2021/04/17

司法書士試験の直前の勉強法

司法書士試験の直前勉強法


<司法書士試験の直前対策>
①択一試験
・民事訴訟法、供託法、会社法、商業登記法、身分法などを優先
・民法(身分法以外)、不動産登記法、刑法は劣後
・民法の改正部分、最新の判例先例のチェック
②記述式
・問題を解く⇒間違えたところキーワードを単語帳などにまとめる⇒覚える⇒問題をもう1度解く
・今さら書店で新しい記述式問題集を購入しないように
③その他
・なるべく多くの答練を受ける
・とにかく暗記を優先する
・論理問題が解けなくても問題ない

こないだInstagramを見ていたら、司法書士試験のハッシュタグ(#)があり、これから追い込みをかける受験生の日記をいくつか眺めた。
司法書士試験は毎年7月に行われる法務省の国家試験だが、ちょうど今が直前対策の時期で、締め切り前のマンガ家のように部屋の机にかじりつく受験生たちも多いことだろう。
ちなみに、マンガ家の大島弓子は、このような締め切り前の厳しい状況を「修羅場」と言っていた。
そういうわけで、今日の記事では珍しく、司法書士試験の修羅場(直前)の勉強法のことを書こうと思う。

まず、択一試験。
範囲がそれほど広くなく、比較的簡単な問題が出る、かつ、設問数の多い科目に集中するのがおすすめである。
民事訴訟法、供託法、会社法、商業登記法、身分法あたりは、問題が比較的やさしいと思う。
直前の勉強の効果が出やすい、点数を底上げしやすい。
これに対し、民法(身分法以外)、不動産登記法は範囲が広く、難解な問題や細かい問題が出るので、大胆な絞り込み、メリハリが重要である。

次に記述式。
問題を解く⇒間違えたところを単語帳などにまとめる⇒覚える⇒問題をもう1度解く、といったことを繰り返すのがおすすめである。
過去問、手持ちの問題集、答練の問題を整理するような感じではないか。
記述式は一定の説明も要求されるが、理論的なことで今さら悩むと勉強が進まなくなるので、そこはワリキリができるかどうかだ。

択一試験、記述式試験のいずれも、受験予備校でなるべく多くの答練を受ける方がいい。
制限時間内に解く、悪戦苦闘して何とか書き上げる、そういうことに慣れないとだめなのだ。
また、判例や学説の見解が提示されて、それに矛盾する、矛盾しないといったことをその場で思考させる論理問題については、これは「論点」を問うものであるから論点のパズルなのである。
しかし、そもそも司法書士試験は論文試験がないから受験生は論点を突っ込んで学んでいるわけではなく、それでも一発合格は余裕でできるんだ、ということを改めて知ってほしい。
以上、簡単だが受験生諸氏のお役に立てれば幸い。