウソク足の線組でも、ギャップは重要な意味を持つ。①酒田五法の三空、②包み足、③カブセ足、あるいは④アイランドリバーサルといったロウソク足の出現パターンは、いずれもギャップを伴うものだが、②③④は相場がこれまでとは反対方向に動きやすい、その兆候と解釈されている。
以上

※ギャップについての説明は、「先物市場のテクニカル分析」(ジョン・J・マーフィー著、日本興業銀行国際資金部訳、きんざい)の記述をもとに書いています。
※単にギャップの説明をするだけではなく、トレンドと関連付けて説明するのがむずかしいかもしれません。


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(予想問題7)
上昇トレンドラインと下値支持線の異同を論ぜよ。
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重要度A
難易度B

<答案構成例>

上昇トレンドラインについて。上昇相場の最安値、途中の押し目の安値どうしを結んで引いた斜めの線である。価格がこのラインを一度も割っていない場合、上昇相場はこのラインで反発する可能性が高い。このラインをブレイクアウトしてしまうと、上昇相場は黄色信号(先行き不透明)となる。しかし、これをもって上昇相場が終了して下落相場に転換したと断定するのは妥当ではない。

下値支持線は、上昇相場の押し目の安値の価格のことである(あるいはその価格に対する水平線のこと)。上昇相場はこのサポートでいったん反発する可能性が高い。しかしブレイクアウトしてしまうと、安値更新の売りが殺到するなどして相場が大きく下がることもあり、注意が必要である。いったんこのサポートを割ると、今度はサポートがレジスタンスとなり、上値をおさえるのがふつうである(サポートとレジスタンスの交替という)。その根拠については諸説あるが、多くの投資家がサポートの周辺でロングポジションを持っていて、その後は戻ったところの周辺でそのポジションを損切りしたがるからである(いわゆるヤレヤレ売りといわれるもの)

上昇トレンドラインと下値支持線の同じところ
・上昇相場はともにそのチャートポイントで買い支えられる、反発する可能性が高い
・しかし、割り込んでしまうと上昇相場の継続が危ぶまれる
・割り込んだ後はその周辺が抵抗となり、戻りをおさえこむ可能性が高い

異なるところ
・上昇トレンドラインは斜めの線であるが、下値支持線は水平線である
・したがって、上昇トレンドラインは時間の概念を取り入れたもので、時間とともに数値が上昇するのだが、下値支持線は同一の価格のままである
以上


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(予想問題8)
テクニカル分析において、トレンドとは何か、トレンドを分析するのはなぜかを説明せよ。
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重要度A
難易度B

<答案例>

トレンドとは相場の方向性、傾向のことで、要するに、上に傾いた相場は上昇トレンドということ。安値切り上げ高値更新の相場は上昇トレンド、高値切り下げ安値更新の相場は下落トレンドであるが、一般的にはチャートに次のようなものを描画してトレンドを把握する。

・トレンドライン=上昇トレンドなら起点となる安値~押し目の安値を結んだ線
・チャネルライン=トレンドラインとその平行線の2本を描き、川の流れのようなものを作る
・移動平均、一目均衡表などのトレンド系のテクニカル分析指標

時間的には、トレンドは、①長期トレンド、②中期トレンド、③短期トレンドの3分類で把握するのが一般的である。チャールズダウはそれぞれ、①メジャートレンド、②修正トレンド、③マイナートレンドと呼び、①を重視していた。

トレンドを分析するのはなぜか。
投資家にとってトレンドは収益機会そのものだからである。上昇トレンドなら買うと利益が出やすいし、売れば損をしやすい。トレンドに乗るというのが取引のコツなのである。したがって、投資家は誰しも、現在のトレンドを知りたいのである。
なお、ファンダメンタルズ分析は理論価格を求めるものであり、現在の価格が理論価格に対して割安か、割高かという点は分かるが、トレンド分析はテクニカル分析のほうの役目である。ある意味、トレンド分析はテクニカル分析において最も重要な分析目標ではないだろうか。
以上